多職種の思考でとらえる臨床実践集**ヴェクソンインターナショナル/道又 元裕/978-4-910689-04-3/9784910689043**

販売価格
3,960円(税込み)
ER・ICU・病棟・在宅 36の場面とチームアプローチ
編著
道又 元裕
出版社
ヴェクソンインターナショナル
分野
 
看護管理

数量

販売期間
2024/04/23~
商品コード
9784910689043
発行 2024年4月
判型:B6判 304頁
ISBN 978-4-910689-04-3

本書は、「患者と家族の意見が対立しています」 「離床が難航しています」など、様々な事例とその課題について、医師・看護師・理学療法士・管理栄養士・医療ソーシャルワーカー・薬剤師 総勢100名超のエキスパートが専門的見解を示します。 普段は別々の場所で働く皆さんがこの1冊の中で集結し、協働しています。

【目 次】
「総論」
 多職種連携による医療とはどういうことか~名ばかりではない真の連携を目指して~
 
各論1:事例でわかる多職種の思考でとらえる臨床実践
 ERにおける多職種連携
 1-1 限られた人員の中で、救命のために協力体制を検討した事例
 1-2 大量服薬した精神疾患患者が入院治療を拒否している
 1-3 精神疾患・精神遅滞を抱えた患者の帰宅支援に難渋した事例
 1-4 脳出血で救急搬送された患者が治療を拒否している
 1-5 深夜に救急車で来院し、入院適応はないが帰宅後の生活が困難と考えられた事例
 1-6 病院前診療から携わった心肺停止患者の事前意見が残されていた
 1-7 父親からの秒力による虐待を疑った事例
 
[押さえておきたい基礎知識]臨床倫理の4分割法とは?
 
ICUにおける多職種連携
 2-1 来院時CPAで気管挿管となったが、その後のSBTがスムーズにいかない
 2-2 大黒柱が人工呼吸器管理に!家族が今後の生活を心配している
 2-3 患者が家族に伝えずに事前意思を残していた
 2-4 急性大動脈解離で短腸症候群」となり栄養管理に苦慮した事例
 2-5 患者と主治医の意見が対立した事例
 2-6 ICU入院後20日以上で、離床が難航している事例
 2-7 リビングウィルの意思と違う結果となり、生きる意志を失くした事例
 2-8 VA-ECMO依存で終末期となった意識のある患者に気管チューブ抜去を検討した事例
 2-9 摂食障害から心肺停止となりECMO導入目的に転院搬送した女児
 
病棟における多職種連携
 3-1 血液透析を嫌がる患者の意思が確認できない状況で治療方針を検討する事例
 3-2 「これ以上苦しむ姿を見たくない」自宅療養を望む患者と、それを拒む家族
 3-3 患者と家族の医療不信が強く、人工呼吸管理下の退院支援に難渋している
 3-4 重度知的障害患者の人工呼吸期間が長期化し、離脱困難になった事例
 3-5 終末期にある間質性肺炎患者の自宅退院に向けた多職種連携
 3-6 患者が認知機能低下によりリハビリを拒否している
 3-7 脊髄損傷がある小児に対するアトピー性皮膚炎の自己管理に向けた介入
 3-8 家族の介護力が不足している状態で在宅療養へ移行となる人工呼吸器装着患者
 3-9 創傷管理に難渋する難病疾患患者の退院支援
 3-10 在宅療養を希望する患者の意向を叶えるのが難しいと思っていた医療チーム
 3-11 頸椎腫瘍(転移)による機能障害を生じた患者と家族への退院支援
 3-12 原因が特定できない苦痛症状によって治療方針が定まらない
 
在宅における多職種連携
 4-1 食道がん術後反回神経麻痺で経口摂取不可と診断された事例
 4-2 脳梗塞後の全失語、胃瘻栄養で在宅復帰困難と判断された事例
 4-3 確定診断がつかない末期がん患者が在宅療養へ移行した事例
 4-4 自尿がなくカテーテル抜去不可と診断された心不全の事例
 4-5 患者の意思とは反した家族の選択への介入
 4-6 DVを受けている強迫性障害を持つ患者と家族とのかかわり方
 4-7 介護サービス中の骨折もあり、患者が治療方針と予後・現状に納得できずにいる
 4-8 家族の介護力が低く、褥瘡感染を繰り返す事例への介入
 
各論2 職種別・わたしが考える多職種連携による医療とは
 看護師編 / 医師編 / 薬剤師編 / 理学療法士編 /臨床工学技士編 / 管理栄養士編