接着の科学**医歯薬出版/宮崎 真至/978-4-263-46423-6/9784263464236**

販売価格
17,600円(税込み)
補綴装置装着のエビデンス&テクニック
編著
宮崎 真至
出版社
医歯薬出版
分野
 
歯科学 一般

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特集
新刊
販売期間
2023/12/22~
商品コード
9784263464236
発行 2023年12月
判型:A4判変 192頁
ISBN 978-4-263-46423-6

著:Giacomo Derchi・Umberto Campaner
監訳:宮崎 真至

補綴装置装着のための支台歯形成や窩洞形成,接着修復のための材料選択の基礎と臨床まで.
歯科における接着の科学の決定版.

本書は, "Adhesive cementation on natural teeth - Materials and techniques" ( Giacomo Derchi , Umberto Campaner, Edra Spa) の訳書です.補綴治療の最終段階である補綴装置の接着に必要な基礎と臨床,そして症例を提示.歯科治療に欠かせない接着の知識のアップデートを促す書籍です.

●以下,原著の紹介文より
 「補綴装置の材料は?」「その材料の特徴は?」「歯を適切に隔離することは可能か?」補綴修復の最終段階,つまり接着に取りかかる段階では,こうした疑問に適切な答えを出すことが求められます.
 本書では,補綴ならびに保存の専門家が知っておきたい,接着のための材料とテクニックについて記載しています.歯科における接着は複雑な作業であり,習熟したスキルが求められます.その成功は材料の特性についての知識と,その症例にふさわしい材料の選択に左右されます.
 本書は各種材料の特性を詳述し,日々の臨床におけるあらゆる症例にふさわしい接着の手順を示します.

【目 次】
Chapter 1 部分被覆冠の形成
 損傷した歯の機能および審美性回復のための一般的基準
 部分被覆冠のための支台歯形成
  Clinical case 1
  臼歯部における直接修復
  Clinical case 2
  オーバーレイの形成,印象ならびに装着
 結論
 間接修復法における支台歯形成
  Clinical case 3
  硬化象牙質を覆うように支台歯形成して製作されたオーバーレイ
  Clinical case 4
  フィニッシュラインの再設定
 前歯部における部分被覆冠
  Clinical case 5
  審美的ラミネートベニア製作の手順
 支台歯形成
 ポストクラウン
  Clinical case 6
  根管治療後のポストクラウンにおける特異的な症例

Chapter 2 全部被覆冠の形成
 全部被覆冠の支台歯形成
 ガイドグルーブテクニック
  Clinical case 7
  シリコーンインデックスを用いた支台歯形成
 補綴装置に適切であるとともに長期耐久性を付与するための考慮事項
 支台歯形成の種類
 シンプルまたは水平的なフィニッシュラインの形成
 シャンファー
 Column
  Domenico Massironi によって示されたモディファイドシャンファー
 複合したフィニッシュライン
 バーティカルプレパレーション

Chapter 3 間接修復法のための材料
 複合材料
 接着の概念
 コンポジットレジンの進化
 Column
  市販のコンポジットに含まれるメタクリル酸樹脂
 フィラー粒径によるコンポジットの分類
  Clinical case 8
  歯頸部における修復誘導性クリーピングアタッチメント
 重合反応
 歯冠用硬質レジン(技工用コンポジットレジン)
 歯科用セラミックス
 セラミックスの特性
 セラミックスの強化
 セラミックスの分類
 セラミックスの構造と製造過程

Chapter 4 接着の原理原則
 接着システムの種類

Chapter 5 歯質
 歯質
 Column
  歯質の組織学
 補綴用材料
 コンポジットレジン
  Clinical case 9
  インレー

Chapter 6 セメンテーション:材料と臨床の実際
 セメントの性質
 従来型セメント
 レジンセメント
 レジン添加型グラスアイオノマーセメント
 レジンセメントの重合率への影響因子
 まとめ

臨床例
 Clinical case 10
 乳臼歯における2 級修復窩洞
 Clinical case 11
 前歯部における直接修復
 Clinical case 12
 接着技術を用いた歯根外部吸収の総合的マネジメント
 Clinical case 13
 二ケイ酸リチウムを用いたラミネートベニアおよびクラウンによる前歯部の審美的・機能的修復
 Clinical case 14
 “Index Technique”による間接法接着修復