がんのリハビリテーション 第2版**医学書院/辻 哲也/978-4-260-06280-0/9784260062800**

販売価格
4,400円(税込み)
シリーズ 標準理学療法学・作業療法学・言語聴覚障害学 別巻
編著
辻 哲也
出版社
医学書院
分野
リハビリテーション技術

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特集
新刊
販売期間
2026/03/06~
商品コード
9784260062800
発行 2026年3月
判型:B5判 288頁
ISBN 978-4-260-06280-0

編集:辻 哲也
編集協力:高倉 保幸 / 田尻 寿子 / 安藤 牧子

学びも実践もこれ一冊! がんリハ教科書の決定版

がん患者の増加により、リハビリテーションの重要性が高まる中、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の役割も拡大している。本書は、基礎から周術期リハ、合併症、リスク管理、緩和ケアまでを網羅。養成校の授業用テキストとしてはもちろん、臨床現場でがん医療に関わるリハ職にも必携の一冊。第2版では最新のガイドラインを踏まえ、内容を大幅にアップデートしている。

【目 次】
第1章 がんのリハビリテーション診療概論
 1.がんの基礎知識
  1)がん=悪性腫瘍とは何か
  2)がんの治療
  3)がんの疫学
 2.がんのリハビリテーション診療の基礎知識
  1)がんと共生する時代へ
  2)がんのリハビリテーション診療の目的と定義
  3)わが国におけるがんのリハビリテーション診療の動向
  4)病期別分類
  5)対象となる障害
  6)評価
  7)がんのリハビリテーション診療実施のポイント
  8)がんのリハビリテーションの実際
  9)リスク管理

第2章 周術期リハビリテーション
 1.肺がん・消化器がん
  1)対象となる疾患・術式
  2)リハビリテーションの目的
  3)周術期リハビリテーションの効果・エビデンス
  4)術後呼吸器合併症の定義,リスクを高める要因
  5)周術期リハビリテーションの実際
 2.乳がん
  1)疫学
  2)リハビリテーションの目的
  3)治療法
  4)術後に生じる問題
  5)術後のリハビリテーションの効果・エビデンス
  6)周術期リハビリテーションの実際
 3.脳腫瘍
  1)脳腫瘍とは
  2)脳腫瘍の治療
  3)脳腫瘍のリハビリテーション
 4.頸部リンパ節郭清術(頭頸部がん)
  1)術式と対象となる疾患
  2)術後の症状とリスク管理
  3)副神経麻痺(僧帽筋麻痺)による肩の症状と機能予後
  4)術後のリハビリテーションの目的
  5)リハビリテーションの効果・エビデンス
  6)リハビリテーションの実際
 5.原発性骨軟部腫瘍・脊髄腫瘍
  1)疫学
  2)基本的な治療体系
  3)リハビリテーションの目的
  4)手術症例に対するリハビリテーションの実際
  5)リハビリテーションの効果・エビデンス

第3章 薬物療法・放射線療法
 1.薬物療法・放射線療法中・後のリハビリテーション
  1)リハビリテーションのポイント
  2)がん治療に伴う患者の負担や障害
  3)リハビリテーションの効果・エビデンス
  4)有害反応
  5)血球減少とリスク,対応のポイント
  6)がん治療に伴い生じる心合併症とその対応
  7)進行がん患者のリスク管理
  8)リハビリテーションの実際
 2.造血幹細胞移植前後のリハビリテーション
  1)移植の対象となる疾患とその治療法
  2)移植患者に対するリハビリテーションの目的
  3)移植治療と生じうる機能障害(筋力,運動耐容能など廃用症候群)
  4)リハビリテーションの効果・エビデンス
  5)リハビリテーションプログラムの立案(リスク管理)
  6)リハビリテーションの実際
 3.骨転移
  1)疫学
  2)骨転移により生じる問題
  3)画像評価
  4)骨関連事象の予測方法
  5)治療
  6)リハビリテーションの目的
  7)リハビリテーションの実際

第4章 摂食嚥下障害,コミュニケーション障害
 1.頭頸部がんの病態と治療
 2.摂食嚥下障害
  1)摂食嚥下に関与する構造・領域
  2)周術期の対応(頭頸部がん,食道がん,脳腫瘍)
  3)頭頸部がんに対する放射線療法中・後の病態
  4)緩和ケア主体の時期の病態
  5)その他のがん患者の摂食嚥下障害の病態
  6)評価
  7)リハビリテーションの実際
 3.頭頸部がん術後の発声障害と構音障害
  1)発声と構音
  2)喉頭・下咽頭がんの治療法
  3)リハビリテーションの目的
  4)口腔咽頭がん術後の構音障害
 4.高次脳機能障害
  1)高次脳機能障害を生じる疾患や治療
  2)リハビリテーションの実際
  3)失語症の評価・介入

第5章 リンパ浮腫
 1.リンパ浮腫へのアプローチ
  1)リンパ浮腫とは?
  2)疫学
  3)がん治療後の病態
  4)診断
  5)予防指導
  6)リンパ浮腫複合的治療
  7)まとめ

第6章 緩和ケアが主体となる時期
 1.緩和ケアが主体となる時期のリハビリテーション
  1)緩和ケアとは
  2)リハビリテーションのポイント
  3)症状・病態に合わせたリハビリテーション・アプローチ
  4)在宅支援とリハビリテーション

第7章 心のケアとリハビリテーション
 1.がん患者の精神的負担とコミュニケーションスキル
  1)留意すべき精神的負担(適応反応症,うつ病,せん妄)
  2)がん医療におけるコミュニケーション

参考図書
Check Sheet

Advanced Study
 ・ 人工物による乳房再建術
 ・ 光線力学療法(PDT)
 ・ 脳腫瘍の診断・治療成績の用語の定義
 ・ 「有害反応」と「副作用」
 ・ 最大心拍数を予測するGellishの式
 ・ IPAQ日本版とPASE日本版
 ・ 造血幹細胞移植における合併症
 ・ 多職種チームによる介入
 ・ がん患者の摂食嚥下障害と栄養──サルコペニアの摂食嚥下障害
 ・ 頸部郭清と摂食嚥下障害
 ・ 摂食嚥下障害に対する手術
 ・ 口渇について
 ・ せん妄と認知症の違い
 ・ リンパ浮腫の手術治療
 ・ リハビリテーション前のレスキュー使用

Topics
 ・ 個別化医療
 ・ ICU-AW
 ・ ICU-ASD
 ・ 乳がん検診
 ・ がん遺伝子パネル検査
 ・ 小脳無言症(cerebellar mutism)
 ・ ERASプロトコル
 ・ CRF(がんに伴う倦怠感)
 ・ がん患者の就労状況
 ・ FITT
 ・ 造血幹細胞移植患者に対するリハビリテーションの介入効果
 ・ 嗅覚リハビリテーション
 ・ リンパ浮腫複合的治療料
 ・ 健常者のむくみの原因