上肢MRI 読影の一手**南山堂/佐粧 孝久/978-4-525-22241-3/9784525222413**

販売価格
6,600円(税込み)
2708画像からみた定跡
編著
佐粧 孝久
出版社
南山堂
分野
 
整形外科学

数量

特集
新刊
販売期間
2024/04/05~
商品コード
9784525222413
発行 2024年4月
判型:B5判 219頁
ISBN 978-4-525-22241-3

【監 修】
佐粧 孝久(千葉大学大学院 教授)

【著 者】
西川 悟(西川整形外科 院長)
松下 幸男(西川整形外科 診療放射線技師長)

「下肢」「脊椎」に続くシリーズ完結の第三弾

「下肢」「脊椎」に続くシリーズ完結となる「上肢」のMRI画像集.
17万件以上の国内トップクラスを誇るMRI検査数であらゆる整形外科疾患を撮像してきた著者らが,26年間の集大成として培った情報と経験を披露する.病変部と正常像を比較できる構成やスカウトビューで三次元的に画像を把握でき,拡大像にてさらに見やすくした.診断につなげる読影法と2700枚の圧倒的なMRI画像数により読者の経験値を補完する.

【目 次】
各論 Ⅰ  肩関節
 ❶ 腱板断裂
  A.棘上筋腱部分断裂
   ❶ 棘上筋腱内損傷(棘上筋腱板炎)
   ❷ 棘上筋腱関節面断裂
   ❸ 棘上筋腱滑液包面断裂
  B.棘上筋腱断裂
   ❶ 棘上筋腱が主である小断裂
   ❷ 棘上筋腱が主である中断裂
   ❸ 棘上筋腱が主である大断裂
  C.棘下筋腱が主である断裂
  D.肩甲下筋腱が主である断裂
  E.小円筋腱が主である断裂
  F.広範囲腱板断裂
   ❶ 棘上筋腱・棘下筋腱断裂
   ❷ 棘上筋腱・肩甲下筋腱断裂
   ❸ 棘下筋腱・肩甲下筋腱断裂
   ❹ 棘上筋腱・棘下筋腱・肩甲下筋腱断裂(陳旧性断裂)
 ❷ 上方関節唇損傷(SLAP 損傷)
 ❸ 外傷性疾患
  A.外傷性肩関節前方不安定症
   ❶ Hill-Sachs lesion
   ❷ Bankart lesion
   ❸ Bony Bankart lesion
   ❹ HAGL 損傷(下関節上腕靱帯骨頭側剥離損傷)
  B.肩関節後方脱臼
  C.上腕二頭筋長頭腱断裂
  D.上腕骨頚部骨折
  E.上腕骨大結節不全骨折
  F.烏口突起骨端線損傷
  G.上腕骨近位骨端線損傷
  H.肩鎖関節亜脱臼
 ❹ 骨軟骨疾患
  A.退行性病変
   ❶ 変形性肩関節症
   ❷ 変形性肩鎖関節症
  B.上腕骨頭壊死
  C.野球肩
   ❶ リトルリーガーズショルダー
   ❷ 棘上筋腱板炎
 ❺ 炎症性疾患
  A.石灰沈着性腱板炎
  B.拘縮肩
  C.肩峰下滑液包炎
 ❻ 占拠性病変
  A.関節内遊離体
   ❶ 関節ねずみ
   ❷ 滑膜性骨軟骨腫症
  B.腫瘤性疾患
   ❶ 後方関節唇ガングリオン
   ❷ 上腕二頭筋長頭腱ガングリオン
   ❸ 肩鎖関節ガングリオン
  C.三角筋内脂肪腫
  D.骨嚢腫〈単発性骨嚢腫〉
  E.悪性リンパ腫
 
