リウマチ膠原病診療マスト&ベスト**診断と治療社/藤田 芳郎/978-4-7878-2572-8/9784787825728**

販売価格
8,800円(税込み)
フィジカルアセスメントで追いつめる!
編著
藤田 芳郎
出版社
診断と治療社
分野
 
膠原病・リウマチ

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書籍版 販売期間
2023/06/28~
JANコード
9784787825728
商品コード
9784787825728
発行 2023年6月
判型:A5判 636頁
ISBN 978-4-7878-2572-8

【監 修】
藤田 芳郎(中部ろうさい病院 副院長)
岸本 暢將(杏林大学医学部 腎臓・リウマチ膠原病内科学教室)

【編 著】
滝澤 直歩(中部ろうさい病院 リウマチ・膠原病科)
志水 英明(大同病院 副院長)
本書は,フィジカルアセスメントや病歴聴取をしっかり行って,関節の痛みや臓器障害から,①リウマチ・膠原病を疑い,そして適切な検査をして,②リウマチ・膠原病を診断することの2本柱で構成となっています.また,リウマチ・膠原病疾患に苦手意識のある若手医師や非専門医がリウマチ・膠原病疾患の疑いのある患者を診る際に,スムーズに診断まで進められるアプローチの方法など,すぐに役立つ知識がちりばめられています.

【目 次】
略語一覧
  
1.総論
 1.リウマチ・膠原病診療の考え方
  
2.診断編
 section0:診断への近づき方
  1.リウマチ・膠原病疾患へのアプローチ
  
 section1:痛みから考える
  1.関節痛・関節炎のアプローチ
  2.頸の痛み
  3.肩の痛み
  4.肘の痛み
  5.手の痛み
  6.腰の痛み
  7.股関節の痛み
  8.膝の痛み
  9.足の痛み
  10.全身が痛い
  
 section2:障害臓器から考える
  1.眼病変
  2.皮疹
  3.肺病変
  4.胸水
  5.腎臓
  6.尿の色・量
  7.ネフローゼ症候群か腎炎症候群で腎での異常を疑うとき
  8.ネフローゼ症候群か腎炎症候群以外での異常を疑うとき
  9.肺高血圧症(PH)
  10.心嚢水
  11.中枢神経障害
  12.末梢神経障害
  13.消化器疾患
  14.リンパ節腫脹
  
 section3:不明熱を考える
  1.不明熱の原因になりうる膠原病
  
 section4:検査の考え方
  1.自己抗体の使い方・考えかた
  2.尿検査の診かた・考えかた
  3.検尿の診かた―定性検査と沈渣
  4.腎機能の診かた
  5.画像検査の診かた
  6.関節穿刺の方法・解釈
  7.腎生検を行うべき病態は?
  
 section5:診断をつけにいく
  1.全身性エリテマトーデス(SLE)
  2.全身性強皮症(SSc)
  3.筋炎―皮膚筋炎/多発性筋炎(DM/PM),封入体筋炎(IBM),壊死性筋症(NM)
  4.Sjogren症候群(SS)
  5.混合性結合組織病(MCTD)
  6.関節リウマチ(RA)
  7.血管炎
  8.大型血管炎―高安動脈炎(TA),巨細胞性動脈炎(GCA)
  9.結節性多発動脈炎(PAN)
  10.ANCA関連血管炎(AAV)
  11.多発血管炎性肉芽腫症(GPA)と顕微鏡的多発血管炎(MPA)
  12.好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)
  13.脊椎関節炎(SpA)
  14.リウマチ性多発筋痛症(PMR)
  15.IgG4関連疾患(IgG4-RD)
  16.結晶性関節炎
  17.成人Still病(ASD)
  18.Behcet病
  19.抗リン脂質抗体症候群(APS)
  20.再発性多発軟骨炎(RP)
  21.クリオグロブリン血症
  22.化膿性関節炎
  23.ウイルス性関節炎(PBV19,HBV,HCV,風疹ウイルス)
  24.膠原病で起こる腎疾患
  
3.治療編
 1.薬剤の使い方
  1.ステロイドの使い方
  2.非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の使い方
  3.免疫抑制薬の考え方(ステロイドスペアリング)
  4.薬剤性腎障害
  5.腎障害時の薬剤使用―薬剤投与時のeGFRの正しい使い方
  6.高血圧の診かた・降圧薬の使い方
  7.慢性腎臓病(CKD)の管理
  
Column
 ・フォローアップで診断が変わったケース
 ・皮膚は内臓の鏡?
 ・Rheum-Nephrologyとは―その強み
 ・ステロイドを投与したら多尿になった!?
 ・しびれを訴える患者さんへのアプローチ
 ・膠原病疾患の治療薬に伴う消化管病変
 ・不明熱へのアプローチの変遷
 ・腎生検のトリビア
 ・抗CCP抗体とリウマトイド因子(RF)の位置づけ
 ・こんなときは,膠原病科と腎臓内科との間で意見が異なるかもしれない?
 ・病棟での非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の活躍場面
 ・ステロイドをなぜ減らすべきなのか?
 ・薬剤性腎障害の診断Q&A