第6分野 小児の摂食嚥下障害 Ver.4**医歯薬出版/日本摂食嚥下リハビリテーション/978-4-263-45171-7/9784263451717**

販売価格
3,300円(税込み)
日本摂食嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応
編著
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
出版社
医歯薬出版
分野
リハビリテーション技術

数量

販売期間
2024/12/19~
商品コード
9784263451717
発行 2024年12月
判型:B5判 84頁
ISBN 978-4-263-45171-7

日本摂食嚥下リハビリテーション学会 編集 eラーニング対応シリーズ
eラーニングコンテンツの刷新にともない改訂!

●日本摂食嚥下リハビリテーション学会では,摂食嚥下リハビリテーションの啓発と普及、その安全で効果的な実施を積極的に具現化するために、「学会認定士」を制度化しています.

●学会認定士の重要な申請要件の一つとして,同学会ではインターネット学習システム(eラーニング)のカリキュラムを作成しており,本書は,このカリキュラムによる学習をサポートする内容になっています.2024年のeラーニングコンテンツの刷新にともない,本シリーズ書籍も改訂いたしました.

●本シリーズは,eラーニングコンテンツの分野ごとに1冊の書籍としてまとめられています.目次はeラーニングコンテンツを踏襲した内容で構成され,摂食嚥下領域の基礎知識について,体系的に6分野76項目に分類された最重要事項をわかりやすく解説しています.

●『第6分野 小児の摂食嚥下障害』では総論,原因疾患,小児への対応について簡潔にわかりやすく解説しています.

【目 次】
 シリーズVer.4発行にあたって
 シリーズVer.3発行にあたって
 シリーズVer.2発行にあたって
 シリーズ刊行に寄せて(Ver.1収載)
 緒言(Ver.1収載)
 eラーニング書籍版全体項目

§25 総論
 77 小児の摂食嚥下リハビリテーションの特殊性,障害の分類と特徴

  Chapter 1 小児の摂食嚥下リハビリテーションの特殊性
  Chapter 2 小児の摂食嚥下障害の対応の困難性
  Chapter 3 小児における摂食嚥下障害への対応の基本
  Chapter 4 小児の摂食嚥下障害の原因
  Chapter 5 小児の摂食嚥下障害に関与する因子
  Chapter 6 原疾患
  Chapter 7 摂食嚥下機能の発達段階と摂食嚥下の過程

 78 摂食嚥下の発達と障害
  Chapter 1 摂食嚥下機能発達の8段階
  Chapter 2 摂食機能5段階+手指機能3段階
  Chapter 3 機能獲得の流れ
  Chapter 4 各段階の概要
   1)経口摂取準備期
   2)嚥下機能獲得期
   3)捕食機能獲得期
   4)押しつぶし機能獲得期
   5)すりつぶし機能獲得期
   6)自食準備期
   7)手づかみ食べ機能獲得期
   8)食具食べ機能獲得期
  Chapter 5 発達期の摂食嚥下障害の成因
  Chapter 6 摂食機能の機能発達と障害
  Chapter 7 発達期の摂食嚥下障害の対応
   【参考】乳幼児の摂食嚥下機構の解剖学的発達

§26 原因疾患
 79 構造の異常〈唇顎口蓋裂,ロバン シークエンス(連鎖)を含む〉

  Chapter 1 裂型と哺乳障害・咀嚼障害
  Chapter 2 唇顎口蓋裂における生後直後での哺乳障害の原因〈軟口蓋裂(ロバン シークエンスを含む)を除く〉
  Chapter 3 ロバン シークエンスの3徴
  Chapter 4 ロバン シークエンスの3徴と摂食嚥下障害の関係
  Chapter 5 生後直後(口唇手術前)の三つの哺乳支援策
  Chapter 6 裂を有する哺乳障害児への誤った対応
  Chapter 7 唇裂手術後での哺乳の支援
  Chapter 8 ロバン シークエンスによる摂食嚥下障害への対応(小顎症)
  Chapter 9 ロバン シークエンスによる摂食嚥下障害への対応(気道狭窄)
  Chapter 10 非経口摂取法を選択した場合
  Chapter 11 口蓋形成術(1.0~1.5歳)後の問題
  Chapter 12 口蓋形成術後の咀嚼障害への対応
  Chapter 13 口蓋裂に伴う口蓋帆咽頭(いわゆる鼻咽腔)閉鎖機能障害と摂食嚥下機能

