PT・OTビジュアルテキスト スポーツ理学療法学**羊土社/赤坂 清和/978-4-7581-1435-6/9784758114356**
発行 2023年12月
判型:B5判 256頁
ISBN 978-4-7581-1435-6
スポーツ理学療法ならではの考え方がわかる入門書!受傷~競技復帰までの流れが一望できる概要図と図表を多用した解説で,基礎知識がしっかり身につく.具体的な症例も紹介,実践のイメージもつかめる一冊.
【目 次】
● 序
第1章 スポーツ理学療法とは
1.スポーツへの理学療法士のかかわり
2.これまでのスポーツ理学療法の歴史
3.スポーツ理学療法の目的と応用
4.オリンピックにおけるスポーツ理学療法士の育成とレガシー
5.スポーツ理学療法に関連する資格制度
6.関連職種との協働
7.スポーツ理学療法の課題とこれからの取り組み
8.スポーツ理学療法がめざすもの
COLUMN スポーツ理学療法に関連する学会と資格
第2章 スポーツ理学療法の基本的考え方
1.スポーツ理学療法の特徴
2.用語の整理
3.スポーツ理学療法士のコンピテンシー
4.スポーツ理学療法士のコンピテンシーを高めるための取り組み
5.スポーツ理学療法の展望
第3章 肩関節のスポーツ外傷・障害
1.肩関節脱臼
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]肩関節前方脱臼
2.投球障害肩
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]肩峰下インピンジメント
第4章 肘関節のスポーツ外傷・障害
1.野球肘
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]内側型野球肘(右肘関節内側上顆骨端部障害)
2.テニス肘
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]右テニス肘(右上腕骨外側上顆炎)
COLUMN ラケットのグリップ方法の違いによるテニス肘発症のリスク
第5章 股関節・大腿部のスポーツ外傷・障害
1.鼠径部痛症候群
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]鼠径部痛症候群(内転筋関連)
COLUMN 鼠径部痛症状と画像所見
2.ハムストリング損傷
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]右大腿二頭筋損傷(Ⅱ型)
第6章 膝関節のスポーツ外傷・障害
1.前十字靱帯損傷
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]左ACL(前十字靱帯)損傷
2.半月板損傷
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]右内側半月板縦断裂
3.膝蓋腱症(ジャンパー膝)
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]膝蓋腱症
第7章 下腿・足部のスポーツ外傷・障害
1.シンスプリント
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]右シンスプリント
COLUMN
脛骨疲労骨折の治療方針
対外衝撃波治療の適用
サーフェイスによる衝撃負荷の違い
シューズの耐用期間
2.足関節外側靱帯損傷
1)疾患の概要
2)一般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]右前距腓靱帯損傷
COLUMN
足関節捻挫で内がえし捻挫のほうが多い機能解剖学的要因
内がえし捻挫による組織損傷
慢性足関節不安定症(CAI)
外傷後の急性期の治療概念の変遷
足関節捻挫受傷直後の関節不安定性の評価
各種パフォーマンステストの臨床的意義とカットオフ値
第8章 体幹のスポーツ外傷・障害
1.頸部障害
1)疾患の概要
2)?般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]頸椎捻挫
2.腰部障害
1)疾患の概要
2)?般的な理学療法の流れ
3)症例紹介:[症例]腰椎分離症
COLUMN 腰部の安定性