悪性軟部腫瘍取扱い規約 第4版 2023年3月**金原出版/日本整形外科学会/978-4-307-25167-9/9784307251679**

販売価格
7,480円(税込み)
編著
日本整形外科学会
出版社
金原出版
分野
 
癌・腫瘍一般

数量

販売期間
2023/04/08~
商品コード
9784307251679
発行 2023年4月
判型:B5判 148頁
ISBN 978-4-307-25167-9
21年ぶりの改訂! 悪性軟部腫瘍診療に関わる医師必携の1冊

21年ぶりの改訂により最新の情報にアップデートされ、領域横断的がん取扱い規約にて記載すべきとされた内容も網羅している。また、組織型を含む病理診断の項目については特に充実した内容となっており、診断、治療、治療後のフォローアップの方法等については最新の情報も盛り込み教科書的な内容も掲載している。適切な診療、記載法標準化のために必携の1冊である。

I 臨床情報・診断
1.病歴・既往症・治療歴・患者の状態
 A 病歴
 B 家族歴
 C 既往歴
 D 患者の状態
2.血液検査・遺伝学的検査
 A 血液検査
 B 遺伝学的検査
3.画像検査
 A 各種画像診断法の特徴と役割
 B 軟部腫瘍診断の病理学的特徴と画像所見
 C 治療方針への情報提供: 悪性軟部腫瘍の診療方針決定におけるCT、MRI、核医学検査(PET)などの画像検査による評価
4.生検(針・切開・切除)
 A 方法

II 病理診断
1.病理標本の取り扱い方
 A 総論
 B 新鮮手術検体の取り扱い
 C ホルマリン固定
 D 肉眼観察
 E 標本作製
2.診断の流れ
 A 総論
 B 組織形態学的評価
 C 免疫染色
 D 遺伝子解析
3.組織型
 A 脂肪性腫瘍
 B 線維芽細胞・筋線維芽細胞性腫瘍
 C いわゆる線維組織球性腫瘍
 D 脈管性腫瘍
 E 平滑筋性腫瘍
 F 横紋筋性腫瘍
 G 軟骨・骨形成性腫瘍
 H 末梢神経鞘腫瘍
 I 分化方向の不明な腫瘍
 J 骨軟部発生未分化小円形細胞肉腫
4.FNCLCC グレーディング
5.病理学的切除断端評価
6.その他状況に応じて記載する事項
7.生検検体での病理診断
8.病理診断報告書の記載例
9.ICCR データセットについて

III 病期分類

IV 治療
1.手術療法
 A 原発巣の記載
 B 転移巣の記載
 C 手術の時期
 D 手術の種類
 E 合併切除と再建
 F 転移巣手術
 G 部位別手術記載
2.薬物療法
 A 薬物療法の対象
 B 薬物療法の分類と目的
 C 代表的レジメンとその成績
 D 妊孕性温存
3.放射線療法
 A 悪性軟部腫瘍に対する放射線療法の特徴と役割
 B 放射線療法に用いられる放射線とその利用方法
 C 温熱療法(ハイパーサーミア)
 D 対症療法、転移性腫瘍
4.免疫療法
5.治療効果判定(RECIST)
6.合併症の記載
 A 手術療法の合併症
 B 薬物療法の合併症
 C 放射線療法の合併症

V 治療後
1.フォローアップ
 A フォローアップ方法(期間、間隔、画像・血液検査)
 B 晩期障害
2.転帰の記載方法
 A 局所再発
 B 領域リンパ節転移
 C 遠隔転移
 D 生存状態および腫瘍死の区別とその定義
3. 患者のADL/QOL 評価(PS、ISOLS/MSTS、EQ-5D、SF-36)
 A Performance Status(PS)score
 B ISOLS/MSTS score
 C EuroQol 5 Dimension(EQ-5D)
 D MOS Short-Form 36-Item Health Survey(SF-36)

VI 全国骨軟部腫瘍登録
 A 概要
 B 登録の方法
 C 研究利用の方法