第4分野 摂食・嚥下リハビリテーションの介入 I Ver.4**医歯薬出版/日本摂食・嚥下リハビリテーシ/978-4-263-45168-7/9784263451687**

販売価格
4,180円(税込み)
I 口腔ケア・間接訓練

日本摂食嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応
編著
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会
出版社
医歯薬出版
分野
リハビリテーション技術

数量

特集
新刊
販売期間
2025/05/12~
商品コード
9784263451687
発行 2025年5月
判型:B5判 164頁
ISBN 978-4-263-45168-7

日本摂食嚥下リハビリテーション学会編集 eラーニング対応シリーズ
eラーニングコンテンツの刷新にともない改訂!


■■摂食嚥下リハビリテーションにかかわるすべての医療スタッフに欠かせない1冊! ■■

●日本摂食嚥下リハビリテーション学会では,摂食嚥下リハビリテーションの啓発と普及、その安全で効果的な実施を積極的に具現化するために、「学会認定士」を制度化しています.

●学会認定士の重要な申請要件の一つとして,同学会ではインターネット学習システム(eラーニング)のカリキュラムを作成しており,本書は,このカリキュラムによる学習をサポートする内容になっています.2024年のeラーニングコンテンツの刷新にともない,本シリーズ書籍も改訂いたしました.

●本シリーズは,eラーニングコンテンツの分野ごとに1冊の書籍としてまとめられています.目次はeラーニングコンテンツを踏襲した内容で構成され,摂食嚥下領域の基礎知識について,体系的に6分野76項目に分類された最重要事項をわかりやすく解説しています.

●本書はこのうち「第4分野 摂食嚥下リハビリテーションの介入 I」にあたり,口腔ケア,間接訓練について簡潔にわかりやすく解説しています.

【目 次】
シリーズVer.4発行にあたって
シリーズVer.3発行にあたって
シリーズVer.2発行にあたって
シリーズ刊行に寄せて(Ver.1)
緒言(Ver.1)
eラーニング書籍版全体項目

§13 口腔ケア:総論
 37 口腔ケアの定義・期待される効果

   Chapter 1 ケアとは
   Chapter 2 口腔ケアとは
   Chapter 3 アメリカにおける口腔ケアの近代,現代の歴史
   Chapter 4 日本における口腔ケアの近代,現代の歴史(看護師の視点)
   Chapter 5 日本における口腔ケアの現代の歴史(歯科職種の視点)
   Chapter 6 口腔ケアの効果

 38 歯・義歯・口腔粘膜の観察
   Chapter 1 はじめに
   Chapter 2 顔面・口腔の観察方法
    1)観察するときの準備と留意点
    2)開口方法,粘膜圧排の留意点
   Chapter 3 顔面・口腔の正常像:顔面
   Chapter 4 顔面・口腔の正常像:口腔内
   Chapter 5 頬粘膜から歯肉頬側
   Chapter 6 口蓋,咽頭,舌
   Chapter 7 口腔内の補綴装置
    1)口腔内の組織と補綴物の違い
    2)補綴物に伴う組織変化と補綴物の異常
   Chapter 8 義歯の確認部位
    1)可撤式の補綴物の維持管理を理解する
   Chapter 9 義歯の清掃状態
   Chapter 10 義歯の清掃と保管
   Chapter 11 顔面・口腔の異常像:清掃状態の観察
    1)経口摂取している場合の食物残渣
    2)経口摂取していない場合の乾燥剥離上皮膜,汚染物質
   Chapter 12 顔面・口腔の異常像:清掃状態,歯の観察
    1)継続的な清掃不良による歯周疾患とう蝕
   Chapter 13 口腔粘膜疾患の観察:舌と粘膜
    1)機能障害を疑う所見
   Chapter 14 口腔粘膜疾患の観察:先天異常と創,腫瘍性病変

 39 唾液の基礎知識
   Chapter 1 唾液の作用
   Chapter 2 唾液分泌のメカニズム
   Chapter 3 唾液減少症
   Chapter 4 口腔乾燥症とは
   Chapter 5 口腔乾燥の原因
    1)疾患によるもの
    2)機能低下に関連したもの
    3)疾患の治療に関連したもの
    4)その他
   Chapter 6 薬剤と唾液分泌
   Chapter 7 唾液検査の実際と臨床診断基準
   Chapter 8 口腔水分計(ムーカス)による評価
   Chapter 9 安静時唾液・刺激時唾液の分泌量測定
   Chapter 10 唾液分泌量が低下すると?
   Chapter 11 嚥下障害が起こると?
   Chapter 12 口腔乾燥症への対応方法

§14 口腔ケア:各論
 40 口腔ケアの準備,歯の清掃法,必要器具・薬剤

   Chapter 1 口腔ケアを行う前に必要な情報
   Chapter 2 口腔ケアのリスク管理
   Chapter 3 口腔ケア時の姿勢
   Chapter 4 口腔ケアの準備
   Chapter 5 歯ブラシの選択
   Chapter 6 歯ブラシの取り扱い
   Chapter 7 ブラッシング方法
   Chapter 8 電動歯ブラシの使用方法
   Chapter 9 含嗽剤(うがい薬)
   Chapter 10 歯間ブラシの使用法
   Chapter 11 歯磨剤の選択
   Chapter 12 義歯の着脱方法
   Chapter 13 義歯の清掃方法

