高次脳機能障害 精神医学・心理学的対応ポケットマニュアル**医歯薬出版/先崎章(東京福祉大学教授)/9784263213322**

販売価格
1,980円(税込み)
編著
先崎章(東京福祉大学教授)
出版社
医歯薬出版
分野
 
リハビリテーション医学

数量

販売期間
2009/06/01~
商品コード
9784263213322
発行 2009年6月
ISBN 978-4-263-21332-2
高次脳機能障害の様相は様々であり,医療・相談・支援・福祉の各機関の現場で,関連スタッフが試行錯誤をしながら対応しているのが実情と思われる.●本書は,関連スタッフへ向けて,高次脳機能障害の診断・治療・社会復帰への支援を行ってきた筆者が,その臨床経験をもとに,精神医学・心理学的アプローチを切り口としてまとめたものである.多彩な症例を取り入れ,具体的に展開している.

【昨今話題になっている高次脳機能障害とは】【神経心理学的障害と精神症状(脳障害でみられた各種障害をもとに)】 脳外傷の症状特性 脳外傷の高次脳機能障害の典型的なパターン 各種神経心理学的な機能障害【統合失調症との相違】 精神障害者支援施設からみた高次脳機能障害 高次脳機能障害の症状の起因 神経心理学的検査からみた高次脳機能障害と統合失調症 「物についての障害」からみた高次脳機能障害と統合失調症 対応面からみた高次脳機能障害と統合失調症【情動障害への対応】 情動の生物学的基盤と情動障害の様相 重度情動障害の対応の実際【うつと発動性低下,不安障害への対応(脳外傷の場合を中心に)】 高次脳障害者のうつ mild TBIや脳外傷介護者にみられるうつ うつの治療 不安障害【生活支援のための認知リハビリテーションと心理療法】 認知リハビリテーションと心理療法 生活援助のための認知リハビリテーション 認知リハビリテーションの理論的分類 認知リハビリテーションストラテジー(方略) 心理療法にあたっての原則【専門外来を効率的にどう運営するか】 高次脳機能障害モデル事業の拠点病院としての専門外来での当初の経験(2001年~2004年度) 専門外来を開設してしばらく後に発生する課題(2005年以降に生じてきた問題)【就労支援に向けて】 社会参加の一形態としての就労 就労支援の評価が神経心理学的検査で可能か? 就労にあたっての能力障害の評価 就労支援と職場への望ましい対応 就労・復職への具体的な例 産業構造と高次脳機能障害【診断書作成】 高次脳機能障害について精神障害者用の診断書を作成する時のポイント(私見)―精神障害者保健福祉手帳用診断書,年金診断書(精神の障害用)を中心に―