リップス**クインテッセンス出版/五十嵐 一/978-4-7812-1107-7/9784781211077**
Quint-Med
口唇の美容治療のための注入テクニック45
発行 2025年2月
判型:B4判変型 360頁
ISBN 978-4-7812-1107-7
著:Regine Reymond / Christian K?hler
監訳:五十嵐 一 / 森本 太一朗 / 近藤 尚知 / 森 弘樹
翻訳統括:長尾 龍典 / 脇田 雅文 / 今 一裕
翻訳:今井 遊 / 落合久彦 / 上妻 渉 / 大黒 英莉 / 髙藤 恭子 / 中島 航輝 / 野尻 俊樹 / 三浦 基 / 毛利国安
世界で翻訳される口唇美容の実践書 機能的な歯科治療後のQOL回復にも使える!
世界中で翻訳された口唇の美容治療のベストセラー。満を持して待望の日本語版が刊行となった。注射技法にとどまらず、口腔領域への麻酔や処置前後の注意事項等が大きな写真やイラストで解説され、歯科臨床で応用可能な情報も満載である。また、解剖も高画質で精細なイラストで一目瞭然となっており、加齢の過程や美容治療の基礎知識も網羅している。下顔面や老化を考慮した、世界レベルの美容治療を極めたい人に最適な1冊。
【目 次】
1.口唇の基礎
1.1 美
1.2 機能
1.3 解剖学
1.4 口腔領域の加齢の過程
1.5 口唇の形と表情
1.6 口唇領域の分析
1.7 Merzスケール
2.コンサルテーション
2.1 患者の希望
2.2 医療歴と診察
2.3 禁忌事項
2.4 分析と所見
2.5 資料取り
2.6 カウンセリング、インフォメーションセッション(インフォームドコンセント、術前説明等)
2.7 予算管理
2.8 治療計画
3.資料取り
3.1 患者資料
3.2 写真資料撮り
4.皮膚用フィラー材とヒアルロン酸について
4.1 口唇の治療におけるヒアルロン酸の条件
4.2 ヒアルロン酸フィラーの性質と特性
4.3 皮膚用フィラー材について
4.4 口唇および口元(唇周囲)の治療に使用するHAフィラー材
4.5 再活性化および保湿に使われるHAフィラー材
4.6 中深部の増大に使われるHAフィラー材
4.7 深部の増大に使われるHAフィラー材
4.8 最深部の増大に使われるHAフィラー材
4.9 フィラー選択ガイド
5.麻酔方法について
5.1 口唇を最大限につまむ方法
5.2 冷刺激の応用について
5.3 表面麻酔について
5.4 リドカインの直接塗布について
5.5 麻酔注射の際にみられる膨疹形成について
5.6 粘膜ブロックまたはマイクロ神経ブロックテクニックによる神経ブロックについて
5.7 伝達麻酔について
5.8 局所麻酔による併発症について
6.併発症、副作用、経過観察での評価
6.1 変色
6.2 浮腫形成
6.3 感染
6.4 結節形成
6.5 血管系への併発症
6.6 術後経過観察での評価
7.診療室の内装および設備、材料と患者管理
7.1 クリニックの雰囲気
7.2 診療室の内装
7.3 診療室の衛生管理
7.4 術前および術後ケアに使用する機材・材料
7.5 施術中の患者管理
8.注入テクニック
8.1 はじめに
8.2 皮膚層に応じた注入
8.3 注入テクニックと効果?鋭針
8.4 注入テクニックと効果?鈍カニューレ
8.5 テクニック集、経験に基づく観察、実用的なヒント集
9.口唇治療のための45のテクニック
9.1 保湿と再活性化
テクニック1:保湿と再活性化‐口唇周囲皮膚部(鋭針の使用)
テクニック2:保湿‐口唇周囲皮膚部(鈍カニューレの使用)
テクニック3:赤唇部の保湿(鈍カニューレの使用)
テクニック4:Patrick Trevidicによる赤唇部の再活性化(鋭針の使用)
9.2 アクセント
テクニック5:フレッシュアップ(鋭針の使用)
テクニック6:輪郭形成および強調(鋭針の使用)
