医療的ケア児等コーディネーター実践テキスト**メディカ出版/大塚 晃/978-4-8404-8454-1/9784840484541**

販売価格
3,630円(税込み)
子どもの発達から読み解く事例・実践プラン集つき
編著
大塚 晃
出版社
メディカ出版
分野
 
小児看護

数量

特集
新刊
販売期間
2024/09/17~
商品コード
9784840484541
発行 2024年9月
判型:B5判 220頁
ISBN 978-4-8404-8454-1

【編 著】
一般社団法人医療的ケア児等コーディネーター支援協会

【監 修】
大塚 晃(一般社団法人 医療的ケア児等コーディネーター支援協会 顧問)
岩本 彰太郎(みえキッズ&ファミリーホームケアクリニック 院長)
谷口 由紀子(社会福祉法人 むそう)

医ケア児と家族に伴走するための実践書!

医療の発展により重症心身障害児とは支援内容が異なる多様な医療的ケア児たち。従来の福祉制度が使えない、成長に伴って適切な生活の場が見つからないなどといった多くの課題がある。それらに対しコーディネーターがまず知っておきたい基本の知識、そして、医ケア児本人と家族の抱える課題にどうアセスメントし、支援していくか事例やプラン例を用いて解説する。

コーディネーターが知っておきたい基本知識と実践時のヒントを盛り込み解説!

コーディネーターに期待される役割、医療的ケア児の6類型とライフステージを見越した個別支援など、 押さえておきたい基礎を解説。
また、どのようにプランを組めばよいのか、迷った際に役立つプラン事例集とともに、アセスメントの基本と実践知識をていねいに解説。

「コーディネーターとして子どもたちのWell Beingのために、どのように活動していけばよいのか?」という問いのヒントになる視点が満載の一冊。

【目 次】
・はじめに
 
導入 あるあるケースから考える コーディネーターの仕事
 ケース1 医療的ケア児等コーディネーターとは?
 ケース2 子どもと家族と出会う大切な退院支援が…
 ケース3 子どもの育ちは無限大
 ケース4 多職種連携をあきらめない!
 
第1章 コーディネーターが知っておきたい基本の知識
 1.医療的ケア児者等コーディネーターに期待される役割
 2.医療的ケア児が増えた背景と対策の過程および、その介護特性
 3.児の状態像
 4.医療的ケア児の6類型とライフステージを見越した個別支援
 5.家族の理解
  1)マルトリートメントの視点から家族をとらえる
  2)主たる養育者(母)のレジリエンスと関連要因
  3)障害受容とは
  4)社会的養護・要保護児童・要支援児童
 6.成長を見通した支援チームの作りかた
 7.市町村を含む地域支援体制の整備
 8.都道府県等における小児等医療体制の基本的概念
 
第2章 アセスメントの基本と実践
 1.医療的ケア児等コーディネーターのアセスメントの視点
 2.事例から読み取るコーディネーターのアセスメント視点と実際[事例]
  1)退院時カンファレンスから家族のスケジュール作成まで
  2)本人を中心とした支援を考える
 3.医療的ケア児と家族への実践プランを考えよう
 子どもの発達から読み解く実践プラン集 ~保護者が就労している場合~[プラン集]
 〈COLUMN〉
 「医療的ケア児支援センターとどう連携していくのか」
 
第3章 よりよい実践に向けて知っておくべき知識
 1.子どもの口腔内を早期から整える
 2.医療的ケア児のコミュニケーションを支援する
  ~テクノロジーを活用した方法
 3.医療的ケア児の働くと社会参加を支援する
 4.子どもの発達を支援するリスクコミュニケーション
 5.伴走型支援における家族支援の実際
 
付録 
 医療的ケアが必要な方の生活や支援で用いられる医療・福祉に関する用語集