診療放射線技師スリムベーシック 医療安全管理学**メジカルビュー社/福士 政広/978-4-7583-2252-2/9784758322522**

販売価格
4,620円(税込み)
編著
福士 政広
出版社
メジカルビュー社
分野
 
放射線医学・核医学

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特集
新刊
書籍版 販売期間
2023/12/26~
JANコード
9784758322522
商品コード
9784758322522
発行 2023年12月
判型:B5判 188頁
ISBN 978-4-7583-2252-2

編集:福士 政広 / 五十嵐 博

新ラインナップ登場! 診療放射線技師としておさえておくべき医療安全の知識を網羅

診療放射線技師養成校の学生を対象に,平易な文章,多彩なイラスト,臨床を意識した解説で,とっつきやすく,面白く,楽しく学ぶことができるテキスト・シリーズ。学生の目線で高度な内容についてもレベルを落とさず平易に解説。巻頭には「学習到達目標」,項目末には「おさらい」を設け,容易に講義や自己学習の状況把握ができる。
本巻では,ヒューマンエラーや感染対策,一次救命処置といった他職種と共通の内容に加えて,造影剤の取り扱いと副作用対応,被ばく管理,画像検査機器の保守点検,タスクシェアで新たな業務となった静脈路確保とカテーテルの扱いを解説。診療放射線技師としておさえておくべき医療安全の知識を網羅する新しい教科書!

【目 次】
0章 Introduction
 1.Introduction
  1)医療安全管理学
  2)医療安全の基礎知識
  3)放射線検査特有の知識
  4)救急医療

1章 医療安全の基礎知識
 1.ヒューマンエラーの発生要因
  1)医療安全の歴史
  2)診療放射線技師による事故事例
  3)医療事故と医療過誤
  4)医療安全の目的
  5)ヒューマンエラー
  6)ヒューマンエラーの発生要因
 2.医療事故のメカニズムとその防止対策
  1)事故発生のメカニズム
  2)医療の特殊性
  3)事故が発生しやすい環境
  4)特殊性を緩和した防止対策
  5)インシデント・アクシデントを活かした対策
  6)医療事故後の対応
  7)医療安全と危険予知トレーニング(KYT)
  8)今後の医療安全にかかわる取り組み
  9)医師の働き方改革によるタスクシフト/シェア
  おさらい

2章 放射線診療における安全管理
 1.感染対策
  1)感染対策の目的と取り組み
  2)ゾーニング
  3)空調設備と管理
  4)スタンダード・プリコーション(標準予防策)
  5)感染経路別対策
 2.体内インプラント・カテーテル
  1)体内インプラント・カテーテルの安全管理
  2)体内インプラント
  3)カテーテル
 3.造影剤
  1)造影剤の種類
  2)X線検査用造影剤
  3)MRI検査用造影剤
  4)超音波検査用造影剤
  5)副作用発生時の対応
 4.一次救命処置
  1)救命の連鎖
  2)一次救命処置(BLS)の手順
  3)SBAR
 5.被ばく管理
  1)医療放射線防護における2つの原則
  2)診療用放射線にかかわる安全管理体制
  おさらい

3章 検査・治療別の安全
 1.一般撮影・造影検査
  1)放射線業務の安全の質管理マニュアル
  2)検査における基本的な安全管理
  3)一般撮影検査
  4)ポータブル撮影検査
  5)乳房X線撮影検査
  6)歯科撮影検査
  7)造影検査
  8)PDCAサイクル
 2.超音波検査
  1)超音波診断装置の安全性
  2)保守点検
  3)超音波造影剤を用いた検査の安全性
 3.CT検査
  1)CT検査の医療安全管理
  2)CT装置の安全管理
  3)CT検査前の安全管理
  4)CT検査時の安全対策
 4.MRI検査
  1)MRIの特殊性
  2)MRI検査における危険因子
  3)安全に検査を行うために
 5.血管造影検査
  1)血管造影検査の概要
  2)血管造影検査における医療安全の特徴
  3)患者に関する医療安全
  4)メディカルスタッフに関する医療安全
  5)血管造影検査・IVRで起こりうるインシデント事例
 6.核医学検査
  1)核医学検査における医療安全の基本事項
  2)核医学検査前の準備
  3)放射性医薬品等の投与
  4)スキャン
  5)検査終業時の安全確認
 7.放射線治療
  1)集学的治療
  2)がん治療
  3)放射線治療のプロセスと医療安全
  4)手順の標準化
  おさらい

4章 放射線機器の安全管理
 1.医療機器の安全管理体制,医療機器安全管理責任者,保守点検
  1)安全管理のための法的な枠組み
  2)医療機器の管理
  3)医療機関における放射線関連機器等の研修および保守点検の指針 
  おさらい