 41 舌・粘膜の清掃法,洗浄・うがい・保湿,必要器具・薬剤
   Chapter 1 舌・粘膜に対する口腔清掃の意義
   Chapter 2 口腔粘膜疾患
   Chapter 3 粘膜清掃に使用する器具
   Chapter 4 舌清掃に使用する器具
   Chapter 5 使用する薬剤
   Chapter 6 清掃法
   Chapter 7 口腔乾燥への対応
   Chapter 8 舌・粘膜の清掃
   Chapter 9 うがい・洗浄
   Chapter 10 誤嚥を防止するために
   Chapter 11 口腔内保湿

 42 小児の口腔ケアのポイント
   Chapter 1 はじめに
   Chapter 2 小児の口腔ケアの必要性
   Chapter 3 乳歯の萌出時期・永久歯の萌出と交換の時期
   Chapter 4 小児の口腔ケアに用いる清掃用具の種類と用途
   Chapter 5 補助的清掃用具の種類と用途・フッ化物配合歯みがき剤
   Chapter 6 小児の口腔ケアを実施する際のポジショニング
   Chapter 7 口唇の排除方法・口腔内の観察の重要性
   Chapter 8 小児の基本的な歯みがき方法
   Chapter 9 口腔ケアを拒否する原因・過敏がある場合の口腔ケアの方法
   Chapter 10 口蓋のケアの必要性・特殊な口蓋のケアの方法
   Chapter 11 乳歯の交換期の口腔ケア・誤嚥の危険性の高い小児の交換期の口腔内
   Chapter 12 歯肉肥大の原因・歯肉肥大に対するケアの方法

§15 間接訓練:総論
 43 間接訓練の概念

   Chapter 1 嚥下訓練とは
   Chapter 2 間接訓練とは
   Chapter 3 間接訓練の適応
   Chapter 4 間接訓練の組み立て方
   Chapter 5 口腔期の間接訓練
   Chapter 6 咽頭期の間接訓練
   Chapter 7 間接訓練の進め方
   Chapter 8 間接訓練の留意点

 44 筋力訓練・関節可動域訓練の基礎
   Chapter 1 はじめに
   Chapter 2 筋の生理・解剖
   Chapter 3 神経と筋,運動単位,神経支配比
   Chapter 4 筋収縮の種類
   Chapter 5 筋力の評価─徒手筋力検査法
   Chapter 6 筋力低下の時間経過
   Chapter 7 筋力増強訓練の原理
   Chapter 8 筋力増強訓練─等尺性と等張性
   Chapter 9 関節可動域
   Chapter 10 関節可動域表示
   Chapter 11 拘縮とは
   Chapter 12 拘縮の治療

§16 間接訓練:各論
 45 口腔器官の訓練

   Chapter 1 はじめに
   Chapter 2 口腔器官の訓練とは
   Chapter 3 舌筋の訓練効果に関する主要なエビデンス
   Chapter 4 舌の機能的訓練
   Chapter 5 舌の挙上運動課題時における下顎の代償の抑制の仕方
   Chapter 6 舌のレジスタンス運動(MTPSSEより)
   Chapter 7 舌のチューブトレーニング
   Chapter 8 IOPIを用いた舌の挙上訓練
   Chapter 9 ジェイ・エム・エス社製舌圧測定器と竹井機器工業社製舌筋力計
   Chapter 10 舌の自主訓練(自動運動)
   Chapter 11 CIセラピーを用いた顔面の訓練効果に関する主要なエビデンス
   Chapter 12 口唇・頬の機能的訓練
   Chapter 13 顔面のCIセラピーの重要ポイント
   Chapter 14 口唇のレジスタンス運動
   Chapter 15 口唇・頬の自主訓練
   Chapter 16 その他の顔面の訓練手技
   Chapter 17 下顎の機能的訓練
   Chapter 18 高齢者の発話と嚥下の運動機能向上プログラム(MTPSSE)
   Chapter 19 MPTSSEの運用システム
    1)治療的アプローチとして活用する場合
    2)フレイルを視座に含めたライフコースにおけるMTPSSEの活用範囲
   Chapter 20 MTPSSEで用いられているチューブトレーニング・テクニックの例

 46 鼻咽腔閉鎖・咽頭収縮・喉頭閉鎖訓練
   Chapter 1 はじめに
   Chapter 2 鼻咽腔閉鎖訓練
   Chapter 3 鼻咽腔閉鎖訓練の具体例
   Chapter 4 持続的陽圧呼吸療法(CPAP療法)
   Chapter 5 息を吹く動作による訓練,プッシング/プリング訓練
   Chapter 6 視覚的フィードバック機器の利用
   Chapter 7 咽頭収縮訓練
   Chapter 8 前舌保持嚥下法,SALR
   Chapter 9 前舌保持の有無と嚥下時の咽頭壁隆起の比較(VF側面画像)
   Chapter 10 喉頭閉鎖訓練
   Chapter 11 喉頭蓋レベルの閉鎖訓練
   Chapter 12 声門上部レベルの閉鎖訓練
   Chapter 13 声門レベルの閉鎖訓練

