エビデンスで語れない 乳癌診療の極意**中外医学社/岩田 広治(愛知県がんセンター 副院長兼乳腺科部 部長)/9784498160347**

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2,640円(税込み)
臨床30年の経験から伝えたいこと
編著
岩田 広治(愛知県がんセンター 副院長兼乳腺科部 部長)
出版社
中外医学社
分野
 
癌・腫瘍一般

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書籍版 販売期間
2022/06/29~
JANコード
9784498160347
商品コード
9784498160347
発行 2022年6月
判型:A5判 94頁
ISBN 978-4-498-16034-7
患者との意思決定が重要な周術期の乳癌診療,確固たるエビデンスが存在しない転移・再発乳癌診療について,1つの施設に長く在籍する著者だからこそ見えてきた治療の本質.難しい状況に置かれた乳癌患者を目の前にしたとき,トップランナーはいかに考えているかがわかる.理論の組み立て方や患者への寄り添い方について,豊富な実例やセカンドオピニオン症例をもとに紹介する.

【目 次】
周術期乳癌診療への想い
1)正しく乳癌と診断するために ?第一歩は正しい診断?
2)他の疾患も念頭に診断を ?乳癌以外の疾患も知っておこう?
3)乳癌の発生について
4)究極の二者択一 ?全摘or部分切除?
5)患者さんと医療者の予後の見込みには乖離がある
6)Informed consentとshared decision making
7)病人を診る
8)多様性を尊重して

転移・再発乳癌診療への想い
1) 乳癌がなぜ再発するのか
2) 再発が起きる前に ?初期治療の段階で?
3) 治る再発と治らない再発
4) 転移・再発した患者さんへの説明
5) 今後の見通しと治療開始時の戦略
6) 具体的な治療戦略
7) 治療変更のタイミングと薬剤
8) 患者さん・家族との外来での接し方
9) 医師はソムリエ,野球の監督の素質が大切
10) 患者さんは何を望んでいるのか
11) あきらめない気持ち
12) 治ったかもしれないケース
13) 治験とは
14) 民間療法
15) がんの気持ちになって考える
16) 最期の時をどう迎えるか
17) 患者さんの声
18) セカンドオピニオン症例

column
1 針生検をしたらすぐに手術は都市伝説
2 マンモグラフィの石灰化はがん細胞の死滅した痕跡
3 がん細胞の周囲の正常乳管上皮細胞もなぜがん化するのか?
4 オカルト乳癌の新考察
5 がんは毎日発生しているわけではない
6 乳癌細胞も生まれた場所に帰る?
7 Life threateningとは
8 再発治療の3つのP