家族アセスメントPart II ファシリテートのエキスパートをめざして**医歯薬出版/小林奈美/9784263235232**

販売価格
3,520円(税込み)
実践力を高める FASC式家族事例検討の展開から研究へ カルガリー式家族看護モデル実践へのセカンドステップ
編著
小林奈美
出版社
医歯薬出版
分野
 
家族看護
販売期間
2011/06/01~
商品コード
9784263235232
発行 2011年6月
ISBN 978-4-263-23523-2
本書は,FASC式家族事例検討会におけるファシリテータの実践力を高めることを目的としたものである.ファシリテータとは,家族事例の読み解きを行う役割を担うものであり,事例検討に向けた模擬事例の準備,家族の読み解き,参加者からの情報の引き出し,軌道修正,明日からできることへの助言,等の技術が求められる.
このため本書は,事例検討会に参加する,組織・ファシリテータ・参加者の役割や学びを対比して説明することで,ファシリテータが備えるべき技量を説明.検討会の逐語録を3事例あげた第3章では,ファシリテータがいかに参加者を導いていくのかが明らかにされている.
また,最終章では,さらなる上級実践へ向けて,検討会と研究の違い,事例研究として成り立つための要件などを述べている.
本書は,既刊『グループワークで学ぶ家族看護論第2版』『家族アセスメントPartI』の既読が望ましい.

【FASC式家族事例検討の概要】 家族事例を検討する 成立環境と要件 学習機能と効果【FASC式家族事例検討会の進め方】 目指すゴール 事例のまとめ方 模擬事例の使い方 ファシリテータの役割と技術レベル プロセスの特徴と進め方のコツ【ファシリテータとしての技術を磨く】 ファシリテータに必要な技術 FASC式事例検討の展開 <事例1>本人のやる気と家族の関わり <事例2>夫婦という不思議なつながり <事例3>母と娘と病の体験【実践事例報告から家族システムケア研究へ】 事例研究とは? 実践報告を家族システム看護研究へ発展させるために