スポーツと腰痛**金原出版/山下敏彦/9784307251525**

販売価格
4,950円(税込み)
メカニズム&マネジメント
編著
山下敏彦
出版社
金原出版
分野
 
スポーツ医学

数量

販売期間
2011/10/01~
商品コード
9784307251525
発行 2011年10月
ISBN 978-4-307-25152-5
スポーツ選手の愁訴の中でも頻度の高い腰痛の予防・治療についての理解を深め、実際の診療における手引き書として活用できる一冊。スポーツに伴う腰痛(腰椎疾患)の現状、腰痛発生メカニズム・原因、診断、治療(保存療法、手術療法、リハビリテーション)、予防を柱として、整形外科医、理学療法士、トレーナーが執筆。これらの職種に加え、リハビリテーション医も含めたスポーツ診療に携わる医師必携の書。

CHAPTER 01スポーツ選手における腰痛の実態 1.スポーツ選手の腰痛 2.スポーツ活動と腰痛の関係 3.トップレベルのスポーツ選手の腰痛の実態 4.競技種目・ポジションと腰痛の関係CHAPTER 02スポーツによる腰痛の発生メカニズム ◆2-1 腰部スポーツ障害のバイオメカニクス 1.腰椎バイオメカニクスの基礎 2.スポーツ障害における腰椎のバイオメカニクス ◆2-2 腰痛に関わる神経・筋の解剖・生理学 1.痛みに関わる感覚受容器と神経線維 2.体幹筋の構造と感覚神経の分布 3.腰椎構成組織における感覚受容器の分布 4.炎症が感覚受容器に及ぼす影響 5.筋肉痛のメカニズム ◆2-3 腰痛をきたしやすいスポーツ動作 1.椎間板変性率調査 2.腰椎椎弓疲労骨折(分離症) 3.スポーツ動作中の腰椎挙動 ◆2-4 スポーツ種目別腰痛の特徴 1.スポーツ種目別腰痛の発生頻度 2.スポーツ種目による腰痛の特徴とその発生メカニズムCHAPTER 03スポーツによる腰痛の診断のすすめ方 1.問診 2.身体所見CHAPTER 04スポーツに伴って好発する腰痛疾患の病態と治療 ◆4-1 腰痛症(筋性腰痛、椎間関節性腰痛) 1.概念と病態 2.診断 3.治療 ◆4-2 腰椎椎間板ヘルニア 1.病態・疾患概念 2.診断手順 3.治療 ◆4-3 腰椎終板障害 1.腰椎終板障害の概念 2.病態 3.臨床症状 4.画像診断 5.治療 ◆4-4 腰椎分離症(分離すべり症) 1.発生頻度 2.原因 3.症状 4.画像検査 5.治療 ◆4-5 腰椎損傷 1.概念 2.疫学 3.診断 4.分類 5.治療 6.予防 ◆4-6 仙腸関節の不具合からくる腰痛 1.仙腸関節の不具合 2.骨盤のmobility(仙腸関節の動き) 3.仙腸関節の不具合の評価法(PMテスト) 4.仙腸関節の不具合が引き起こす腰痛とは 5.仙腸関節の不具合に対する運動療法CHAPTER 05腰痛に対するアスレティックリハビリテーション ◆5-1 トレーニングの理論 1.アスレティックリハビリテーション(トレーニング)の基本コンセプト 2.トレーニングのプロセス ◆5-2 トレーニングの実際 1.スポーツ動作における体幹部(コア)の役割 2.トレーニングの原則 3.エクササイズのポイント ◆5-3 スポーツ復帰に向けたエクササイズ ★体幹回旋運動時の腰痛回旋ストレスの軽減 1.概念と病態 2.腰椎での回旋負担を軽減させる手段 3.まとめCHAPTER 06プロスポーツ選手の腰痛に対するプライマリケア 1.腰部の外傷・障害(頻度、経過) 2.腰痛に対する初期対応 3.装具療法 4.薬物療法 5.疼痛緩和のための補助的治療 6.腰椎手術後のアスレティックリハビリテーション 7.腰部障害の予防、早期発見CHAPTER 07スポーツによる腰痛の予防 ◆7-1 スポーツ選手の腰痛発生に関与する要因 1.身体的要因 2.指導・方法の要因 3.まとめ ◆7-2 腰痛予防の方策 1.体幹安定性の獲得 2.体幹動的安定性の獲得 3.適切な脊柱アライメント保持 4.脊柱隣接関節(骨盤、股関節、肩甲胸郭関節)の可動性獲得 ◆7-3 選手、指導者への提言 1.選手の個別性を考慮した指導 2.メディカルチェックの活用 3.科学的事実に則った指導 4.スポーツを取り巻く環境・指導体制の改善 ◆7-4 スポーツ選手(トップアスリート)の腰痛管理 1.トップアスリートにおける腰痛疾患 2.腰痛疾患のマネジメント
索引