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  • DMAT標準テキスト**へるす出版/監修:日本集団災害医学会/編集:日本集団災害医学会 DMATテキスト改訂版編集委員会/編集協力:日本/9784892698590**

DMAT標準テキスト**へるす出版/監修:日本集団災害医学会/編集:日本集団災害医学会 DMATテキスト改訂版編集委員会/編集協力:日本/9784892698590**

販売価格
5,720円(税込み)
改訂第2版
編著
監修:日本集団災害医学会/編集:日本集団災害医学会 DMATテキスト改訂版編集委員会/編集協力:日本
出版社
へるす出版
分野
 
救命・救急医学

数量

販売期間
2015/03/01~
商品コード
9784892698590
発行 2015年3月
ISBN 978-4-89269-859-0
日本集団災害医学会監修の『DMAT標準テキスト』第1版第1刷は2011年の2月に刊行されました。しかし、同年3月11日には東日本大震災が起こり、直ちに東日本大震災におけるDMAT活動、DMAT活動要領改正、用語の修正等のコラムを追加して「増補版」を刊行しました。
しかし、東日本大震災は地震、津波に加え、福島第一原子力発電所事故など、未曾有の複合災害の様相を呈しました。そのため、被災地でのDMAT活動は多岐にわたり、その後の改正点などを整理するために今回の『DMAT標準テキスト改訂第2版』を刊行することとなりました。
本書では東日本大震災の教訓を「新たな防ぎえた災害死」という観点から整理し、DMAT活動の戦略を局地災害と広域災害の局面から捉えなおし、また、熱傷、被ばく医療、津波肺、公衆衛生的活動(感染症サーベイランス・ラピッドアセスメント・保健所と保健師の役割)、固定翼機による医療搬送(透析療法患者の広域医療搬送)など、DMATが知っておくべき災害時の知識の充実にも努めました。本書の目的はDMAT隊員のみならず、災害に携わるさまざまな職種の方々に災害医療の基本知識、手技やDMATとの連携を理解していただき、共通の言語で災害医療に取り組んでいただくことにあります。

目次
1 災害概論
2 DMATとは
3 急性期災害医療対応の原則
4 局地災害と広域災害医療対応の戦略
5 DMATが実施する診療
6 DMAT活動のロジスティクス
7 広域災害救急医療情報システム(EMIS)
8 DMATが知っておくべき災害時の知識
9 DMATに関連する特殊な環境や活動
10 わが国の災害対応体制
Appendix 広域医療搬送計画と東日本大震災におけるDMAT活動事例