ここが知りたい!偽膜性腸炎/CDI**文光堂/松井敏幸 他/9784830618772**

販売価格
3,300円(税込み)
現場発!実臨床で直面するproblemと対処法のすべて
編著
松井敏幸 他
出版社
文光堂
分野
 
感染症・AIDS

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書籍版 販売期間
2011/03/01~
JANコード
9784830618772
商品コード
9784830618772
発行 2011年3月
ISBN 978-4-8306-1877-2
偽膜性腸炎の概要から診断・治療の道筋を簡潔にover viewしつつ,臨床上の悩ましい点の疑問に,エビデンスや著者の臨床経験を踏まえて解説する実践ガイドブック.

1章 偽膜性腸炎/CDIとは 1.オーバービュー 2.Q/A Q 菌交代現象というのは何ですか? Q ヒトからヒトへも伝播する可能性はありますか? Q 偽膜性腸炎はC.difficile infection(CDI)と考えてもよいのでしょうか? Q C.difficile infection(CDI)の原因となる薬剤にはどのようなものがありますか? Q ほかの菌でも偽膜ができることもあるそうですが,頻度的にはどの程度でしょうか? Q 施設間で差はあるとは思いますが,入院患者での大体の頻度はどのくらいでしょうか? Q 偽膜性腸炎の重症度分類について教えてください Q 欧米での重症化のアウトブレイクについて知りたいのですが2章 偽膜性腸炎/CDIをみきわめる(診断のアウトライン) 1.オーバービュー 2.Q/A Q 特徴的な臨床症状を教えてください Q 病歴と臨床症状だけで,ある程度のみきわめはつけられますか? Q 一般検査での所見の特徴は? Q 偽膜性腸炎の内視鏡所見の特徴を教えてください Q 他の感染性腸炎との鑑別のポイントを教えてください Q 内視鏡で,他の腸炎との鑑別のポイントがあれば教えてください Q 内視鏡で偽膜があればCDIと判断して構わないでしょうか? Q 重症で内視鏡もしにくい場合,どう診断していけばよいでしょうか? Q 便培養には意味があるのでしょうか? あるとすればどのようなときでしょうか? Q 培養の検体採取の方法と検査室へのオーダーはどうすればよいでしょうか? Q C.difficile トキシンの検査は感度に幅があり除外に悩みます.すっきり判断するには どうすればよいでしょうか? Q CDトキシンA陰性/B陽性株が問題になっていると聞きます.そのみきわめはどうすべき でしょうか? Q CDチェック(ラテックス凝集)は簡便ですが,偽陽性が多いと聞きました.臨床での有用 性はどこにありますか? Q 下痢の続く患者で,CDトキシンは陽性なのに内視鏡所見はありません.これをどのよう にみきわめていけばよいでしょうか? Q CDIとMRSA腸炎の鑑別はどのようにすればよいですか?3章 偽膜性腸炎/CDIに対処する(治療と予防のアウトライン) 1.オーバービュー 2.Q/A Q C.difficile infection(CDI)で原疾患に対する抗菌薬を止めてよいかどうかの判断のポイ ントはありますか? Q 抗菌薬を切りづらい場合,薬剤の変更を考えねばなりませんが,CDIを生じにくい抗菌薬 にはどのようなものがあるのでしょうか? Q バンコマイシンにはVREの可能性がついてまわり,メトロニダゾールは保険外です.一般 臨床では,どちらをとるべきでしょうか? Q CDに対する抗菌薬の投与量と投与期間はどのように考えたらよいでしょうか? Q 臨床現場では内服薬を使えないケースも多々ありますが,なにか有効な方法を教えてくだ さい Q C.difficile infection(CDI)の抗菌薬治療終了のみきわめはどうしたらよいでしょうか? 臨床症状が軽快すれば抗菌薬を切ってもよいのでしょうか? Q IBD患者での重複感染の治療はどのように考えたらよいですか? Q Probioticsはどのようなときに有効でしょうか? また具体的な方法を教えてください Q 粘膜保護の目的でグルタミン投与の効果はあるのでしょうか? Q 再発例に対する治療法はどう考えたらよいでしょうか? Q C.difficile infection(CDI)の再発リスクがあれば教えてください Q 再発予防に何かよい方法はありますか? Q 施設内の感染拡大を防ぐために,医療従事者にどう指導すればよいでしょうか? Q 一般のアルコール消毒には効果が乏しいと聞きましたが,消毒はどうすればよいでしょう か? Q 患者の隔離は必要ですか? 必要だとしたらその基準はありますか? Q 院内感染対策として他になにか注意すべき・指導すべきことはありますか?ー医療従事者 への接触感染予防や石鹸での手洗い指導以外にー