Crosslink 理学療法学テキスト 理学療法管理学**メジカルビュー社/高橋 仁美/978-4-7583-2270-6/9784758322706**

販売価格
3,960円(税込み)
編著
高橋 仁美
出版社
メジカルビュー社
分野
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2025/09/01~
JANコード
9784758322706
商品コード
9784758322706
発行 2025年9月
判型:B5判 256頁
ISBN 978-4-7583-2270-6

編集:髙橋 仁美 / 金谷 さとみ

講義・実習・臨床,すべての場面で活きる! 豊富なビジュアルとやさしい解説で,理学療法管理学の“難しい”を“わかる”に変える新定番!!

Crosslink理学療法テキストシリーズに新刊が登場! 講義・実習・臨床と,広く長く活用できるテキスト。
理学療法管理学を解説する本巻では,職業倫理,関係法規,病院および理学療法士を取り巻く社会の仕組み,キャリアアップシステムなど,授業で教えるべき内容を網羅した。法令や事務的手続きにも言及するため学生が退屈してしまいがちな本科目であるが,本書の噛み砕いた表現で詳しく解説する本文と,フルカラーの図表やイラストを多用し視覚的にも理解しやすい紙面構成で,学生が興味をもって学習を続けることができる。また演習(グループワーク等)で活用できる事例やアクティブラーニング,章ごとに学生の理解度を確認できる小テストの付録もあり,授業の手助けとなる。さらに理学療法士の事業開設の実際や,Society 5.0,行動経済学の応用など新時代の理学療法についても解説し,学生が臨床に出たときにも大いに役に立つ内容となっている。

【目 次】
第1章 職業倫理
 1.医の倫理
  1)倫理とは何か
 2.臨床倫理~患者・利用者の権利~
  1)患者を主体とする医療
 3.研究倫理
  1)研究倫理の概要と研究を進める手順
 4.理学療法士と倫理
  1)理学療法士としての責務,倫理,法令遵守

第2章 関係法規
 1.法体系の基本と概要
  1)法体系の基本と国内法の分類
 2.理学療法士及び作業療法士法
  1)理学療法教育の歴史と今後の展望
 3.社会保障制度の仕組み
  1)社会保障制度全般の仕組み
  2)医療・保健・福祉・介護の連携(予防,地域包括ケアシステム,健診,健康保険指導,産業保健)など
 4.報酬支払いの仕組みの概要
  1)診療報酬
  2)介護報酬
  3)障害福祉サービス報酬
 5.さまざまな法人格

第3章 組織の機能
 1.組織の形とその役割
  1)一般的な組織と医療関連の組織
 2.組織理念と年次計画
  1)組織理念
  2年次計画
 3.管理職等の役割
  1)管理職とは
  2)中間管理職とチームリーダーの役割
  3)管理職の役割
 4.リーダーシップとマネジメント
  1)リーダーシップとマネジメントの違い
  2)マネジメント理論
 5.専門職と多職種連携(チーム医療)
  1)多職種連携の概要と委員会・事例
 6.地域医療連携と地域包括ケア
  1)医療圏・地域医療計画・病診連携

第4章 運営・業務の管理
 1.組織理念に基づく運営
  1)理念・方針・計画と病院機能評価
 2.さまざまな業務とその管理
  1)業務管理・予算・委員会・医療事故防止
 3.人事計画と職員管理
  1)目標管理・採用計画・給料表・時間外労働
 4.労務管理,労働衛生管理
  1)理学療法士の休暇取得の管理
  2)理学療法士のストレスチェック
  3)理学療法士の健康管理
  4)理学療法士のメンタルヘルス
 5.情報管理
  1)理学療法士の情報管理
  2)情報開示と情報セキュリティ
  3)職場の情報伝達の工夫
 6.収益管理
  1)理学療法士の診療報酬・介護報酬に基づく収益管理

第5章 非営利的組織の質の保証
 1.ホスピタルガバナンス
  1)医療機関における組織運営
 2.コンプライアンス体制
  1)組織における法令遵守
  2)医療広告ガイドライン
 3.リスクマネジメント
  1)医療安全に関するリスクマネジメント
  2)医療安全とレジリエンス
  3)感染対策の基本
  4)各種ハラスメントとその対応
 4.コンフリクトマネジメント
  1)利害衝突,コンフリクト
 5.病院機能評価等
  1)病院機能評価とは

第6章 キャリアアップシステム
 1.医療専門職の継続教育
  1)理学療法カリキュラム
  2)キャリアデザイン
  3)卒後教育
  4)人間関係形成とストレス
  5)キャリアラダー
 2.臨床教育システムと人材育成
  1)新人教育
  2)プリセプターシップ
  3)チューター制度
  4)エルダーシップ
  5)心理的安全性の確保
  6)OJT
  7)off-JT
  8)コーチング
 3.コミュニケーション能力の向上
  1)コミュニケーションは握手で始まる
  2)コミュニケーションの方法
  3)アンガーコントロール
 4.「 予測」ができる理学療法士の育成
  1)理学療法における予測の重要性
  2)科学的根拠に基づいた予測のための方法
  3)予測力を高めるための教育の工夫
 5.生涯にわたる学び(生涯学習)
  1)研修会やセミナーへの参加
  2)資格の取得
  3)大学院への進学
  4)学術活動(学会)への参加
  5)日本理学療法士協会における生涯学習制度の活用
  6)海外留学
 6.理学療法に役立つ一般教育学
  1)教育原理
  2)教育心理学
  3)教授方法
  4)障害児教育
  5)教育評価

第7章 さまざまな事業開設の実際
 1.経営者らへのインタビュー

第8章 新時代の理学療法
 1.次の時代に向けて
  1)Society 5.0とICTテクノロジー
 2.行動経済学
  1)ナッジと行動変容
  2)汎理論的モデル(TTM)
  3)行動経済学を学ぶわけ