テクニック7:輪郭形成(鈍カニューレの使用)
テクニック8:キューピッドの弓の輪郭形成/再形成(鋭針の使用)
テクニック9:人中の輪郭形成(鋭針の使用)
テクニック10:人中およびキューピッドの弓の輪郭形成(鋭針の使用)
9.3 口元のシワ
テクニック11:口元のシワに対する線状テクニックおよびフィッシュボーンテクニック(鋭針の使用)
テクニック12:口腔周囲ポイントテクニック、皮膚の伸展および圧迫による調整(鋭針の使用)
テクニック13:口腔周囲蒼白化(blanching)
テクニック(鋭針の使用)
テクニック14:Tom van Eijkによる「シダ様テクニック」(鋭針の使用)
9.4 口唇のボリューム
テクニック15:最小限の4ポイントボリューム移動(鋭針の使用)
テクニック16:わずかなボリューム移動(鋭針の使用)
テクニック17:わずかな口唇増大術(鋭針の使用)
テクニック18:典型的な増大術(鋭針の使用)
テクニック19:中程度の増大術(鈍カニューレの使用)
テクニック20:典型的な増大術から強力なテクニックへ(鈍カニューレの使用)
テクニック21:極端な増大術ー急速注入と扇形テクニック(鋭針の使用)
テクニック22:ドライ/ウェットラインからの増大術(鋭針の使用)
テクニック23:粘膜からの増大術(鋭針の使用)
テクニック24:結節強調の有無にかかわらないボリュームアップ(鋭針の使用)
テクニック25:ボリュームアップ―急速注入テクニック(鋭針の使用)
テクニック26:ボリュームアップ―口唇の皮膚部分のテクニック(鋭針の使用)
テクニック27:極端なボリュームアップとシェイピング‐多量注入テクニック(鋭針の使用)
テクニック28:ボリュームアップとシェイピング―Tom van Eijkによる「リップテンティングテクニック」(鋭針の使用)
9.5 口唇周囲のボリューム
テクニック29:ボリュームアップ‐オトガイ唇溝(鋭針の使用)
テクニック30:増大‐オトガイ領域(鋭針の使用)
テクニック31:評価‐垂直注入テクニック(鋭針の使用)
テクニック32:ボリュームアップ―ファインマリオネットラインI(鋭針の使用)
テクニック33:ボリュームアップ―ファインマリオネットラインII(鋭針の使用)
テクニック34:増大‐マリオネットライン(鋭針の使用)
テクニック35:増大‐マリオネットライン(鈍カニューレの使用)
テクニック36:増大術‐風車(windmill)テクニック:マリオネットライン、口唇、口腔周囲領域(鈍カニューレの使用)
9.6 シェイピングと美化
テクニック37:わずかな口角挙上(鋭針の使用)
テクニック38:従来の口角挙上(鋭針の使用)
テクニック39:わずかなボリューム増大‐結節の明確化(鋭針の使用)
テクニック40:Phillip Changによる口腔周囲ラインの輪郭形成(鋭針の使用)
テクニック41:口唇中央のくぼみ(鋭針の使用)
テクニック42:下口唇のアーチを広げる(鋭針の使用)
テクニック43:既治療の口唇を修正する(鋭針の使用)
テクニック44:非対称部位の修正(鋭針/鈍カニューレの使用)
テクニック45:Anil Rajaniによる上口唇の増大‐「ピラーテクニック」(鋭針の使用)
10.45種類の口唇治療テクニック:概要
45種類の口唇治療テクニック 概要リスト
11.症例
11.1 口元のシワ、萎縮した口元
11.2 口唇が薄い高齢者の口元
11.3 治療歴のある口唇
11.4 口角ライン、薄い下口唇、軽度の非対称性、乾燥した上口唇
11.5 口元の影と非対称部位
11.6 非対称な口元
11.7 若く豊かな口唇の美化
11.8 輪郭がはっきりしない薄い口唇
11.9 内側結節が目立つ小さな口元
11.10 寂しく、若い口元
11.11 乾燥した口唇
12.付録
参考文献一覧
動画・資料データリンク先一覧
参照Webサイト一覧
画像資料