作業療法士のための超実践!シングルケースデザイン 第2版**金芳堂/丁子 雄希/978-4-7653-2035-1/9784765320351**

販売価格
3,300円(税込み)
導入から統計手法まで

すぐに使えるExcel・Rのサンプルデータ付き
編著
丁子 雄希(学校法人北都健勝学園新潟リハビリテーション大学医療学部リハビリテーション学科)
出版社
金芳堂
分野
リハビリテーション技術

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特集
新刊
書籍版 販売期間
2025/03/15~
JANコード
9784765320351
商品コード
9784765320351
発行 2025年3月
判型:A5判 154頁
ISBN 978-4-7653-2035-1

国内のシングルケースデザインの報告例、目視法による効果判定、ノンパラメトリック検定などをアップデート!

リハビリテーション介入効果を実証するための研究手法として、一事例からでも行えて取り組みやすい「シングルケースデザイン(単一事例研究)」(作業療法士協会推奨)について、その導入から統計手法までをわかりやすくまとめた作業療法士による作業療法士のための簡易マニュアルの改訂版(第2版)となります。国内のシングルケースデザインの報告例をアップデートし、ノンパラメトリック検定の2群間比較に「ウィルコクソンの符号付き順位和検定」と「C統計」、目視法の「Theil-Sen法」、効果量「Tau-U」などを加筆しました。

【目 次】
1.シングルケースデザイン概論
 1)シングルケースデザインとは?
 2)シングルケースデザインの種類
 3)ベースライン期と介入期
 4)シングルケースデザインのエビデンス
 5)作業療法分野におけるシングルケースデザインを用いた報告
 6)シングルケースデザインの倫理審査
 
2.効果判定
 1)目視法による効果判定
 目視法の基礎
 
 水準と勾配の算出方法
   演習1)次のデータで最小二乗法をやってみよう!
   手順 [Excel]最小二乗法
   演習2)次のデータで二項検定をやってみよう!
   手順 [Excel]二項検定
   手順 [R]二項検定
   手順 [二項分布表]二項検定
 
 標準偏差帯法
   演習3)次のデータで標準偏差帯法をやってみよう!
   手順 [Excel]標準偏差帯法
 
 Theil-Sen法
   演習4)次のデータでTheil-Sen法をやってみよう!
   手順 [Webアプリケーション]Theil-Sen法
 
 2)統計的手法を用いた効果判定
 尺度
 
 パラメトリック検定
 系列依存性(自己相関)
 自己相関の算出方法
   演習5)次のデータで自己相関を算出してみよう!
   手順 [手計算]自己相関
   手順 [Excel]自己相関
   手順 [R]自己相関
   演習6)次のデータでLjung-Box検定をやってみよう!
   手順 [R]Ljung-Box検定
 正規性
   演習7)次のデータで正規分布をやってみよう!
   手順 [Excel]正規分布
   手順 [R]正規分布
   手順 [R]Shapilo-Wilk検定
 t検定
   演習8)次のデータでt検定をやってみよう!
   手順 [R]t検定(Welch検定)
 分散分析、多重比較
   演習9)次のデータで分散分析をやってみよう!
   手順 [R]繰り返しありの分散分析
   手順 [R]繰り返しなしの分散分析
   演習10)次のデータで多重比較をやってみよう!
   手順 [R]Bonferroni検定
   手順 [R]Holm検定
   演習11)次のデータで等分散性を確認してみよう!
   手順 [R]Bartlett検定
   手順 [R]Levene検定
   演習12)次のデータで球面性を確認してみよう!
   手順 [R]球面性の検定
 
 ノンパラメトリック検定
 Wilcoxonの符号付き順位和検定、Mann-Whitney検定、Brunner-Munzel検定
   演習13)次のデータでWilcoxonの符号付き順位和検定とMann-Whitney検定をやってみよう!
   手順 [R]Wilcoxonの符号付き順位和検定、Mann-Whitney検定
   演習14)次のデータでBrunner-Munzel検定をやってみよう!
   手順 [R]Brunner-Munzel検定
   手順 [R]並べ替えBrunner-Munzel検定
 並べ替え検定(Randomization検定、Permutation検定)
   演習15)次のデータでRandomization検定をやってみよう!
   手順 [R]Randomization検定(測定時期への処理のランダム振り分けの方法)
   手順 [手計算]Randomization検定(介入ポイントのランダム振り分けの方法)
   演習16)次のデータでPermutation検定をやってみよう!
   手順 [R]Permutation検定
 TryonのC統計
   手順 C統計
   演習17)次のデータでTryonのC統計を算出してみよう!
 Friedman 検定、Kruskal-Wallis検定
   演習18)次のデータでFriedman検定をやってみよう!
   手順 [R]Friedman検定
   演習19)次のデータでKruskal-Wallis検定をやってみよう!
   手順 [R]Kruskal-Wallis検定
 
 効果量
 データの重なりに基づく効果量:PND、平均値に基づく効果量:SMD
   演習20 次のデータでPNDを算出してみよう!
   手順 [手計算]PND
   手順 [R]PND
   演習21)次のデータでSMDを算出してみよう!
   手順 [Excel]SMD
   手順 [R]SMD
 データの重なりに基づく効果量:PZD、PEM
   演習22)次のデータでPZDを算出してみよう!
   手順 [手計算]PZD
   演習23)次のデータでPEMを算出してみよう!
   手順 [Excel]PEM
   手順 [R]PEM
 データの重なりに基づく効果量:Tau-U
   演習24)次のデータでTau-Uを算出してみよう!
   手順 [R]Tau-U
   手順 [Webアプリケーション]Tau-U
   手順 [Webアプリケーション]Tau-Uadj
 階層線形モデルに基づく効果量:BC-SMD
   演習25)次のデータでBC-SMDを算出してみよう!
   手順 [RとWebアプリケーション]BC-SMD
 効果量の基準
 
3.実際の流れをイメージしてみよう
 1)ケースレポートからシングルケースデザインに移行する方法
 Step 1)ケースレポート(効果があるアプローチの選定)
 Step 2)クライエントを選定し、研究計画書を作成する
 Step 3)倫理審査・クライエントへのインフォームド・コンセント
 Step 4)実施(データ収集)
 Step 5)解析
 Step 6)成果発表(学会発表、論文)
 2)混合研究法としてシングルケースデザインを用いる方法
 3)おわりに
 
 付録
 統計ソフトの紹介
   R/JSTAT/HAD
 
 Rの基本的な使い方
   RとRstudioのインストールの仕方/Rを使用する前の事前準備/Rの使用方法
 
 あとがき