理学療法管理学 第2版**医歯薬出版/橋元 隆/978-4-263-26687-8/9784263266878**

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4,180円(税込み)
編著
橋元 隆
出版社
医歯薬出版
分野
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2024/12/12~
JANコード
9784263266878
商品コード
9784263266878
発行 2024年12月
判型:B5判 208頁
ISBN 978-4-263-26687-8

編著者代表:橋元 隆
編著:石橋 敏郎 / 廣滋 恵一 / 奈良 勲

理学療法管理学を学ぶすべての人に―好評テキストの改訂第2版!

●本書では,理学療法管理学で基本となる職業倫理,組織とマネジメント,職場管理,理学療法業務のマネジメント,教育・キャリアのマネジメント,地域活動のマネジメント,関連制度などについて掲載している.

●臨床現場で働く理学療法士や養成校の教員が,豊富な知識・経験に基づいてわかりやすく解説.

●180点を超える図表を収載し,重要語句はサイドメモにまとめた.

●今回の改訂では全体の構成を見直し,令和6年版理学療法士国家試験出題基準「II 理学療法管理学」に準ずる内容とした.

【目 次】
第1章 管理・マネジメントの概観─理学療法士の視座から─
 1 理学療法士を取り巻く状況
  (1)理学療法士の法律と定義および国際生活機能分類
  (2)理学療法士と管理・マネジメント
  (3)健康の定義
 2 理学療法士と管理・マネジメント
  (1)管理の類似用語の意味と概念
  (2)マネジメントの哲学的原則
  (3)仕事の哲学
  (4)理学療法士の使命

第2章 職業倫理
 1 職業倫理とコンプライアンス(法令遵守)
  (1)医療における倫理観とその背景
  (2)専門職に求められる時代に即した倫理観
  (3)理学療法士に求められる倫理観(道徳観)
  (4)理学療法士の臨床研究における倫理観(ヘルシンキ宣言と利益相反)
  (5)コンプライアンス(法令遵守)
  (6)インフォームドコンセントと自己決定権
 2 職業倫理とプロフェッショナリズム,プロフェッション
  (1)プロフェッショナリズムの概念の成立とその背景
  (2)プロフェッショナリズムの定義
  (3)プロフェッションの概念と定義
  (4)理学療法士の専門性
 3 行動規範とハラスメント
  (1)「規範」とは?
  (2)ハラスメント
  (3)ハラスメント対策
  (4)哲学・倫理学的思考のポイント

第3章 組織とマネジメント
 1 組織とは
  (1)組織とは
  (2)組織構造の種類
 2 組織マネジメント ―ヒト・モノ・経済性の管理―
  (1)組織マネジメント(1):ヒトの管理
  (2)組織マネジメント(2):モノの管理
  (3)組織マネジメント(3):経済性の管理
 3 理学療法士組織とマネジメント
  (1)公益社団法人日本理学療法士協会(JPTA)の活動と関連団体との連携
  (2)国際的な理学療法士組織(内山 靖)
 4 病院組織のマネジメントと理学療法士の役割
  (1)病院組織とは
  (2)医療機能の分化とチーム医療
  (3)理学療法士の役割と部門間連携
 5 理学療法部門のマネジメント
  (1)良好な人間関係を築くために
  (2)労務管理

第4章 職場管理
 1 情報のマネジメント
  (1)診療記録
  (2)書類管理
  (3)個人情報保護
  (4)情報セキュリティ
 2 多職種連携のマネジメント―基本と実践例(院内)
  (1)多(他)職種連携とは
  (2)チーム医療における理学療法士の役割
  (3)多職種連携を支えるコミュニケーション業務
  (4)他職種との業務調整
  (5)他職種とのコンフリクトマネジメント
 3 労働衛生のマネジメント
  (1)労働衛生とは
  (2)健康管理
  (3)環境管理
  (4)作業管理
 4 セルフマネジメント
  (1)セルフマネジメントの必要性
  (2)時間の管理
  (3)ストレスの管理
  (4)感情のコントロール
  (5)健康の管理

