OT評価ポケット手帳 第2版**ヒューマンプレス/濱口 豊太/9784908933387**

販売価格
2,970円(税込み)
編著
濱口 豊太
出版社
ヒューマンプレス
分野
 
リハビリテーション技術

数量

販売期間
2022/07/25~
商品コード
9784908933387
発行 2022年7月
判型:B6変型判 360頁
ISBN 978-4-908933-38-7

編集:濱口 豊太
著者:今西 里佳 / 間宮 靖幸 / 鈴木 誠 / 鈴木 貴子 / 小池 祐士
?? 石岡 俊之 / 笹尾 久美子 / 小泉 浩平 / 滝澤 宏和 / 薄木 健吾
?? 高橋 里奈 / 久保 匡史 / 天野 良文 / 浅見 正人 / 成田 大地
?? 田坂 翔太 / 山本 禎 / 水村 祥 / 坂本 大悟
作業療法の金字塔的お守りが最新の評価を加えてリニューアル!!

「作業療法は,評価に始まり,評価に終わる」と誰が述べたか不明だが、その訓辞は今も語り継がれている。そのため「評価など,すべて覚えて当然だ」という考えがいまだに続いている。この思考は、21世紀の臨床・実習に即しているのか?自信のない評価を行うほうが、大問題だ。覚えていなければ,サッと確認し、キチッと評価できたほうが、その後の治療等へスムーズに介入できるのではないだろうか。
この問題を解決する手段として、①いつもポケットに持ち歩けて,②困った時に手が届き、③すぐにポイントとコツがわかる、をコンセプトに生まれたのが本書である。特に項目の選定には、良く遭遇する疾患を想定し、多角的な視点から絞り込み導いた評価200を厳選。早速ポケットに忍ばせ、目まぐるしく回る現場でぜひ活用してほしい。

【本書の特徴】
・ガイドライン改訂に合わせて各疾患に必要な評価をプラスし,ROM 測定・MMTなどは最新版に統一。
・臨床現場においてスタンダードな作業療法評価,検査データ,運動中止基準,離床開始基準,
医療機器設定などをまとめた,ポケットに入る(持ち歩ける)ガイドブック
・若手OT・学生が評価および治療を効率的に,また安全に実施が可能。
・単なる資料集ではなく,経験豊富な専門家の視点・コツを記載。
・360ページのボリュームなのに、厚さが僅か1cmという薄さ。

【目 次】
第Ⅰ部 共通評価
第1章 身体検査
1.情報収集
2.国際生活機能分類(ICF)と国際障害分類(ICIDH)
3.リハビリテーション栄養
4.METs表(Metabolic Equivalents)
5.形態測定
6.関節可動域検査
7.感覚検査
8.疼痛の評価
9.反射検査
10.姿勢反射検査
11.筋緊張検査
12.徒手筋力検査(MMT)
13.協調機能検査(運動失調)
14.Short Physical Performance Battery(SPPB)
15.Performance Status(PS)
16.身体活動能力質問票SAS(Specific Activity Scale)分類

第2章 意識・心理検査
1.意識障害(JCS・GCS)
2.時計描画テスト(CDT)
3.認知症検査(HDS?R・MMSE)
4.鎮静スケールRASS(Richmond Agitation?Sedation Scale)
5.CAM?ICUフローシート(Confusion Assessment Method for the Intensive Care Unit flow
?sheet)

