インターベンショナル痛みの治療ガイドライン**文光堂/日本ペインクリニック学会/978-4-8306-2860-3/9784830628603**
発行 2024年6月
判型:B5判 228頁
ISBN 978-4-8306-2860-3
編集:日本ペインクリニック学会 インターベンショナル痛み治療ガイドライン作成ワーキンググループ
日本ペインクリニック学会が総力を挙げて編集!疼痛緩和に関わるすべての医療従事者必見の一冊
エビデンスや推奨はもちろん,治療の概要や方法なども記載された,日本ペインクリニック学会の編集による臨床現場で役立つ一冊.『インターベンショナル痛み治療ガイドライン』『がん性痛に対するインターベンショナル治療ガイドライン』を統合し,すべての痛みに対応した進化版のガイドラインとなった.近年ますます必要とされる状況が増えているインターベンショナル治療に関わる医療従事者必携の内容.
【目 次】
発刊にあたって
利益相反(COI)
はじめに
第1章 総論 非がん性疼痛とがん性疼痛に対するインターベンショナル治療法
Ⅰ 非がん性疼痛
1.頭部・顔面の痛み
2.頸部・肩・上肢の痛み
3.体幹部の痛み(体性痛・内臓痛)
4.腰部・下肢の痛み
5.肛門部・会陰部の痛み
Ⅱ がん性疼痛
1.頭部・顔面・頸部の痛み
2.上肢の痛み
3.胸背部の痛み
4.腹部の痛み
5.腰下肢の痛み
第2章 部位別のインターベンショナル治療法
Ⅰ 共通
1―1.硬膜外ブロック
1―2.がん性疼痛に対する硬膜外ブロック
2―1.神経根ブロック・経椎間孔ブロック
2―2.がん性疼痛に対する神経根ブロック
3.椎間関節ブロック
4―1.後枝内側枝ブロック
4―2.がん性疼痛に対する後枝内側枝ブロック
5―1.トリガーポイント注射
5―2.がん性疼痛に対するトリガーポイント注射
6.関節内注射
7.高周波熱凝固法
8.パルス高周波法
9.ハイドロリリース
10.ボツリヌス療法
Ⅱ 頭部・顔面
1.星状神経節ブロック
2―1.舌咽神経ブロック
2―2.がん性疼痛に対する舌咽神経ブロック
3―1.後頭神経ブロック
3―2.がん性疼痛に対する後頭神経ブロック
4.耳介側頭神経ブロック
5.C2神経根ブロック
6―1.三叉神経節ブロック(ガッセル神経節ブロック)
6―2.がん性疼痛に対する三叉神経節ブロック(ガッセル神経節ブロック)
7―1.三叉神経末梢枝ブロック
7?2.がん性疼痛に対する三叉神経末梢枝ブロック
8.翼口蓋神経節ブロック
9―1.硬膜外自家血注入(硬膜外自家血パッチ)
9―2.がん患者に対する硬膜外自家血注入(硬膜外自家血パッチ)
Ⅲ 頸部・肩・上肢
1.頸神経叢ブロック
2―1.腕神経叢ブロック
2―2.がん性疼痛に対する腕神経叢ブロック
3.肩甲上神経ブロック
4.肩甲背神経ブロック
5.肩峰下滑液包注射
6―1.上肢の末梢神経ブロック
6―2.がん性疼痛に対する上肢の末梢神経ブロック
7.頸椎椎間板注入
Ⅳ 体幹部
1.胸部交感神経節ブロック
2.胸部傍脊椎神経ブロック
3―1.腹横筋膜面ブロック
3―2.がん性疼痛に対する腹横筋膜面ブロック
4―1.腹直筋鞘ブロック
4―2.がん性疼痛に対する腹直筋鞘ブロック
5―1.腰神経叢ブロック(大腰筋筋溝ブロック)
5―2.がん性疼痛に対する腰神経叢ブロック(大腰筋筋溝ブロック)
6―1.肋間神経ブロック
6―2.がん性疼痛に対する肋間神経ブロック
Ⅴ 腰下肢
1.腰部交感神経節ブロック
2―1.下肢の末梢神経ブロック
2―1―1.外側大腿皮神経ブロック
2―1―2.上臀皮神経ブロック
2―1―3.伏在神経ブロック
2―1―4.坐骨神経ブロック
2―1―5.後脛骨・腓骨神経ブロック
2―2.がん性疼痛に対する下肢の末梢神経ブロック
3.椎間板内治療
4.仙腸関節ブロック
Ⅵ 肛門部・会陰部
1.仙骨(硬膜外)ブロック
2―1.不対神経節ブロック
2―2.がん性疼痛に対する不対神経節ブロック
3.陰部神経ブロック
Ⅶ がん性疼痛
1.腹腔神経叢(内臓神経)ブロック
2.下腸間膜動脈神経叢ブロック
3.上下腹神経叢ブロック
4.くも膜下フェノールブロック
5.くも膜下鎮痛法
6.経皮的コルドトミー
Ⅷ ペインクリニックで行われる手術手技
1.脊髄刺激療法
2.硬膜外腔癒着剥離術(スプリングガイドカテーテル)
3.エピドラスコピー
4―1.椎体形成術
4―2.がん性疼痛に対する椎体形成術
5.胸腔鏡下交感神経節切除術
6.経皮的椎間板摘出術(経皮的髄核摘出術)
7.植え込み型薬物送達システム