診療報酬・介護報酬のしくみと考え方 第8版**日本看護協会出版会/福井 トシ子/978-4-8180-2989-7/9784818029897**

販売価格
4,290円(税込み)
令和8年度改定対応

改定の意図を知り看護管理に活かす
編著
福井 トシ子
出版社
日本看護協会出版会
分野
看護管理

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特集
新刊
販売期間
2026/07/27~2028/03/31
商品コード
9784818029897
発行 2026年7月
判型:B5判 236頁
ISBN 978-4-8180-2989-7

監修:福井 トシ子
編集:小野田 舞

「基本が学べて、わかりやすい」「初学の看護師、管理者にピッタリ!」と好評の入門書!

「そもそも診療報酬・介護報酬とは?」というレベルの基礎知識から、個々の報酬のもつ意味、最新の改定内容まで、わかりやすくまとめた入門書です。
第8版は、令和8年度の診療報酬改定に対応。巻頭の「令和8(2026)年度改定の重要ポイント」で要点を簡潔に押さえ、「地域医療構想」の解説を新たに追加しました。

【目 次】
序章 なぜ、診療報酬・介護報酬を学ぶのか
0-1 2040年ごろをみすえた看護と報酬
  ひっ迫する国の財源と社会保障制度
  報酬改定の意図と国の財源・施策の動向を知る
  2040年をみすえたマネジメントの必要性
  求められる福祉の視点:地域共生社会
  
0-2 医療政策が決まるしくみ
   医療政策とは?
  「思い」から「制度・しくみ」が生まれる
  
0-3 医療政策の変遷
  医療提供体制の変遷
  進む機能分化
  医療保険の変遷と推移
  
0-4 地域医療構想
  地域の実情を踏まえて医療提供体制を整備
  将来の病床の必要量の推計
  2040年をみすえ新たな地域医療構想を検討
  地域医療構想調整会議に市町村が参画
  医療機関機能の報告制度を創設
  構想のガイドラインと進め方
  新たな地域医療構想を踏まえた入院料を創設
  
第1部 基本編
第1章 診療報酬・介護報酬のしくみと考え方

1.社会保険のしくみと考え方
  目的に応じてみんなで少しずつ備える
  社会保険は社会保障の1つ
  病気やケガに備える医療保険
  保険料で賄い、給付する
  「使われるお金」に「出し合うお金」が追いつかない
  社会保険をどうしていけばよいのか?
  国民所得の3分の1が医療・福祉・年金の費用
  
2.保健、医療、福祉の違い
  保健、医療、福祉の違いとは?
  保健、医療、福祉の中身
  
3.医療保険のしくみと考え方
  職業などにより異なる
  医療保険のしくみ
  医療保険のお金の流れ
  支払基金・国保連による請求内容の審査
  
4.保険診療の中身と範囲
  保険証が使えるのはどんなとき?
  保険診療と自由診療
  混合診療の禁止
  医療保険が使える医療とは?
  保険外併用療養費制度:限定的に保険診療との併用を認める
  医療機関は保険者に代わって医療サービスを提供
  中医協:「療養の給付」の中身と価格を決める
  
5.介護保険のしくみと考え方
  介護保険制度とは?
  介護保険と医療保険の違いとは?
  (1)加入者:医療保険は20歳以上 介護保険は40歳以上
  (2)サービスを受けるには認定が必要:「自立支援」という理念
  (3)給付に上限あり:超えた分は自費
  (4)ケアプランを立てるのはケアマネジャー
  (5)地域との結びつきが強い社会保険:保険者は市区町村
  
6.診療報酬のしくみと考え方
  診療報酬とは?
  診療報酬改定:2年ごとに見直す
  診療報酬改定は医療の課題を解決する機会
  医科の診療報酬の構成
  診療報酬の大きな2つの柱:基本診療料と特掲診療料
  外来・入院の報酬算出のしくみ
  “もの”の評価:薬剤と材料
  
