病態に起因した小児の持続性の痛みの薬による治療**金原出版/監訳:武田文和/9784307170666**

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3,850円(税込み)
WHOガイドライン
編著
監訳:武田文和
出版社
金原出版
分野
 
小児科学一般

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販売期間
2013/08/01~
商品コード
9784307170666
発行 2013年8月
ISBN 978-4-307-17066-6
「WHO guidelines on the pharmacological treatment of persisting pain in children with medical illnesses」(世界保健機関発行、2012年12月)の翻訳版。従来の三段階除痛ラダーを廃止し、二段階除痛ラダーの小児適用を勧告するなど、小児における持続性の痛みに対するオピオイド鎮痛薬・医療用麻薬の新たな取り扱い方を示す。医師・看護師、薬剤師、政策立案担当者それぞれを対象にガイドラインの重要項目を抜粋した副冊子付き。

■第1章 小児における痛みの分類1.1 痛みの分類:いとぐち1.2 痛みの分類1.3 特定の疾患に関連した痛みの原因と分類■第2章 小児における持続性の痛みの診断・評価2.1 臨床的診断法:痛みの経過の聴取と理学的診察2.2 小児による痛みの表現と痛みの診断・適切な評価方法2.3 痛みの記録、文書化:痛み測定手段の活用2.4 臨床実践において使用する痛み測定手段基準の確立と選択法2.5 持続性の痛みのある小児の他のパラメ-タ-を用いての評価2.6 小児の持続性の痛みの診断・評価への挑戦の克服■第3章 薬による痛み治療の基本戦略 -患者の立場に立った医療担当者用の治療ガイドライン3.1 薬による痛み治療の基本原則3.2 二段階除痛ラダーを用いた治療戦略3.3 時刻を決めて規則正しく鎮痛薬を反復投与する3.4 至適な経路による鎮痛薬の投与3.5 それぞれの小児に適した投与量に調整しての痛み治療(テ-ラ-メイドの治療)3.6 痛みの治療に不可欠な強オピオイド鎮痛薬3.7 強オピオイド鎮痛薬の選択方針3.8 経口モルヒネの速放製剤と徐放製剤3.9 オピオイド・スイッチング(オピオイド鎮痛薬の切り替え)3.10 投与経路3.11 突出痛の治療3.12 耐性、薬の中止、依存3.13 オピオイド鎮痛薬の過量投与3.14 鎮痛補助薬3.15 研究指針■第4章 保健医療機関網における痛み治療へのアクセス改善を目指して4.1 健康の権利、除去可能な痛みから解放される権利4.2 オピオイド鎮痛薬に関する国際的な規制4.3 国による痛みからの解放に向けた政策の広がり4.4 国の制度としての痛みからの解放への財政支出4.5 痛みからの解放のために必要なこと4.6 痛み治療による資源の救済4.7 痛み治療の守備範囲4.8 痛み治療の人的資源4.9 利用可能とすべき痛み治療法■アネックス(付属文書)1 薬理学的プロフィ-ルA1.1 フェンタニルA1.2 ヒドロモルホン(本邦未導入)A1.3 イブプロフェンA1.4 メサドンA1.5 モルヒネA1.6 ナロキソンA1.7 オキシコドンA1.8 アセトアミノフェン■アネックス(付属文書)2 臨床への勧告の背景A2.1 本ガイドライン開発の経過A2.2 薬による痛みの治療(薬理学的介入)A2.3 薬以外の治療法(非薬理学的介入法)■アネックス(付属文書)3 保健医療機関網への勧告の背景■アネックス(付属文書)4 エビデンスの検索と評価A4.1 GRADE システムのプロフィ-ルA4.2 保健医療機関網に対する勧告について検索した試験研究A4.3 エビデンス検索過程の第三段階(GRADE システム)で検索された研究■アネックス(付属文書)5 研究指針■アネックス(付属文書)6 オピオイド鎮痛薬と国際条約A6.1 国連の薬に関する諸条約とその執行組織A6.2 「麻薬に関する単一条約」とオピオイド鎮痛薬A6.3 薬の不正使用と患者による需要A6.4 薬の規制に関する国際条約と国の規制担当当局A6.5 条約が要求している国によるオピオイド鎮痛薬の需要量の見積もり制度A6.6 国による需要量見積もりの重要性A6.7 オピオイド鎮痛薬(麻薬)の国内での製造A6.8 オピオイド鎮痛薬(麻薬)の輸出入システムA6.9 輸出入許可証および確認書の必要事項A6.10 輸出、輸入後に続く報告およびオピオイド鎮痛薬(麻薬)の消費量の報告システムA6.11 オピオイド鎮痛薬(麻薬)の流通A6.12 オピオイド鎮痛薬(麻薬)の処方と調剤についての一般的必要事項■アネックス(付属文書)7 本ガイドラインの作成・編集に関与した人々のリストA7.1 本ガイドライン作成グル-プA7.2 その他の貢献者A7.3 利益相反に関する事項