 80 機能の異常
  Chapter 1 小児の摂食嚥下障害の特徴
   1)小児の摂食嚥下障害の特徴
  Chapter 2 摂食嚥下障害の基礎疾患の理解
  Chapter 3 脳性麻痺と摂食嚥下障害
  Chapter 4 重症心身障害児の定義
  Chapter 5 重症心身障害児とその合併症,関連事項
  Chapter 6 筋緊張亢進と摂食嚥下障害
  Chapter 7 筋疾患と摂食嚥下障害
  Chapter 8 フロッピーインファントに伴う摂食嚥下障害
  Chapter 9 新生児期の哺乳障害
  Chapter 10 知的障害と摂食嚥下障害
  Chapter 11 胃食道逆流症(GERD:gastro-esophageal reflux disease)と摂食嚥下障害
  Chapter 12 呼吸障害と摂食嚥下障害
  Chapter 13 乳幼児食行動発達障害(経管栄養依存症)
  Chapter 14 摂食嚥下障害の精神・心理的要因

§27 小児への対応
 81 評価・介入

  Chapter 1 小児の摂食嚥下機能評価と摂食機能療法実施にあたって
  Chapter 2 評 価
   1)評価の流れ
   2)評価項目
   3)摂食にかかわる既往歴
   4)摂食などの現状
   5)現症の評価
   6)過敏の有無の確認と脱感作
   7)摂食時の口腔諸器官の動きの評価
   8)自食の評価
  Chapter 3 摂食嚥下障害の介入
   1)食環境指導
   2)食内容指導
   3)機能訓練

 82 小児に対する画像検査の適応と実際
  Chapter 1 はじめに
  Chapter 2 画像検査の前に─摂食嚥下の画像検査の評価手順
  Chapter 3 小児のVF(嚥下造影)の概要
  Chapter 4 小児のVFの特徴(検査前)
   1)説明と同意
   2)心理的サポート
  Chapter 5 小児のVFの特徴(検査中)
   1)適切な姿勢
   2)造影剤の使用
   3)食事のペース
  Chapter 6 検査室の様子
  Chapter 7 使用する造影剤
  Chapter 8 実際の検査の進め方
  Chapter 9 小児の検査後の注意点
  Chapter 10 症例提示
   1)誤嚥例
   2)スパウトを用いた嚥下
   3)舌突出嚥下
   4)異常嚥下癖例
  Chapter 11 小児のVE(嚥下内視鏡検査)の概要
  Chapter 12 小児のVEの特徴(検査前)
  Chapter 13 小児のVEの特徴(検査中)
  Chapter 14 咽頭腔の評価:唾液の貯留
  Chapter 15 自発的複数回嚥下でクリアした例
  Chapter 16 舌根の後退(沈下)
  Chapter 17 唾液の貯留(喉頭侵入)
  Chapter 18 擬陽性と偽陰性の問題

 83 栄養管理
  Chapter 1 はじめに
  Chapter 2 エネルギー必要量推定のために考慮すべき事項
  Chapter 3 エネルギーの食事摂取基準──推定エネルギー必要量
  Chapter 4 日本人の食事摂取基準(2020年版)における身体活動レベル
  Chapter 5 タンパク質・脂質・炭水化物の必要量
   1)タンパク質の必要量
   2)脂質の必要量
   3)炭水化物の必要量
  Chapter 6 摂食嚥下障害児における栄養必要量の推定
  Chapter 7 体重・年齢を用いた基礎代謝量の算出法
  Chapter 8 重症児における栄養管理
  Chapter 9 経管栄養時の欠乏に注意が必要な微量元素,ビタミン,その他
  Chapter 10 水分の管理
  Chapter 11 体重,身長による栄養評価
  Chapter 12 重症児における身長計測
  Chapter 13 栄養指数による栄養評価
  Chapter 14 脳性麻痺児の重症度別BMI(Kaup指数)
  Chapter 15 栄養管理のフローチャート