認知症plus転倒予防 せん妄・排泄障害を含めた包括的ケア 第2版**日本看護協会出版会/鈴木 みずえ/978-4-8180-2925-5/9784818029255**

販売価格
3,850円(税込み)
[認知症plus]シリーズ
編著
鈴木 みずえ
出版社
日本看護協会出版会
分野
老年看護

数量

特集
新刊
販売期間
2025/04/23~
商品コード
9784818029255
発行 2025年4月
判型:B5判 288頁
ISBN 978-4-8180-2925-5

初版から大幅に加筆!転倒予防の“今”を学べる一冊

せん妄や排尿障害など複数の障害が絡み合った結果、転倒してしまうことが多い認知症高齢者。そのような複合的要因による生活障害に着目しつつ、多職種チームや看護管理・リスク管理の観点から包括的に転倒対策をするための解説や事例、最新機器の紹介などを大幅に加筆しました。

初版より内容を拡充した、転倒予防の“今”を学べる待望の改訂版です。

【目 次】
第1章 認知症高齢者の生活障害・生活支障と転倒予防
 1 認知症高齢者の生活障害・生活支障と転倒リスク
 2 パーソン・センタード・ケアに基づいた認知症高齢者の転倒予防
 3 転倒リスクアセスメントツール
 column サルコペニアとフレイル

第2章 認知機能・身体機能に応じた転倒およびせん妄・排泄障害の包括的アセスメントとケア
 1 入院前・直後のアセスメントとケア
 2 術直後のアセスメントとケア
 3 慢性期および退院までのアセスメントとケア
 4 慢性期施設でのアセスメントとケア
 column 転倒リスクと転倒予防対策の組み合わせ方─高齢者の転倒予防と管理に関する世界ガイドラインから
 column 新しい転倒予防評価指標

第3章 認知症高齢者の転倒・せん妄・排泄障害に関する倫理
 1 倫理の原則と認知症高齢者のケアにおける倫理の課題
 2 認知症高齢者と身体拘束 ─パーソン・センタード・ケアを基盤とした倫理的課題
 3 臨床における倫理委員会の取り組み ─多職種連携で行う倫理コンサルテーションの実際

第4章 多職種チームによるケアと認知症高齢者に対する看護管理、リスク管理
 1 認知症高齢者に対する看護管理、リスク管理
 2 転倒・せん妄・排泄障害の包括的ケアと認知症ケア加算・せん妄ハイリスク加算
 3 転倒・せん妄・排泄障害の予防のための看護師としての薬剤管理
 4  DiNQLデータを用いた転倒・転倒・せん妄・排泄障害の包括的ケア
 5  多職種チームによる病院内の転倒・せん妄・排泄障害の包括的ケア
 6 身体的拘束最小化のための継続的な取り組み─多様な視点から
 column 転倒・転落の裁判事例と11団体声明
 column 転倒転落研究会の紹介
 7 転倒転落予防に関する最新機器の使い方
  7-1 センサマット
  7-2 監視システム・転倒転落予測AIシステム
  7-3 転倒予防グッズの活用

第5章 多職種チームで取り組む排泄障害・せん妄も含めた包括的ケアとしての転倒予防ケアプログラム
 preface 多職種連携で取り組む転倒予防ケアプログラム
 1 認知症高齢者の転倒予防のための生活行動力アセスメント指標
 2 転倒予防研修の実際
  2-1 転倒予防ケアプログラム実践継続システム研修
  2-2 転倒予防ケア質指標の活用
  2-3 認知症高齢者の視点を重視した転倒予防ケア
 3 転倒予防研修後の理解度確認クイズ─職員教育の参加度向上と知識確認の手段
 4 看護師が行う認知症高齢者のための運動プログラム
 5 転倒リスクアセスメントツールの分析と予防プログラム

資料 日本転倒予防学会の転倒・転落アセスメントツール提言
資料 浜松医科大学実践ガイド-高齢者の転倒予防のケアのためのチェックリスト