新 運動療法ガイド 少子高齢社会の健康づくりの手引き**日本医事新報社/武藤 芳照/978-4-7849-6033-0/9784784960330**

販売価格
8,250円(税込み)
編著
武藤 芳照
出版社
日本医事新報社
分野
リハビリテーション技術

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特集
新刊
書籍版 販売期間
2025/03/24~
JANコード
9784784960330
商品コード
9784784960330
発行 2025年3月
判型:B5判 494頁
ISBN 978-4-7849-6033-0

【監 修】
武藤 芳照(東京健康リハビリテーション総合研究所 所長/東京大学名誉教授)

【編 集】
山本義春(東京大学大学院教育学研究科身体教育学 教授)
野崎 大地(東京大学大学院教育学研究科身体教育学 教授)
東郷 史治(東京大学大学院教育学研究科身体教育学 教授)
石橋 恭之(弘前大学大学院医学研究科整形外科 教授)
安保 雅博(東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座 教授)
津下 一代(女子栄養大学 教授)
鈴木 紅(東京都立墨東病院 副院長)

これからの時代の運動療法を理解するための必携の書

◆第5版まで続いた「運動療法ガイド」が200頁以上増の改題改訂!

◆「新」の名にふさわしく、睡眠や脳の可塑性などの注目の話題から、最新のエビデンスを提示した疾患別の運動療法解説までを扱った、充実の内容。

◆「これから先20年残り続ける必携ガイド」をコンセプトにした、運動に携わるすべての人におすすめの一冊。

【目 次】
第1章 運動療法の科学的基礎と現代社会における課題
 1.運動療法に役立つスポーツ科学の要点
  1)筋・骨格系の構造と機能
  2)身体運動を制御する神経系の構造と機能
  3)有酸素運動の生理学的基礎
  4)体力・運動能力の測定・評価
  5)有酸素トレーニングの基礎と実践
  6)筋力増強運動(筋力トレーニング)の基礎と実践
  7)運動学習の基礎と実践 野崎大地
  8)関節可動域運動と伸張運動(ストレッチング)の基礎と臨床
 2.運動療法の基本原則
 3.子どもの身体活動の現状と課題
 4「 パラリンピック・ブレイン」からみた障害児・障害者における運動と脳の可塑性
 5.中高年の体力・運動能力,身体活動の現状と身体活動の生理学的・社会的意義
 6.情報化社会における運動と睡眠
  
第2章 スポーツ外傷・スポーツ障害および運動器疾患・障害の治療・リハビリテーションとしての運動療法
 1.成長期のスポーツ外傷・スポーツ障害
 上肢
  1)リトルリーグ肩
  2)野球肘
 下肢
  1)Osgood-Schlatter病
  2)離断性骨軟骨炎
  3)円板状半月
 脊椎
  1)腰椎疲労骨折・腰椎分離症
  2)脊柱側弯症
 2.アスリートのスポーツ外傷・スポーツ障害
 上肢
  1)投球障害肩(オーバーヘッドスポーツ)
  2)内側型野球肘
  3)反復性肩関節脱臼
  4)胸郭出口症候群(TOS)
 下肢(股関節)
  1)FAI, 関節唇損傷 高平尚伸
  2)鼡径部痛症候群(グロインペイン症候群)
 下肢(膝関節)
  1)ジャンパー膝
  2)前十字靱帯損傷
  3)半月板損傷
  4)シンスプリント
 脊椎 
  1)腰痛症
 3.中高齢者のスポーツ障害
 上肢
  1)腱板断裂
  2)肩関節周囲炎(五十肩)
 下肢
  1)変形性股関節症
  2)変形性膝関節症
  3)アキレス腱症
  4)外反母趾
 脊椎
  1)骨粗鬆症
  2)変形性脊椎症・腰部脊柱管狭窄症
  
第3章 リハビリテーション医療における運動療法
 1.リハビリテーション医学・医療
 2.リハビリテーション医療における運動療法の位置づけ─ 運動療法と物理療法,作業療法
 3.疾患別運動療法 ─主に入院期の運動療法
  1)脳血管疾患 ─ 片麻痺・麻痺の重症度別
  2)脳外傷 ─ 高次脳機能障害
  3)脊髄損傷
  4)パーキンソン病
  5)大腿骨頚部・転子部骨折術後
  6)人工関節置換術後(股関節・膝関節)周術期リハプログラム
  7)心大血管疾患(急性心筋梗塞・急性大動脈解離)
  8)慢性呼吸器疾患
  9)発達障害(運動発達遅滞)
  10)がん
  11)関節リウマチ
  
第4章 健康スポーツ医学における運動療法
 1.疾病予防の各段階における運動療法の進め方と実際
  1)一次予防:健康日本21(第三次)をふまえて
  2)二次予防:慢性疾患やリスク保有者に対する運動療法
  3)三次予防:急性疾患罹患者における運動療法(急性期→慢性期へ)
 2.よくある疾患別・対象別の運動療法の実際
  1)肥満症(高度肥満症を含む)
  2)糖尿病 ─ 1型・2型,合併症の対応を含めて
  3)高血圧症
  4)慢性心不全
  5)慢性腎臓病(CKD)
  6)COPD 黒澤 一
  7)精神疾患 ─ うつ病など
  8)婦人科疾患
  9)小児気管支喘息
  10)小児肥満
  11)転倒予防
  
第5章 運動療法の安全体制 武藤芳照
 1.運動・運動療法に伴う事故の実例と発生要因
 2.運動中・運動療法中の突然死の実態と予防・対策
 3.重大事故の法律的論点と管理運営側の責任
 4.運動療法のリスク管理 ─ 安全体制の設備
 巻末資料