7.介護報酬のしくみと考え方
  介護報酬とは?
  介護報酬改定:3年ごとに見直す
  地域区分とサービスの種類により異なる単価
  
8.訪問看護の位置づけとしくみ
  訪問看護とは?
  医療と介護を結びつける
  在宅医療とは?
  医療保険・介護保険から利用が可能
  医療機関や訪問看護ステーションから提供
  訪問看護ステーションの開設・指定
  訪問看護ステーションの運営:サービス提供の流れ
  医療機関勤務の看護師にも必要な訪問看護の知識
  訪問看護の費用の請求
  
9.診療報酬上の入院看護の評価の歴史
   「完全看護加算」の創設(昭和:第2次世界大戦後~)
  「完全看護」から「基準看護」へ
  「看護料」の創設
  「新看護体系」と「新看護補助体系」の創設(平成~現在)
  すべての付添看護の廃止
  「看護料」が「入院基本料」に統合
  7対1入院基本料
  「看護必要度」が7対1入院基本料の算定要件に
  急性期医療・認知症患者受け入れの評価
  新たな入院医療の評価体系の導入
  
第2章 診療報酬・介護報酬の改定の意図・方向性
   ─2040年をみすえた全世代型社会保障へ
10.人生100年時代の到来
  2040年に向かう社会構造の変化
  健康寿命の延伸
  
11.医療政策の方向性と流れ:全世代型社会保障改革へ
  全世代型社会保障改革と後期高齢者の窓口負担の引き上げ
  これからの改革
  
12.持続可能な医療・介護に向けた政策
  医療介護総合確保推進法
  財政支援制度:地域医療介護総合確保基金とは
  基金の対象事業:医療従事者の確保に関する事業
  
13.地域における効率的かつ効果的な医療提供体制の確保
  医療提供体制の基本構造
  地域にふさわしい医療機能と量を提供する:病床機能報告制度と地域医療構想
  入院医療の再編
  在宅医療の推進
  医療におけるICTの利活用・デジタル化への対応
  column:マイナ保険証と医療DX
  
14.報酬の算定と運用が具体的に決まるしくみ
  診療報酬に関連する公的な文書とは?:法令と解釈文書
  告示:診療報酬点数表は算定の骨組み(例:看護補助体制充実加算)
  通知:省令や告示の内容を、より具体的に示す
  疑義解釈(Q&A)を通じて運用に柔軟性をもたせる
  長期間にわたりチェックしてみる
  
15.地域包括ケアシステムから地域共生社会へ
  地域包括ケアシステムとは
  包括的・継続的なサービス提供におけるサービス調整
  病院・診療所と訪問看護ステーションの連携、ケアマネジメント
  2040年に向けて、地域共生社会の実現へ
  地域共生社会の実現に向けたデータヘルス改革

第2部 ステップアップ編
第3章 診療報酬の算定と評価の考え方

16.外来の診療報酬
  初診料
  再診料と加算
  検査
  医薬品:処方料、処方箋料
  外来看護の重要性と評価
  診療所・中小病院の主治医機能を評価:外来医療の機能分化・連携
  地域における療養支援等の確立
  
17.入院基本料と看護配置、入院基本料等加算の考え方
  入院基本料の基本構造
  入院基本料算定の前提となる体制
  入院基本料の種類:病棟や医療機関の機能による設定
  看護配置とは?
  看護配置の算出方法
  平均在院日数
  入院基本料等の統合・再編
  入院基本料等加算
  
18.重症度、医療・看護必要度の考え方
  看護必要度の開発導入の背景
  重症度、医療・看護必要度の見直し:平成18〜令和2年度改定
  調査結果を反映した評価項目と施設基準の見直し:令和4年度改定
  医療機能分化の着実な推進:令和6年度改定
  地域包括医療病棟における入院形態や入院料の設定:令和8年度改定
  
19.DPC、DPC/PDPSの考え方
  医療費の算出:出来高払い方式・包括払い方式
  DPC/PDPSとは:急性期の入院医療に導入された包括払い方式
  「1日あたり」の包括払い方式の考え方
  診断群分類(DPC)の構造とは?
  DPC算定をする施設とは?:DPC対象病院
  DPC算定対象となる病床・患者とは?
  診断群分類(DPC)の報酬の算定
  包括評価額の算出と医療機関別係数
  平均在院日数の短縮とDPC
  PDPS/DPCデータの提出とは?
  DPC/PDPSは生き残りに必須?
  
