研修医と指導医のための 在宅医療教育マニュアル**中外医学社/浜田 久之/978-4-498-12012-9/9784498120129**

販売価格
6,380円(税込み)
編著
浜田 久之
出版社
中外医学社
分野
 
臨床医学:一般

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特集
新刊
販売期間
2024/07/17~
商品コード
9784498120129
発行 2024年7月
判型:B6変形 484頁
ISBN 978-4-498-12012-9

【編 著】
浜田 久之(長崎大学病院 医療教育開発センター)
蘆野 吉和(山形県庄内保健所)

研修医にとっても指導医にとっても待望の在宅医療マニュアル!

これから在宅医療を学ぶ研修医はもちろん,これから在宅医療を教える指導医にとっても待望の在宅医療マニュアルが完成しました.在宅医療の基本から,在宅でよく遭遇する症状別・疾患別の対応,多職種連携のコツ,さらには指導・研修方法までを網羅しました.マニュアルでの対処が難しいポイントも,各所に現れる“在宅先輩”が的確なアドバイスをしてくれます.在宅医療のやりがいや面白さを感じられる内容も盛り込み,不安だった在宅医療が“楽しみ”“得意”に変わる一冊です.

【目 次】
はじめに
この本の読み進め方
 
CHAPTER 1 在宅医療実践の基本をマスターする
 1.総論1 準備編
 2.総論2 問診編
 3.診察編
 4.診察後のカルテ記載での注意事項
 5.感染対策編
 6.高齢者を診察するときの注意点:老年医学的視点
 7.高齢者を診察するときの注意点:精神医学的視点
 
CHAPTER 2 在宅医療でよく経験する疾患をマスターする
 1.認知症
 2.褥瘡
 3.フレイルとサルコペニア
 4.転倒と骨折
 5.肺炎(誤嚥性肺炎)
 6.慢性心不全
 7.慢性呼吸不全
 8.慢性肝不全
 9.慢性腎臓病
 10.救急処置(誤嚥 頭部打撲 転倒)
 11.小児難病の在宅医療
 12.神経難病の在宅医療
 
CHAPTER 3 在宅医療でよく経験する症候等に対する対応の仕方を学ぶ
 1.痛みへの対処法(麻薬 末期がん)
 2.呼吸器症状(咳 痰 呼吸困難 胸水 喘鳴)への対処方法
 3.消化器症状(嘔気 嘔吐 便秘 下痢)への対処方法
 4.食欲不振への対処方法
 5.認知症に伴う精神症状への対処方法
 6.不眠への対応
 7.低栄養への対処方法
 8.家族の不安に対処する
 9.関節痛への対処方法
 
CHAPTER 4 在宅医療の教え方(指導者向け)
 1.診療所等で,医学生や研修医を受け入れの際の教育的ポイント
 2.在宅医療で指導医が実践できること
 3.在宅医療研修を運営する上での注意点
 4.外部資金により研修医教育(救急 外来 在宅)を行う運営方法
 5.在宅医療は医学教育のテキストブックだ!
 
CHAPTER 5 在宅医療の基礎知識
 1.在宅医療の制度
 2.在宅医療で知っておくべき多職種連携
 3.ネットワークの構築について
 
CHAPTER 6 ケーススタディー
 1.在宅医療がうまくいかないケースと反省点1
 2.在宅医療がうまくいかないケースと反省点2
 
CHAPTER 7 他の職種の仕事を知る
 1.ケアマネジャーの仕事
 2.訪問看護の仕事
 3.訪問リハビリテーションの仕事
 4.訪問薬剤師の仕事
 5.訪問歯科の仕事
 6.訪問はり・きゅう マッサージの仕事
 7.訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事
 8.医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の仕事
 9.在宅訪問管理栄養士の仕事
 
CHAPTER 8 在宅医療の学びを深めるために
 1.医師のキャリアにおいて在宅医療をどう役立てるか
 2.日本在宅医療連合学会について
 
コラム
 1)僕が在宅医を目指した理由
 2)施設入所中の暴言や危険行動
 3)研修医に知ってもらいたい在宅で看取るということ
 4)在宅医療を目指す医師は,何を勉強すればよいのか?
 5)在宅先輩が教える在宅医療教育をはじめようとする診療所等の先生のためのQ&A
 6)在宅先輩が教えるZ世代への教え方!
 7)在宅先輩が教える医学生や研修医への効果的なワンポイントアドバイス
 8)在宅医療研修を体験して
 9)研修医に知ってもらいたい在宅医療を受ける家族の思い
 10)祖母が受けている在宅医療 イメージと実際の違い
 11)在宅医療研修が研修医に与える影響と在宅医療での高齢者総合指標について
 12)介護福祉士の仕事
 13)ユニバーサル・ホスピスマインド
 14)大学病院と在宅医療
 15)研修医として,在宅医療と救急の両方を通して学んだこと
 
平戸市民病院の地域医療研修
在宅先輩