医動物学 改訂8版**南山堂/吉田 幸雄/978-4-525-17328-9/9784525173289**

販売価格
6,600円(税込み)
編著
吉田 幸雄
出版社
南山堂
分野
 
医動物学(寄生虫)

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書籍版 販売期間
2023/02/16~
JANコード
9784525173289
商品コード
9784525173289
発行 2023年2月
判型:四六倍判 228頁
ISBN 978-4-525-17328-9

【著 者】
吉田 幸雄(京都府立医科大学 名誉教授)
有薗 直樹(京都府立医科大学 名誉教授)
山田 稔 (京都府立医科大学 客員教授)
感染症を引き起こす・媒介する動物を“見て学ぶ”

感染症を引き起こす・媒介する動物について分類・形態から疫学・臨床までを,重要度にあわせて1~2ページでコンパクトに解説.
豊富な写真・イラスト・表が掲載された,“見る教科書”
巻末の練習問題を一新し,国家試験への対策にも対応!

【目 次】
総 論
 Ⅰ.医動物学Medical Zoologyとは
 Ⅱ.生物の分類法と命名法
 Ⅲ.宿主・寄生体相互関係
 Ⅳ.寄生虫の生殖方法および生活史
 Ⅴ.寄生虫の棲息場所および病原性
 Ⅵ.寄生虫感染に対する宿主の反応と免疫
 Ⅶ.寄生虫の感染経路と疫学
 Ⅷ.感染症法の制定と寄生虫疾患および新興・再興感染症
 Ⅸ.寄生虫症の診断と治療に関するコンサルテーション
 
各 論
 Ⅰ.原 虫 類
  1.人体寄生原虫 総論
  2.人体寄生原虫の分類
  3.赤痢アメーバ[A]歴史・疫学・形態・生活史
  4.赤痢アメーバ[B]病理・症状・感染経路
  5.赤痢アメーバ[C]診断・治療
  6.その他の消化管寄生アメーバ,ヒトブラストシスチス
   大腸アメーバ/ハルトマンアメーバ/歯肉アメーバ/小形アメーバ/ヨードアメーバ/ヒトブラストシスチス
  7.消化管寄生原虫の臨床検査
  8.病原性自由生活アメーバ
   Ⅰ.髄膜脳炎を起こすアメーバ
    フォーラーネグレリア/カルバートソンアメーバ/Balamuthia mandrillaris
   Ⅱ.角膜炎を起こすアメーバ
    カステラーニアメーバ/多食アメーバ
  9.ランブル鞭毛虫
  10.腟トリコモナス,消化管内寄生鞭毛虫類
   腟トリコモナス/二核アメーバ/口腔トリコモナス/腸トリコモナス/メニール鞭毛虫
  11.トリパノソーマ科原虫 総論
  12.トリパノソーマ科原虫 各論[A]トリパノソーマ
   ガンビアトリパノソーマ/ローデシアトリパノソーマ/クルーズトリパノソーマ
  13.トリパノソーマ科原虫 各論[B]リーシュマニア
   ドノバンリーシュマニア/熱帯リーシュマニア/ブラジルリーシュマニア/メキシコリーシュマニア
  14.クリプトスポリジウム
  15.戦争シストイソスポーラ,サイクロスポーラ
  16.肉胞子虫
   ヒト肉胞子虫/フェイヤー肉胞子虫/Sarcocystis suihominis/リンデマン肉胞子虫
  17.トキソプラズマ[A]歴史・形態・生活史・感染経路
  18.トキソプラズマ[B]症状・診断・治療・予防
  19.マラリア[A]歴史・疫学,サルマラリア
  20.マラリア[B]生活史
  21.マラリア[C]ヒト寄生4 種マラリア原虫の形態
   三日熱マラリア原虫/熱帯熱マラリア原虫/四日熱マラリア原虫/卵形マラリア原虫
  22.マラリア[D]症状・診断・治療・予防
  23.マラリア[E]血液検査
  24.バベシア,大腸バランチジウム
  25.ニューモシスチス[A]分類・疫学・形態・生活史
  26.ニューモシスチス[B]症状・診断・治療・予防
  27.ニューモシスチス[C]臨床検査
  28.ナナホシクドア
  29.後天性免疫不全症候群(AIDS)
 