20 手術点数の考え方
  部位による分類
  点数に含まれるもの・含まれないもの
  施設基準を満たしていることの届出
  子どもの手術には特別増額措置あり
  複数の手術を同時に行う場合
  ロボット支援下手術の拡大
  手術症例の集約化に向けた診療報酬
  
21.処置点数の考え方
  通常使われる衛生材料などの費用は点数に含まれる
  
22.診療報酬上の看護の専門性の評価
  認定看護師・専門看護師・特定行為研修修了看護師の看護技術の評価
  入院医療における評価
  外来における評価:在宅療養継続に役割を果たす
  訪問看護:「地域」に拡がる活動の場
  特定行為研修修了看護師の評価
  専門性評価のための働きかけ
  
23.人材確保と働き方改革
  診療報酬改定による労働環境改善の推進
  看護管理者に求められる役割
  
24.看護補助者に関連する診療報酬
  看護補助者について
  令和6年度改定
  令和8年度改定
  看護補助者に関連する日本看護協会の取り組み
  
25.看護職員の処遇改善
  賃金構造基本統計調査から看護職員の給与を考える
  処遇改善に至った政策の流れ
  令和4年度改定と評価料の導入
  国家公務員医療職俸給表(三)の改正
  ベースアップ評価料の新設
  
26.新興感染症と災害への対応
  感染症の予防と発生時の対応
  大規模災害発生時の対応
  新興感染症や災害発生時に施設基準が守れないときの特例措置
  
27.周産期関連の診療報酬
  診療報酬と妊娠・出産
  周産期医療と診療報酬
  
第4章 地域包括ケアの実現に向けて─在宅療養を支える入退院支援・連携の評価と訪問看護、介護サービス
28.入退院支援と地域連携の評価
  地域連携とは?
  院内完結型から地域完結型医療へ
  ますます高まる地域連携の重要性
  在宅復帰、病床機能連携の促進
  入退院支援や地域連携を評価する診療報酬
  
29.在宅療養支援のための入退院支援・連携の考え方と評価
  退院後の療養生活をみすえた入退院支援・連携
  入退院支援・退院調整と多職種協働
  退院時共同指導料と介護支援等連携指導料
  退院直後の在宅療養支援
   事例:慢性心不全の増悪で入院された患者のケース
   事例:くも膜下出血の患者が退院後に看多機利用に至ったケース
   事例:NICUで気管切開術をした患者が在宅支援病棟を経て退院したケース
  
30 在宅医療における診療報酬
  在宅医療の診療報酬のしくみ
  在宅医療を行う医療機関
  患者の重症度と居住場所
  在宅医療における主な診療報酬
  
31.訪問看護サービスの役割、対象者、報酬
  訪問看護の動向
  訪問看護の利用者(介護保険・医療保険)
  医療保険からの訪問看護
  介護保険からの訪問看護
  医療機関(病院診療所)からの訪問看護
  令和8(2026)年度介護報酬改定
  
32.介護居宅サービスの実際
  介護保険サービスの種類
  各サービスの介護報酬
  短期入所サービス
  居住系サービス
  福祉用具貸与特定福祉用具販売、住宅改修
  介護老人福祉施設
  介護老人保健施設
  介護医療院
  看取りを支えるケア
  医療と介護の連携強化
  地域密着型サービス
  認知症対応型共同生活介護
  小規模多機能型居宅介護
  
33.看護小規模多機能型居宅介護
  看多機の利用しやすいしくみづくり
  共生型サービスの展開