 47 発声訓練
   Chapter 1 はじめに
   Chapter 2 発声発語のしくみ
   Chapter 3 発声発語と摂食嚥下の運動方向
   Chapter 4 発声発語機能と嚥下機能の相違点
   Chapter 5 日本語音の構音点
   Chapter 6 声の印象から推測される異常と嚥下障害
   Chapter 7 構音(発語)の印象から口腔・咽頭機能を推測する
   Chapter 8 構音(発語)訓練の目的・適応・方法
   Chapter 9 裏声発声法の目的・適応・方法
   Chapter 10 Lee Silvermann音声治療(LSVT LOUD(R))
   Chapter 11 Lee Silvermann音声治療の目的・適応・方法

 48 準備期,口腔期に対する間接訓練
   Chapter 1 はじめに
   Chapter 2 準備期,口腔期とは
   Chapter 3 準備期,口腔期に障害がある場合の病態
   Chapter 4 準備期,口腔期の障害の原因
   Chapter 5 間接訓練とは
   Chapter 6 間接訓練の具体的な方法(1) 口唇と頬の訓練
   Chapter 7 間接訓練の具体的な方法(2) 舌の訓練
   Chapter 8 間接訓練の具体的な方法(3) 開口・閉口訓練
   Chapter 9 間接訓練の具体的な方法(4) 咀嚼・送り込みの訓練

 49 咽頭期に対する間接訓練:Thermal tactile stimulation・Shaker訓練・治療機器
   Chapter 1 咽頭期の障害と咽頭期の訓練
  1:Thermal tactile stimulation
   Chapter 2 概 要
   Chapter 3 作用機序,適応
   Chapter 4 具体的方法
   Chapter 5 用具(刺激子)
   Chapter 6 注意,禁忌
   Chapter 7 効 果
  2:Shaker訓練
   Chapter 8 概 要
   Chapter 9 作用機序(頭部挙上時の舌骨上筋の作用)
   Chapter 10 具体的方法
   Chapter 11 適応,禁忌,効果
   Chapter 12 その他の舌骨上筋群を強化する方法
    1)徒手的頸部筋力増強訓練
    2)Chin tuck against resistance(CTAR)exercise
    3)Jaw opening exercise
    4)効果
  3:治療器機,電気刺激法(electrical stimulation therapy)
   Chapter 13 舌骨上筋に対する神経筋電気刺激(neuromuscular electrical stimulation;NMES)
   Chapter 14 頸部干渉波刺激(IFC:interferential current)装置
   Chapter 15 非侵襲的脳刺激法(noninvasive brain stimulation;NIBS)〈参考情報〉

 50 咽頭期に対する間接訓練:チューブ嚥下訓練・バルーン拡張法
   Chapter 1 はじめに
  1:チューブ嚥下訓練
   Chapter 2 チューブ嚥下訓練とは
   Chapter 3 チューブ嚥下訓練の具体的方法
   Chapter 4 チューブ嚥下訓練における留意点
  2:バルーン拡張法
   Chapter 5 バルーン拡張法とは
   Chapter 6 バルーン法の適応
   Chapter 7 バルーン法の適応判断の流れ
   Chapter 8 チューブの挿入方法(1)
   Chapter 9 チューブの挿入方法(2)
   Chapter 10 球状バルーンによる間歇的拡張法
   Chapter 11 球状バルーンによる単純・嚥下同期引き抜き法
   Chapter 12 球状バルーンによるバルーン嚥下法
   Chapter 13 筒状バルーン(ダブルバルーン)による持続拡張法
   Chapter 14 バルーン法のプログラム

 51 呼吸および頸部・体幹に対する訓練
   Chapter 1 はじめに
   Chapter 2 呼吸および頸部・体幹に対する訓練とは
   Chapter 3 摂食嚥下障害における呼吸機能の特徴
   Chapter 4 摂食嚥下障害における呼吸訓練
   Chapter 5 呼吸訓練の基本
   Chapter 6 口すぼめ呼吸
   Chapter 7 口すぼめ呼吸の効果
   Chapter 8 横隔膜呼吸と深呼吸
   Chapter 9 横隔膜呼吸と深呼吸の効果
   Chapter 10 咳嗽訓練
   Chapter 11 摂食嚥下障害における頸部・体幹訓練
   Chapter 12 喉頭運動の指標
   Chapter 13 頸部・体幹の筋緊張調整(リラクセーション)
   Chapter 14 喉頭の運動性改善
   Chapter 15 頸部の可動性および筋機能改善
   Chapter 16 体幹の安定性改善
   Chapter 17 呼吸および頸部・体幹に対する訓練のまとめ