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人間の行動変容に関する基本**医歯薬出版/監修:日本栄養改善学会・編著:武見ゆかり/赤松利恵/9784263720325**

販売価格
2,200円(税込み)
効果的な栄養教育のための理論とモデル
編著
監修:日本栄養改善学会・編著:武見ゆかり/赤松利恵
出版社
医歯薬出版
分野
 
栄養学

数量

販売期間
2022/03/26~
商品コード
9784263720325
発行 2022年3月
サイズ B5 / 22p
ISBN 978-4-263-72032-5
栄養教育の根幹となる「行動変容」の理論と技法を学べるテキスト!

内容紹介
●日本栄養改善学会が全面監修したテキストシリーズ!
●「管理栄養士養成のための栄養学教育モデル・コア・カリキュラム」準拠.
●栄養教育の根幹となる行動変容について,その理論や技法を詳しく解説.
●行動科学や食行動の基本を踏まえたうえで,個人の要因,対人関係,組織づくり・地域づくり,計画・実施に関する理論と概念,栄養カウンセリングの基本を学べる内容.
●栄養教育の流れが理解できるように,セッティングごとに,集団と個別の栄養教育の事例を掲載した,シリーズ第9巻「栄養教育論」と合わせて使用できるように編集.

【目次】
Chapter 1 行動科学と行動変容
1.行動科学の定義と発展の歴史
1)生活習慣改善における行動科学の必要性
2)行動科学とは
3)行動科学の発展の歴史
2.健康教育とヘルスプロモーション
1)健康とは
2)健康教育とヘルスプロモーション
(1)健康教育
(2)ヘルスプロモーション
3.行動科学の理論・モデルの行動変容支援への適用
1)健康行動の種類と特徴
2)健康行動の特徴に合った行動変容支援のモデル
3)重要性と自信への介入
4)複数のリスク行動と行動変容の優先順位の決め方
5)行動変容支援のための3つの視点
Chapter 2 食行動の基本
1.栄養状態の改善と食行動の変容
1)栄養状態の改善と食行動
2)食物の階層構造を踏まえた食行動変容の支援
2.人間の食行動
1)食行動の多様性
2)他の生活習慣と異なる食行動の特徴
3.ライフステージにおける食行動の特徴
1)生涯発達において食行動を見通す視点
(1)人間らしさと共食
(2)食行動の構成要素
(3)食行動の代行
2)ライフステージにおける食行動の特徴
(1)胎児期─誕生までの準備
(2)新生児期─生への指向性
(3)乳児期─単食から雑食へ
(4)幼児期─好き嫌いに影響を与えるもの
(5)学童期─食物選択と食事の状況の多様性
(6)思春期・青年期─食物摂取の簡便化
(7)成人期─生活の変化と食
(8)高齢期─老いとウェルビーイング
Chapter 3 行動科学の理論とモデル
1.社会および環境との関わりを考慮した行動変容の考え方
1)食物選択・食行動に影響するさまざまな要因
(1)生物学的に決定されている素因
(2)食体験による条件づけ
(3)個人的要因
(4)社会的・環境的要因
2)生態学的モデル(エコロジカルモデル)
2.行動変容の基礎
1)食物視点と行動視点
2)行動分析
3)刺激-反応理論
(1)レスポンデント条件づけ
(2)オペラント条件づけ
3.個人の要因に焦点を当てた理論,概念と技法
1)ヘルスビリーフモデル
(1)脅威の認知―罹患性の認知・重大性の認知
(2)利益の認知・障害の認知
(3)自己効力感の認知
2)トランスセオレティカルモデル
(1)準備性
(2)行動変容ステージ
(3)行動変容プロセス
3)計画的行動理論
4)意思決定バランス
5)目標宣言,行動契約
4.対人関係の影響に焦点を当てた理論,概念と技法
1)社会的認知理論
2)セルフモニタリング
3)自己効力感(セルフ・エフィカシー)
4)ソーシャルスキルトレーニング
5)ストレスマネジメント
5.組織づくり・地域づくりに関する理論と概念
1)コミュニティ・オーガニゼーション
(1)コミュニティとコミュニティ・オーガニゼーション
(2)コミュニティ・オーガニゼーションのプロセス
(3)コミュニティ組織
2)セルフヘルプグループ
(1)セルフヘルプグループの背景と分類
(2)ピアサポート
3)グループダイナミクス
(1)基礎科学としてのグループダイナミクス
(2)アクションリサーチとしてのグループダイナミクス
4)エンパワメント
(1)エンパワメントのプロセス
(2)エンパワメント教育
5)ソーシャルキャピタル
(1)ソーシャルキャピタルの定義
(2)政策への応用
6.計画と実施に関する理論と概念
1)プリシード・プロシードモデル
2)ソーシャルマーケティング
3)イノベーション普及理論
4)ヘルスリテラシー
(1)ヘルスリテラシーとは
(2)包括的なモデルにみるヘルスリテラシーの概念
(3)ヘルスリテラシーと健康
5)ナッジ
(1)行動経済学
(2)ナッジ
(3)ナッジの活用法
Chapter 4 カウンセリングの基本と栄養教育への応用
1.栄養カウンセリングとは
1)栄養カウンセリングの意義と特性
2)栄養カウンセリングと心理カウンセリング
3)栄養カウンセリングと行動カウンセリング
4)栄養カウンセリングを行ううえでの態度と倫理
2.カウンセリングの基本
1)クライエント中心の考え方
2)ラポールの形成
3)課題の明確化と目標の共有
3.カウンセリングの技法
1)傾聴
2)受容
3)要約
4)開かれた質問,閉ざされた質問
5)沈黙への対応
4.行動変容を目的としたカウンセリングの応用
1)認知行動療法
2)動機づけ面接法
(1)4つの精神
(2)4つのプロセス
(3)5つの技法
3)栄養カウンセリングへの応用
(1)初回カウンセリング
(2)2回目以降のカウンセリング
5.グループカウンセリング
1)グループカウンセリングとは
2)グループカウンセリングの栄養教育への応用
(1)計画
(2)実施
(3)評価