第Ⅱ部 疾患別評価

第1章 神 経
A.脳卒中
1.modified NIH Stroke Scale(NIHSS)
2.Brunnstrom Recovery Stage(BRS)
3.SIAS(脳卒中における包括的な評価)
4.Fugl?Meyer Assessment(FMA)
5.modified Rankin Scale(mRS)
6.modified Ashworth Scale(MAS)
7.脳領域の機能と症状(簡易版)
8.CHADS2スコア
B.高次脳機能障害
1.Japanese version of Montreal Cognitive Assessment(MoCA?J)
2.失語の把握
3.半側空間無視検査(CBS)
4.行動無視検査(BIT)
5.注意および遂行障害検査(TMT)
6.日本版BADS 遂行機能障害症候群の行動評価(BADS)
7.レーヴン色彩マトリックス検査(RCPM)
8.コース立方体組み合せテスト(Kohs Block Design Test)
9.ウェクスラー成人知能検査Ⅳ(WAIS?Ⅳ)
10.失行の分類
11.標準高次視知覚検査(VPTA)
C.神経筋疾患
1.Hoehn?Yahrの重症度分類
2.unified Parkinson’s disease rating scale(UPDRS)
3.ALS機能評価スケール改訂版(ALSFRS?R)
4.厚生労働省が定めるALSの重症度分類
5.重症筋無力症(MGFA)Clinical Classification
D.脊髄損傷
1.ASIA(American Spinal Injury Association)分類
2.Frankel分類と改良Frankel分類
3.座位評価(ISMG)
4.Zancolli分類

第2章 運動器
A.上肢の運動器障害
1.手指の外傷患者の関節可動域
2.母指対立機能の評価表
3.指屈筋腱機能の評価表
4.指伸筋腱機能の評価表
5.Stricklandの評価基準
6.槌指の機能評価(蟹江の評価基準)
7.手関節障害の機能評価表
8.手関節障害の機能評価(Cooneyの評価法の改変)
9.橈骨遠位端骨折の治療成績評価基準
10.手根管症候群質問票?日本手の外科学会版(CTSI?JSSH)
11.Kienb?ck病の成績判定基準
12.Kapandjiの対立・反対立テスト
13.NOMA手・上肢機能診断
14.上肢障害評価表(DASH)
15.HAND20(上肢機能評価)
16.Mayo Elbow Performance Score(MEPS)
17.Patient-Rated Elbow Evaluation?The Japanese Version (PREE?J)
18.Neer分類
19.有痛弧(Painful Arc Sign)
20.ドロップアームテスト
21.エンプティーカンテスト
22.リフトオフ(Lift Off)徴候
23.指椎間距離
24.クランクテスト
25.ノーウッドテスト
26.サルカスサイン
27.ニアーのインピンジメントテスト)
28.ホーキンス?ケネディのインピンジメントテスト
【Web版】
29.肘機能スコア
B.下肢の運動器障害
1.トーマステスト(Thomas Test)
2.エリーテスト(Ely Test)
3.大腿骨頸部骨折の分類(Garden分類)
4.大腿骨転子間骨折の分類(Evans分類)
5.Oswastry腰痛特異的QOL質問票(ODI)
6.Roland?Morris障害質問票(RDQ)
7.ロコモティブ・シンドロームの評価(ロコモ度テスト)
8.下肢伸展挙上テスト(SLRテスト)
C.体幹の運動器障害
1.椎体骨折評価基準
2.脊柱側弯
D.上肢切断
1.断端の上肢長・前腕長
2.上腕義手・肩義手の適合評価
3.前腕義手の適合評価

第3章 循環器
A.心臓の生理機能
1.心拍数(脈拍数)
2.血圧測定
3.心音
4.リスクの層別化(AHA exercise standard)
B.大血管と心機能障害分類
1.NYHA(New York Heart Association)心機能分類
2.うっ血性心不全の診断基準(Framingham Criteria)
3.Killip分類
4.大動脈解離の分類(DeBakey分類とStanford分類)
5.Forrester分類
6.Nohria?Stevenson分類
C.大血管と心臓の運動病態
1.心胸郭比(CTR)
2.心電図の基本事項
3.Lown分類
4.代表的な不整脈
5.心筋梗塞部位と12誘導心電図変化
6.冠動脈造影検査(AHA分類)
7.心臓超音波検査(心エコー),左室駆出率(LVEF)の程度分類
8.ペースメーカーペーシング様式(国際ペースメーカーコード)
9.心肺運動負荷試験(CPX)