第5章 理学療法業務のマネジメント
 1 医療におけるリスクマネジメント
  (1)医療安全
  (2)インシデントとアクシデント
 2 理学療法におけるリスクマネジメント
  (1)患者安全とリスクマネジメント
  (2)理学療法関連のアクシデント事例
  (3)理学療法関連のインシデント(ヒヤリハット)事例
  (4)人的ミス(ヒューマンエラー)の予防対策
 3 感染対策とマネジメント
  (1)医療関連感染(院内感染)
  (2)感染経路
  (3)標準予防策(standard precaution)
  (4)個人防護具(personal protective equipment:PPE)
  (5)手指衛生
 4 機器・設備のマネジメント
  (1)病棟・リハビリテーション室の安全性
  (2)機器の保守点検・配置
  (3)点検時期による分類
  (4)理学療法関連機器等の保守点検

第6章 教育・キャリアのマネジメント
 1 理学療法士教育の歴史
  (1)理学療法士教育の歴史的変遷
  (2)理学療法士の量から質への変換
  (3)「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則」改正の概要
 2 理学療法管理学の学習内容
  (1)なぜ理学療法管理学が必要か
  (2)理学療法の質とは何か
 3 キャリア支援
  (1)キャリアデザインの背景
  (2)キャリアとは,語源・定義
  (3)キャリアデザインとビジョン・目標
  (4)アイデンティティ(実己実現)の定義
  (5)キャリア・アンカー
  (6)仕事意識
 4 生涯学習
  (1)生涯学習
  (2)理学療法士の臨床教育
  (3)日本理学療法士協会の生涯学習制度(登録・認定・専門理学療法士)
  (4)認定・専門理学療法士の更新
  (5)レジデント制度
 5 キャリアアップの実践
  (1)学会・研修会
  (2)大学・大学院
  (3)留学・国際活動
  (4)女性のライフイベントと働き方
  (5)産業理学療法
  (6)パラスポーツトレーナーとしてのキャリアマネジメント(安田知子)

第7章 理学療法管理と教育学
 1 教育とは
  (1)教育原理の理解
  (2)理学療法士を目指す学習者に対する教育のあり方
  (3)理学療法士を養成する教育者の条件
  (4)理学療法士を目指す学習者に対する理想的な教育
  (5)理学療法士を目指す学習者との理想的な関わり方
 2 教育心理学
  (1)教育過程
  (2)学習理論
  (3)記憶
  (4)動機づけ
 3 教授方法
  (1)理学療法士を目指す学習者に対する効果的な教授方法
  (2)専門職を目指す学習者に対する新たな教授方法
 4 教育評価
  (1)教育評価の主体
  (2)教育評価の内容
  (3)教育評価の目的
  (4)教育評価の方法
  (5)教育評価への心理学的影響
  (6)評価結果の活用
  (7)新しい教育評価方法
  (8)教育者の使命
 5 障がい児教育
  (1)特殊教育から特別支援教育への移行
  (2)特別支援教育とは
  (3)特別支援教育と理学療法士
 6 教育管理の課題
  (1)学生のメンタルヘルス・マネジメント
  (2)学生主体のボランティア活動を介した地域への貢献

第8章 地域活動のマネジメント
 1 地域包括ケア
  (1)背景と目的・理念
  (2)方法
  (3)地域課題に対するマネジメント
 2 地域リハビリテーション
  (1)地域リハビリテーションとは
  (2)対象と評価
 3 地域における多職種連携
  (1)地域ケア会議
  (2)地域における理学療法士の役割
 4 地域活動の実践
  (1)介護老人保健施設
  (2)介護老人福祉施設
  (3)通所リハビリテーション・通所介護
  (4)訪問リハビリテーション,訪問介護
  (5)行政の立場から
  (6)災害時支援のマネジメント

第9章 理学療法に関連する法律と制度
 1 医療を支える法律・制度の基礎知識
  (1)社会保障制度
  (2)医療法
  (3)医療圏
 2 医療保険制度
  (1)医療保険とは?
  (2)保険医療機関
  (3)保険診療の流れ
  (4)診療報酬
  (5)施設基準
 3 介護保険制度
  (1)制度の概要と対象者
  (2)要介護認定
  (3)介護サービスの種類
  (4)サービス計画と費用負担
  (5)入所サービス
  (6)介護予防・日常生活支援総合事業
  (7)介護保険と理学療法士
 4 理学療法に関連する法律と制度
  (1)障害者総合支援法
  (2)身体障害者福祉法
  (3)発達障がい児関連制度
  (4)精神障がい者関連制度
  (5)雇用制度