ここが知りたい かかりつけ医のための心不全の診かた**中外医学社/横山 広行/9784498136489**

販売価格
2,860円(税込み)
編著
横山 広行
出版社
中外医学社
分野
 
循環器一般

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書籍版 販売期間
2017/09/08~
JANコード
9784498136489
商品コード
9784498136489
ISBN 978-4-498-13648-9
サイズ:A5 / 134p

来るべき「2025年問題」そして「心不全パンデミック」に対して,“かかりつけ医”はどう対処すべきか.本書は,その役割と心不全診療のコツやポイントについて解説.

目 次§1 心不全パンデミックに向けた,かかりつけ実地医家の役割と診療のコツ 心不全患者の病状がどのように進展するかを理解する 心不全の特徴的病態であるうっ血と末梢循環不全を簡便に評価する方法 心不全の重症度ステージに沿った,段階的な治療方針を知る§2 かかりつけ実地医家のための,心不全診察における胸部X線読影のコツ かかりつけ医として心不全患者の診察に胸部X線を上手に利用する 胸部X線で隠れ心不全による軽微な肺うっ血を見つけ出す 外来診療において,胸部X線により肺うっ血の病態を連続的に比較して評価する 呼吸困難を呈して外来を受診する患者さんの原因を,胸部X線により鑑別する§3 心不全診察における血清BNP値測定の意義: BNP値と胸部X線の関係に注目する 血清BNP値を測定することにより,心不全症状のない低心機能患者を見つけ出せるか? 心不全診療におけるスクリーニング検査としての血清BNP値測定の意義 緊急外来で測定する血清BNP値と心不全の関連 血清BNP値を指標とした心不全治療§4 心不全診療における水分出納の評価と管理 水分出納の基本概念 心不全患者における水分出納の評価方法 水分過剰な心不全における,利尿薬の使用について ループ利尿薬にかかわるcontroversyについて§5 かかりつけ医として,急性心不全・慢性心不全の急性増悪に対応するコツ 急性心不全・慢性心不全の急性増悪時に,収縮期血圧で患者さんを層別化する Nohria-Stevensonの臨床病型を慢性心不全の急性増悪に活用する 急性心不全治療における呼吸管理の手順§6 高齢心不全患者さんの外来診療で,最も重要な仕事は併存疾患の管理です 虚血性心疾患の影響 癌と心不全 中枢神経系の障害(うつ状態,脳卒中,自律神経失調を含む)と心不全 慢性心不全患者における糖尿病の管理 勃起障害 痛風と関節リウマチ 低カリウム血症,高カリウム血症 脂質異常症 高血圧症 鉄欠乏性貧血 腎機能障害 肺疾患(喘息,COPD) 肥満 睡眠時無呼吸症候群 心臓弁膜症§7 高齢心不全診療における栄養評価と補充療法 高齢心不全患者におけるサルコぺニアとフレイルについて 高齢者心不全患者の栄養状態の評価方法 高齢者心不全患者における栄養補充療法について§8 高齢心不全診療における在宅診療 心不全患者に対する包括的疾病管理と,在宅医療における訪問診療 症例からみる心不全患者に対する在宅医療のポイント§9 高齢心不全診療における心不全末期医療と緩和ケアを学ぶ 心不全における末期状態と終末期医療 心不全の緩和ケアを導入するために,医療従事者が考慮すべきこと 症例から日本における心不全末期治療の現状と問題点を考える 末期医療における心不全緩和ケアと積極的診療,そしてグリーフケアの関係索 引