消化器外科手術の流儀 トップナイフのロジック&テクニック**金芳堂/手術手技研究会/978-4-7653-1968-3/9784765319683**

販売価格
8,910円(税込み)
編著
手術手技研究会
出版社
金芳堂
分野
 
消化器外科学

数量

販売期間
2023/10/27~
商品コード
9784765319683
発行 2023年10月
判型:B5判 304頁
ISBN 978-4-7653-1968-3

著:手術手技研究会

【編 集】
山崎 慎太郎(国立病院機構・災害医療センター外科/日本大学消化器外科・診療教授)
高山 忠利(日本大学 医学部医学部長・消化器外科教授)
土岐 祐一郎(大阪大学大学院 医学系研究科 外科学講座 消化器外科学 教授)

消化器外科手術のさらなる高みを目指す、すべての術者に贈る手術手技研究会に所属するトップナイフが結集した渾身の1冊

本書では、上下消化管に肝胆膵を含めた、すべての消化器領域をカバーして、各領域のスペシャリストによる手術手技(テクニック)と、それを裏付ける思考過程(ロジック)について詳しくまとめています。

また、各領域ごとに取り上げた内容は、開腹・内視鏡・ロボットなどの術式にかかわらず、いずれも経験豊富な優れた術者である執筆陣が選りすぐった学びの多い(コツやピットフォールに焦点を当てた)ケースばかりを集めています。

果たして消化器外科手術の巧者たちは、術前・術中いかに考えを深めながら戦略を立て、ここぞという時にどのようなアプローチを行い、ときに難航する状況をいかに乗り越えながら手術を成功まで導くのか。

本書には、単なる知識や技術だけではない、それらを日々の経験や修練によって高いレベルにまで向上させた、トップナイフと呼ばれる巧者だけが持ちうる流儀に溢れています。

さらなる高みへ踏み出すための具体的なヒントや道筋の発見にお役立てください。

【目 次】
Part1:食道
 1.根治的化学放射線療法後サルベージ手術の極意
 2.縦隔鏡下食道切除術を汎用性高く安全確実に行うために
 3.胃切除後・胃癌合併食道癌切除後再建法
 4.気道損傷・大動脈出血・再建胃管壊死の対応
 
Part2:胃
 1.食道胃接合部癌に対する鏡視下での経裂孔的下縦隔郭清
 2.腹腔鏡下噴門側胃切除における食道残胃吻合
 3.腹腔鏡下/ロボット支援脾門郭清手技のコツ
 4.ロボット支援下大動脈周囲郭清の手術手技
 
Part3:肝臓
 1.尾状葉肝癌切除の極意
 2.肝がんに対する肝切除-残肝容量不足の克服-
 3.ICG蛍光法を併用したGlisson鞘アプローチによる低侵襲解剖学的肝切除
 4.腹腔鏡下肝切除における出血のコントロールと術中トラブルの対応
 
Part4:胆道
 1.遠位胆管癌に対する膵頭十二指腸切除?膵癌とは何が違うか
 2.肝左三区域・尾状葉切除のコツとピットフォール
 3.胆管を肝門板の高さで切除する“肝門板切除”の適用と手技の実際
 4.右側肝切除における胆管切除限界
 
Part5:膵臓
 1.Mesenteric Approac
 2.腹腔動脈合併尾側膵切除術における工夫
 3.腹腔鏡下膵切除術(膵頭十二指腸切除術)
 4.ロボット支援下膵頭十二指腸切除
 
Part6:結腸
 1.腹腔鏡下結腸右半切除術 -安全なCME/CVLのポイント
 2.横行結腸癌切除の極意-大網癒合を熟知する
 3.体腔内吻合のコツとピットフォール
 
Part7:直腸
 1.ロボット手術の極意
 2.側方リンパ節郭清の治療成績と、質の高い郭清を行うコツ
 3.TaTMEのピットフォール
 4.他臓器合併切除の適応と手技