 Ⅱ.蠕 虫 類
 A.線形動物
  30.蠕虫類および線形動物 総論
  31.人体寄生線虫の分類
  32.回 虫
  33.ブタ回虫,イヌ回虫,ネコ回虫,アライグマ回虫
  34.幼虫移行症
  35.アニサキス[A]歴史・分類・形態・疫学
  36.アニサキス[B]生活史・感染源・病理
  37.アニサキス[C]症状・診断・治療・予防
  38.蟯 虫
  39.鉤虫[A]形態・生活史
   ズビニ鉤虫/アメリカ鉤虫
  40.鉤虫[B]臨床・検査法
  41.東洋毛様線虫
  42.広東住血線虫
  43.糞線虫
  44.有棘顎口虫,剛棘顎口虫
  45.ドロレス顎口虫,日本顎口虫
  46.バンクロフト糸状虫,マレー糸状虫
  47.イヌ糸状虫
  48.東洋眼虫,回旋糸状虫,ロア糸状虫,メジナ虫
  49.鞭虫,フィリピン毛細虫
  50.旋毛虫
  51.旋尾線虫
 B.扁形動物
 a.吸虫類
  52.扁形動物および吸虫類 総論
  53.人体寄生吸虫の分類
  54.肝吸虫,タイ肝吸虫
  55.横川吸虫
  56.有害異形吸虫,槍形吸虫,肥大吸虫,膵蛭
  57.ウェステルマン肺吸虫[A]形態・生活史・疫学
  58.ウェステルマン肺吸虫[B]症状・診断・治療
  59.宮崎肺吸虫
  60.大平肺吸虫,その他の肺吸虫
   大平肺吸虫/小形大平肺吸虫/佐渡肺吸虫
  61.棘口吸虫
  62.肝 蛭
  63.日本住血吸虫,メコン住血吸虫
  64.マンソン住血吸虫,ビルハルツ住血吸虫
  65.鳥類住血吸虫のセルカリアによる皮膚炎
   ムクドリ住血吸虫/Trichobilharzia brevis/Trichobilharzia physellae
  66.咽頭吸虫
 b.条虫類(付.鉤頭虫類)
  67.条虫類 総論
  68.人体寄生条虫の分類
  69.広節裂頭条虫,日本海裂頭条虫
  70.クジラ複殖門条虫,マンソン裂頭条虫
  71.孤虫症(幼裂頭条虫症)
   マンソン孤虫/芽殖孤虫
  72.無鉤条虫
  73.有鉤条虫
  74.単包条虫,多包条虫[A]形態・生活史
  75.単包条虫,多包条虫[B]臨床・疫学
  76.小形条虫,縮小条虫,瓜実条虫,多頭条虫,有線条虫,サル条虫
  77.鉤頭虫類
 
 Ⅲ.衛生動物
  78.衛生動物 総論
  79.医学上重要な貝の分類と形態
  80.医学上重要な軟体動物
  81.医学上重要な甲殻類
  82.ダニ 総論
  83.ダニの分類およびマダニ
  84.マダニが媒介する疾患[A]日本紅斑熱,野兎病
  85.マダニが媒介する疾患[B]ライム病,重症熱性血小板減少症候群
  86.ツツガムシおよびツツガムシ病[A]歴史・形態・生活史
  87.ツツガムシおよびツツガムシ病[B]臨床・疫学
  88.ヒゼンダニ,イエダニ
  89.ニキビダニ,屋内塵ダニおよびダニアレルギー
  90.蚊
  91.ブユ,アブ
  92.ハ エ
  93.ノ ミ
  94.アタマジラミおよびコロモジラミ(ヒトジラミ)
  95.ケジラミ,トコジラミ
  96.ハ チ
  97.シバンムシアリガタバチ,ゴキブリ,ムカデ,ヒアリ
  98.毒 蛇
  99.ネズミ
 
 Ⅳ.知識のまとめと検査法
  100.人体寄生虫の感染経路のまとめ
  101.人体寄生虫の寄生部位のまとめ
  102.中間宿主または媒介者を有する寄生虫のまとめ
  103.現在の日本における主な寄生虫症の流行要因別分類
  104.人獣共通寄生虫症
  105.主要な寄生虫症に対する最近の駆虫薬のまとめ
  106.糞便からの寄生虫卵検査法
  107.主要人体寄生虫卵図譜
  108.虫卵の大きさ,色,検査法のまとめ
  109.主な寄生虫症における診断検査材料
  110.免疫学的診断,DNA 診断など
  111.寄生蠕虫標本作成法[A]吸虫類,条虫類
  112.寄生蠕虫標本作成法[B]線虫類
 
 Ⅴ.練習問題
  Ⅰ.医動物学全般
  Ⅱ.原虫類
  Ⅲ.線虫類
  Ⅳ.吸虫類
  Ⅴ.条虫類
  Ⅵ.衛生動物