リハビリテーション管理・運営実践ガイドブック**メジカルビュー社/金谷 さとみ・高橋 仁美/9784758319317**

販売価格
4,400円(税込み)
編著
金谷 さとみ・高橋 仁美
出版社
メジカルビュー社
分野
 
リハビリテーション医学

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書籍版 販売期間
2018/09/01~
JANコード
9784758319317
商品コード
9784758319317
発行 2018年9月
サイズ B5 / 216p
ISBN 978-4-7583-1931-7
チーム医療に携わる一員として,またリハビリテーション科のチームをまとめる管理職として知っておくべき知識をまとめた一冊。既存のビジネス書とは違い,リハ室の安全管理,施設運営,スタッフ教育,多職種との連携,診療報酬算定など,環境をどう活かすか,また人的資源をいかに円滑に動かしてリハを最適化し,患者のリハゴールを達成するかといった,臨床の現場で必要な内容を解説。現在管理職についている方,これから新たに管理職になる方,将来を見据え知識を習得したい方に対してはもちろん,学生の方が臨床の場に出てからどのようにチームの一員としてリハに携わり,自身のキャリア形成をしていくかをイメージする上でも有用な内容となっている。

【目次】
I章 リハビリテーション科における管理とは
1 リハビリテーションを専門とする職場の管理
リハビリテーションに従事する
quantityからqualityへ
個人の予測力とチームのマネジメント力
教育的スキルも身につけて
リハビリテーションを専門とする職場の管理
2 自らが成長することへの支援とは
自己研鑽ができる職場環境
人材育成マネジメントサイクルの構築
Off -JTとOJTの連携
上司と部下の関係
おわりに

II章 組織化
1 組織化~職員配置と業務の組織化~
(1)部門別体制
組織とは何か
リハビリテーション部門における組織体制と運営
リハビリテーション部門組織
付帯業務
組織での運用
(2)病棟・疾患別体制
病棟ユニット・病棟体制
疾患別グループ化
2 質的管理のための体制作り
医療現場における生涯学習環境整備の必要性
看護協会が推奨する生涯学習システム
リハ関連職による生涯学習システムの構築
おわりに
III章 業務管理
1 病棟・施設業務管理
(1)急性期
急性期医療におけるリハ部門の役割
リハ提供体制の構築
急性期病院における業務
病棟スタッフとの連携
(2) 回復期
回復期病棟に特徴的な業務
回復期病棟ならではの管理方法
多職種との連携について
職員教育について
(3)療養病棟
療養病棟に特徴的な業務
療養病棟ならではの管理方法
多職種との連携について
職員教育について
(4)訪問・通所系
訪問・通所系に特徴的な業務
他職種との連携
スタッフの教育
(5)介護保険施設など
介護保険施設に特徴的な業務
介護保険施設ならではの管理方法
多職種との連携について
職員教育について
2 部署内の情報伝達の工夫
リハビリテーション科の部署内における情報伝達の重要性
職種(職員)間の情報伝達について
在宅部門との連携について
在宅部門事業所間の連携について
管理者として取り組むべき課題
3 院内活動への参加
チーム医療概論
チーム医療実践

IV章 人事労務管理
1 倫理的諸原則
歴史的背景
理学療法士,作業療法士の職業倫理
ホスピタル・ガバナンスの構築
2 人事計画と職員管理
人事計画
職員管理
おわりに
3 人事考課と面談
人事考課とは
医療機関における人事考課制度とその実態
リハビリテーション科における人事考課制度の活用
個人面談実施の意義
面談を適切に実施するために
4 年間計画に基づく個人目標の管理
個人目標の管理の実際
個人目標の策定
個人目標の達成に向けた行動支援
個人目標の到達度評価
5 リハビリテーション専門職のインセンティブ 金谷さとみ
医療サービスとリハビリテーション
医療・福祉組織の教育とは
インセンティブとは
医療職のインセンティブ
リハビリテーション職のインセンティブ
6 リハビリテーション専門職のストレスチェック
リハビリテーションの職場におけるメンタルヘルス
職場で考えるストレス対策

V章 教育システム
1 医療専門職の継続教育
医療専門職全体の継続教育
理学療法士,作業療法士,言語聴覚士が獲得すべき能力
リハビリテーション科職員に対する継続教育
2 キャリア形成のために
キャリアにかかわる用語
なぜキャリアラダーを登るのか?
一般業務が実施可能となった後のキャリア形成
おわりに
3 キャリアパスの構築
新人教育の方法
プリセプター制度
ポートフォリオ
意図ある問いかけ
キャリアパスの作成
内部勉強会
教育の成果
おわりに
4 さまざまな人材育成手法
コーチングとティーチング
Kolbの4つの学習モデル
5 社会人基礎力育成研修
新入職員と指導者の詳細
社会人基礎力育成研修の流れ
研修の効果
研修終了後に得た知見
おわりに
6 中間管理職の育成
管理職が求めるもの
立ち位置の可視化
自由な裁量
管理職の態度
おわりに
7 学術活動への参加
臨床で勤務するリハビリテーション専門職における学術活動の意義
学術大会は交流の場
学術大会へ参加するうえでの心構え
8 各種資格取得について
公的・民間資格
インストラクター
大学院
資格取得の意義
9 協会活動の活用について
(1)理学療法士(PT)
新制度の概要
プログラムの概要
登録理学療法士制度
認定理学療法士制度
(2)作業療法士(OT)
OT協会の生涯教育制度の目的
OT協会の生涯教育制度の構造
(3)言語聴覚士(ST)
基礎プログラム
専門プログラム
認定言語聴覚士講習会
実務者講習会
管理者に望むこと
10 これからの臨床実習指導方法 患者担当型実習から診療参加型実習へ
診療参加型実習
おわりに