JMPによる医療系のための多変量データ分析**東京図書/内田 治/978-4-489-02352-1/9784489023521**
発行 2024年11月
判型:B5判変形 256頁
ISBN 978-4-489-02352-1
著:内田 治 / 嵜山 陽二郎
医療系へ向けた多変量データ分析について、JMPで《予測》する方法を、理論はわかりやすく、操作はていねいに紹介!
ロングセラーシリーズ、内田治先生のJMP本第4弾! 本書は、データを視覚的/対話的に解析できるJMPを用いた、医療系へ向けた多変量データ分析の解説本。例えば、ロジスティック回帰分析は、質的事象の発生確率を明確に把握できる手法で、血液検査の結果から病気の発生率を予測するときなどに使われる。理論はわかりやすく操作はていねいに紹介する。
【目 次】
第1章 多変量解析の概要
§1 多変量データ
1-1 多変量データとは
1-2 多変量解析の種類
§2 予備的解析
2-1 一変数ごとの解析
2-2 二変数ごとの解析
第2章 回帰分析
§1 回帰分析の基本
1-1 回帰分析とは
1-2 単回帰分析
§2 回帰分析の実践
2-1 重回帰分析の基本
2-2 変数選択
第3章 ロジスティック回帰分析
§1 ロジスティック回帰分析の基本
1-1 ロジスティック回帰分析とは
1-2 単変量のロジスティック回帰分析
§2 ロジスティック回帰分析の実践
2-1 多変量のロジスティック回帰分析
2-2 変数選択
§3 ロジスティック回帰分析の拡張
3-1 多項ロジスティック回帰分析
3-2 順序ロジスティック回帰分析
第4章 生存分析
§1 生存分析の概要
1-1 生存分析の基本
1-2 生存分析の実践
§2 比例ハザードモデル
2-1 比例ハザードモデルの解析
2-2 比例ハザードモデルの拡張
コラム 要因の探索と調整
第5章 決定木分析
§1 決定木分析の基本
1-1 決定木分析とは
1-2 決定木の簡単な例
§2 決定木分析の実践
2-1 回帰の木
2-2 分類の木
コラム 決定木とロジスティック回帰
コラム ロジスティック回帰における完全分離の問題
第6章 多変量分散分析
§1 多変量分散分析の実際
1-1 予備的解析
1-2 多変量分散分析の適用
§2 多変量分散分析の背景
2-1 多変量分散分析の理論的背景
2-2 多変量分散分析における4 つの検定統計量
第7章 主成分分析
§1 主成分分析の基本
1-1 主成分分析とは
1-2 主成分分析の概要
§2 主成分分析の実際
第8章 JMP の手順
§1 各手法の操作手順
1-1 一変量の解析の手順
1-2 二変量の解析の手順
1-3 単回帰分析の手順(例題2-1)
1-4 重回帰分析の手順(例題2-2)
1-5 ステップワイズ法による重回帰分析の手順(例題2-3)
1-6 単変量のロジスティック回帰分析の手順(例題3-1)
1-7 多変量のロジスティック回帰分析の手順(例題3-2)
1-8 ステップワイズ法によるロジスティック回帰分析の手順(例題3-3)
1-9 多項ロジスティック回帰分析の手順(例題3-4)
1-10 順序ロジスティック回帰分析の手順(例題3-5)
1-11 データのグラフ化と要約の手順(例題4-1)
1-12 Kaplan-Meier 法の手順(例題4-1)
1-13 比例ハザードモデルの手順(例題4-2)
1-14 比例ハザードモデルの手順(例題4-3)
1-15 決定木分析(回帰の木)の手順(例題5-1)
1-16 決定木分析(分類の木)の手順(例題5-2)
1-17 決定木分析(分類の木)の手順(例題5-3)
1-18 一元配置分散分析の手順(例題6-1)
1-19 散布図作成の手順(例題6-1)
1-20 多変量分散分析の手順(例題6-1)
1-21 主成分分析の手順(例題7-1)
§2 グラフビルダー
2-1 グラフビルダーの使い方
2-2 グラフビルダーの例
付録1 ポアソン回帰分析
付録2 ロジスティック回帰における完全分離
付録3 ロジスティック回帰におけるカテゴリ併合
付録4 共分散分析と要因の調整