上田式 子どもの発達簡易検査**医歯薬出版/上田礼子/9784263213681**

販売価格
3,520円(税込み)
編著
上田礼子
出版社
医歯薬出版
分野
 
小児科学一般
販売期間
2011/02/01~
商品コード
9784263213681
発行 2011年2月
ISBN 978-4-263-21368-1
●この検査は親(養育者)や子どものケアに直接関わる保育・教育者,諸施設で働く医療・保健・福祉関係者などを対象として,子どもの発達状態を簡便な方法で的確に把握し,それを支援の手がかりに活用することを意図している.●『上田式 子どもの発達簡易検査(USDT)』は,これまでの筆者の経験から個々の検査項目などを再検討し,発達簡易検査の目的に沿って子どもの発達過程において広く一般的に観察され,かつ個人差の幅が比較的小さく,日常生活でも観察しやすい項目を選んで編集している.

<「上田式 子どもの発達簡易検査」とは>【発達簡易検査の必要性】 子どもをめぐる社会的環境の変化 親(養育者)や直接的ケア担当者の現代的ニーズとしてのアセスメント・ツール 子どもの発達を正しく理解する知識と手だての必要性 急激な都市化の進展とアセスメントの関係【USDT作成の目的とその過程】 事例:来談者との対話から USDT作成の目的と7つの条件 USDT作成過程【本検査の作成と検査用紙】 USDTの検査用紙:発達の3領域と54項目 検査用具<USDTの実施方法>【検査実施の進め方】 検査場面の設定・導入 検査実施の順序 検査結果の評価方法【検査終了後のクライアントとの話し合いと対応の仕方】 再検査の必要性 診断的検査のための紹介 子ども(身体・精神面)と家族・地域・環境の双方向からの支援 相談場面におけるUSDTの活用法【各発達領域における検査項目の実施方法】 社会性領域:対人関係・生活習慣(13項目) 言語性領域:発語・言語理解(14項目) 運動領域:微細運動・粗大運動(27項目)<資料編> 子どもの発達検査と発達スクリーニング検査・発達簡易検査 発達質問項目の活用とその他の簡便な検査 20世紀後半からの日本の子どもの健康・発達に対する見方の変遷 日本の子どもの地理的および社会・経済的背景と行動発達の個人差 JDDST簡易検査1の作成過程〔付録〕 日本版デンバー式発達スクリーニング検査─東京都全被検児の項目抜粋 日本版デンバー式発達スクリーニング検査─沖縄県および岩手県被検児の項目抜粋 3地域(東京都,沖縄県,岩手県)間の被検児の比較