第4章 呼吸器
A.呼吸器の生理機能
1.呼吸数とパターン
2.打診音の分類
3.聴診音の分類
4.聴診部位
5.肺活量測定(肺気量分画)
6.努力肺活量測定(努力呼気曲線)
7.努力肺活量測定(フローボリューム曲線)
8.酸素解離曲線
B.呼吸器疾患
1.換気障害分類
2.呼吸不全の分類
3.代表的な胸部X線所見
4.胸郭の形態(変形)評価
5.胸郭拡張差の正常値
6.慢性閉塞性肺疾患(COPD)病期分類
7.急性呼吸窮迫症候群(ARDS)診断基準
8.呼吸困難の評価(Borgスケール)
9.COPDアセスメントテスト(CATスコア)
10.修正MRC息切れスケール
11.GOLDによるCOPDの複合的評価
C.人工呼吸器
1.基本的な呼吸器の様式・モード・補助機能
2.人工呼吸器のグラフィックモニター〔従量式換気法(VCV)が一定流量の場合〕
3.非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)の基本モード
4.ウィーニングの開始条件
5.酸素療法
6.ボンベ残量の見方

第5章 精神・発達
A.精神障害
1.行動抑制系・行動賦活系尺度(BIS/BAS尺度)
2.反芻尺度(LARSS)
3.不安・抑うつ尺度(HAD尺度)
4.Profile of Mood States 2nd Edition(POMS2)
5.状態?特性不安尺度(STAI)
6.うつ性自己評価尺度(SDS)
7.統合失調症認知機能簡易評価尺度(BACS?J)
8.Schizophrenia Quality of Life Scale日本語版(SQLS?J)
9.簡易精神症状評価尺度(BPRS)
10.陽性・陰性症状評価尺度(PANSS)
11.精神科リハビリテーション行動評価尺度(REHAB)
12.アルコール再飲酒リスク評価尺度(ARRS)
13.刺激薬物再使用リスク評価尺度(SRRS)
14.精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)
B.発達障害
1.DENVERⅡ?デンバー発達判定法
2.遠城寺式乳幼児分析的発達検査法
3.粗大運動能力尺度(GMFM)
4.日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査(JMAP)
5.日本感覚イベントリー(JSI?R)
6.臨床観察検査
7.フロスティッグ視知覚検査
8.新版K式発達検査2001
9.日本版WISC?Ⅳ知能検査
10.田中ビネー式知能検査
11.日本版K?ABC心理・教育アセスメントバッテリー

第Ⅲ部 日常生活動作評価
第1章 生活機能
A.起居・移動
1.歩行観察
2.10 m歩行テスト(10MWT)
3.片脚立位
4.Functional Balance Scale(FBS)
5.Functional Reach(FR)
6.Timed Up and Go test(TUG)
7.シャトルウォーキングテスト(ISWT)
8.身体機能の残存能力と生活環境整備
9.移動に必要なスペース
10.移動のための福祉用具(車いす・杖・シルバーカー・歩行器・歩行車)
11.電動車いすの運転技能評価(WST)
12.手すりの選択
13.段差解消(上がり框・スロープ・居室間・浴室)
14.建具の種類と動作の特徴(特に戸びら)
15.トイレの環境整備のポイント
B.ADL(全般)
1.Barthel Index(BI)
2.FIM(機能的自立度評価表)
C.摂食・嚥下
1.摂食と嚥下の見方
2.反復唾液嚥下テスト(RSST)
3.改訂水飲みテスト
4.痰の性状一覧
5.食事の福祉用具
D.排 泄
1.排泄日誌
2.便形状(Bristol基準)
3.排泄チェック(症状質問票)
4.排泄の福祉用具と環境
【Web版】
E.整容・更衣・入浴
1.整容の福祉用具と環境
2.更衣の自助具
3.入浴の福祉用具
4.入浴の環境

第2章 予防・介護
1.転倒の評価
2.転倒予防のための住まいの確認
3.徘徊予防のための住宅環境(徘徊感知器)
4.住宅改修のチェックポイント
5.介護保険制度における福祉用具貸与・購入の種目
6.介護保険制度における住宅改修補助

巻末資料
1.生化学検査・凝固検査
2.血液検査
3.尿・一般検査
4.救命処置(BLS)
5.急変時の対応
6.感染対策
7.運動中止基準
8.離床開始基準(意識状態・循環機能・呼吸機能・人工呼吸器・その他)
9.医療機器設定