脳血管障害の包括的治療選択**メディカ出版/福田 仁/978-4-8404-8767-2/9784840487672**

販売価格
13,200円(税込み)
再発・合併症・難症例から学ぶ
血管内・直達・ハイブリッドのWEB動画付き
編著
福田 仁(高知大学医学部 脳神経外科 准教授)
出版社
メディカ出版
分野
脳神経外科学

数量

特集
新刊
販売期間
2025/02/21~
商品コード
9784840487672
発行 2025年2月
判型:B5判 168頁
ISBN 978-4-8404-8767-2

手術の「困った」を乗り切るための1冊!

脳血管障害の治療では、血管内治療と直達手術、あるいはハイブリッド手術が必要となるが、症例に応じて、安全性と治療効果(リスクとベネフィット)を勘案したうえで使い分けが必要になる。「難しい」「判断に迷う」症例をどのように理解しどう対処すべきか、動画も用いてわかりやすく紹介する。

【目 次】
0章 総論
 1.脳血管障害の包括的治療選択

1章 脳動脈瘤の包括的治療選択
 1.動眼神経麻痺で発症した内頚動脈―後交通動脈分岐部動脈瘤
   クリップ・コイルの柔軟な使い分け
 2.高齢者の破裂前交通動脈瘤
   急性期の非侵襲性を追求する
 3.極小破裂脳動脈瘤
   その特徴と診断,治療のピットフォール
 4.後下小脳動脈瘤
   血管内治療が困難なときの対応
 5.フローダイバーター時代の母血管閉塞術
   いかに虚血性合併症を予防するか
 6.コイル塞栓後の動脈瘤再発
   Coil compactionとAneurysmal regrowth
 7.大型,血栓化,紡錘状動脈瘤
   安全性と治療効果の両立を目指して

2章 虚血性疾患の包括的治療選択
 1.CEA,CASの周術期合併症
   Tandem lesionとhyperperfusionにまつわるピットフォール
 2.総頚動脈,頚部内頚動脈病変
   ハイブリッド手術室の有用性
 3.椎骨脳底動脈系の虚血性病変の治療
   血行再建術の適応決定が難しい疾患群

3章 シャント疾患・脳腫瘍の包括的治療選択
 1.脳動静脈奇形
   術前塞栓術のベネフィット&リスク
 2.脊髄動静脈瘻
   画像診断と病型分類の進歩
 3.出血性脳腫瘍
   硬膜内血管からの塞栓術を考える

・本書の使い方
・WEB動画の視聴方法
・WEB動画解説目次