各論 Ⅱ  肘関節
 ❶ 骨軟骨疾患
  A.野球肘
   ❶ 上腕骨小頭離断性骨軟骨炎
   ❷ 上腕骨滑車離断性骨軟骨炎
   ❸ 肘頭疲労骨折
   ❹ 肘頭骨端線離開
   ❺ 上腕骨内側上顆骨端炎
  B.変形性肘関節症
   ❶ 軽度変形性肘関節症
   ❷ 中等度変形性肘関節症(関節内遊離体を認めた症例)
 ❷ 外傷性疾患
  A.上腕骨顆上骨折
  B.上腕骨小頭骨折
  C.上腕骨通顆骨折
  D.肘頭骨挫傷
  E.橈骨頭骨折
  F.橈骨脱臼
  G.尺側側副靱帯損傷
  H.外側側副靱帯複合体損傷
 ❸ 炎症性疾患
  A.上腕骨外側上顆炎
  B.上腕骨内側上顆炎
  C.関節リウマチ
  D.肘頭滑液包炎
  E.異所性石灰沈着症
 ❹ 占拠性病変
  A.関節内遊離体
  B.脂肪腫
 ❺ その他の疾患
  A.肘内障
 
各論 Ⅲ  手・手関節
 ❶ 骨軟骨疾患
  A.変形性手関節症
  B.母指CM 関節症
  C.骨壊死
   ❶ Kienböck 病
   ❷ Preiser 病
 ❷ 外傷性疾患
  A.骨折・骨挫傷・骨端線損傷
   ❶ 橈骨遠位端骨折
   ❷ 橈骨遠位骨端線損傷
   ❸ 尺骨茎状突起骨折
   ❹ 舟状骨骨折
   ❺ 舟状骨骨折(bone imaging で骨皮質の不連続性を認めた症例)
   ❻ 月状骨骨挫傷
   ❼ 三角骨骨折
   ❽ 有頭骨骨折
   ❾ 有鉤骨骨折
   ❿ 豆状骨骨折
  B.腱・靱帯・筋損傷
   ❶ 中指伸筋腱(中央策)損傷
   ❷ 中指PIP 関節橈側側副靱帯損傷
   ❸ 背側骨間筋損傷
 ❸ 三角線維軟骨複合体損傷と類似疾患
  A.三角線維軟骨複合体損傷(近位部損傷)
  B.尺骨突き上げ症候群
  C.尺側手根伸筋腱鞘炎
 ❹ 炎症性疾患
  A.示指骨髄炎と化膿性関節炎の合併例
  B.中指化膿性腱鞘炎
  C.関節リウマチ
  D.de Quervain 病(ドケルバン病)
  E.手根管症候群
 ❺ 占拠性病変
  A.腫瘤性病変
   ❶ 手関節ガングリオン
   ❷ 中指ガングリオン
   ❸ 中指epidermal cyst(アテローム)
  B.腫瘍性病変
   ❶ 母指腱鞘巨細胞腫
   ❷ 示指血管平滑筋腫
   ❸ グロームス腫瘍
 
各論 Ⅳ  上腕・前腕
 ❶ overuse syndrome
  A.上腕骨疲労骨折
  B.尺骨疲労骨折
 ❷ 占拠性病変
  A.猫ひっかき病
  B.神経鞘腫
  C.血管腫
  D.Ewing 肉腫
 
総 論
 ❶ 撮像法の種類と特徴
 ❷ 各部位の撮像プロトコル
 ❸ 解剖とプロトコル
  A.肩関節
   ❶ MRI でみる解剖
   ❷ 撮像プロトコル
   ・1  oblique coronal T2,oblique coronal T1,oblique coronal T2 脂肪抑制
   ・2 oblique sagittal T2
   ・3  axial T2,axial T1,axial T2 脂肪抑制
  B.肘関節
   ❶ MRI でみる解剖
   ❷ 撮像プロトコル
   ・1 sagittal T1,sagittal T2 脂肪抑制
   ・2 coronal T1,coronal T2,coronal T2 脂肪抑制
   ・3 axial T2(T2 脂肪抑制)
  C.手・手関節
   ❶ MRI でみる解剖
   ❷ 撮像プロトコル
   ・1 coronal T1,coronal T2 脂肪抑制
   ・2 axial T1,axial T2 脂肪抑制
   ・3 sagittal T2 脂肪抑制
  D.上腕・前腕
   ❶ MRI でみる解剖
   ❷ 撮像プロトコル
   ・1 coronal T1,coronal T2 脂肪抑制
   ・2 axial T1,axial T2 脂肪抑制
   ・3  coronal T1,coronal T2 脂肪抑制
   ・4 axial T1,axial T2 脂肪抑制