コミュニティケア 2022年5月 高齢者の「低栄養」/訪問看護総合支援センター**日本看護協会出版会/9784818024052**

販売価格
1,540円(税込み)
Community Care 309(Vol.24 No.5)
出版社
日本看護協会出版会
分野
 
地域看護・在宅看護

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書籍版 販売期間
2022/04/05~
JANコード
9784818024052
商品コード
9784818024052
発行 2022年4月
サイズ A4変 / 80p
ISBN 978-4-8180-2405-2
特集1:
高齢者の「低栄養」

高齢者は、嚥下・咀嚼機能の低下や認知症の発症、心理・社会的要因などから低栄養状態に陥りやすく、その改善には介護上の問題や経済的な事情などにより難しいことが指摘されています。これらから、令和3年度介護報酬改定では、栄養改善・管理における取り組みの推進が挙げられました。
人は低栄養状態になると、体力や気力、筋力などが低下し、さらに骨折しやすくなったり褥瘡が発生しやすくなったりするなど、さまざまな問題を引き起こします。栄養状態が改善したことで、高齢者の表情が明るくなった、活動的になったという経験をした看護師も少なくないでしょう。栄養状態は、生活の質(QOL)に大きく関係しているのです。
本特集では、高齢者が低栄養状態に陥りやすい要因や低栄養状態のアセスメント方法、介入方法を解説するとともに、認知症・脳卒中・パーキンソン病・慢性心不全により低栄養状態にある高齢者への支援の実際を紹介します。

特集2:
「訪問看護総合支援センター」
地域における役割・機能とは

地域における訪問看護提供体制の強化のため、日本看護協会は、2019年度に「訪問看護師倍増策」を公表しました。そのための方策として、「訪問看護ステーションの拡充」「医療機関からの訪問看護の提供」「訪問看護師の採用・育成」を掲げ、これらを支援するための拠点として「訪問看護総合支援センター」の設置を推進しています。
同センターの役割は、地域の訪問看護提供体制整備の方向性を示し、都道府県看護協会・ナースセンター・訪問看護ステーション連絡協議会等の事業を支援するとともに、各団体が一体となった取り組みを推進することとしています。その実現に向けて、日本看護協会は2019年度より各都道府県での同センター設置をめざした試行事業を実施。本特集では、同センターの意義と試行事業の目的を解説した上で、試行事業に参加した機関(岡山県・山形県・静岡県)より、その経緯や活動内容、ステーションはどのように同センターを活用したらよいかなどについて示します。