胃X線検診 上部消化管検査必携テキスト**ぱーそん書房/丹羽 康正/9784907095703**

販売価格
6,380円(税込み)
編著
丹羽 康正
出版社
ぱーそん書房
分野
 
画像医学・超音波医学

数量

販売期間
2022/03/07~
商品コード
9784907095703
発行 2022年3月
サイズ A4 / 322p
ISBN 978-4-907095-70-3
国試対策はもとより、上部消化管検査を始める初学者、専門技師や読影補助認定を目指す技師必携!!
●120問の実践練習問題には解答・解説付き。
●診療放射線技師や医療従事者の知識向上に役立つ1冊。

【目次】
Ⅰ 臨床の基礎
Chap 1 解剖と生理
1.消化管総論
2.食道(esophagus)
3.胃(stomach)
4.十二指腸(duodenum)
Chap 2 臨床事項の一般常識
1.胃 炎
2.胃潰瘍
3.胃がん
4.上皮性病変
5.非上皮性病変
6.その他

Ⅱ 病理の基礎
Chap 1 細 胞(cell)
1.細胞の基本構造
2.細胞小器官(organelles)
3.細胞分裂(cell division)と細胞周期(cell cycle)
Chap 2 組 織(tissue)
1.上皮組織(epithelial tissue)
2.結合組織(connective tissue)
3.筋組織(muscular tissue)
4.神経組織(nervous tissue)
Chap 3 病理学の基礎
1.退行性病変(regressive lesions)
2.進行性病変(progressive lesions)
3.炎症(inflammation)
4.腫瘍(tumor)
Chap 4 胃がん記録の見かた
1.記録方法
2.記録の具体例
3.手術例で記録される項目
4.内視鏡切除例の記録項目
5.残胃がん例の記録項目
Chap 5 切除標本の見かた
1.切除標本の固定
Chap 6 病理学用語
Chap 7 胃がん治療選択の指針
1.治療法
2.治療法の適応
3.手術後の対応

Ⅲ 上部消化管検査法
Chap 1 総 論
1.胃部X線検査
2.四大撮影法
3.“すとまっぷ”
4.二重造影撮影のポイントと示現領域
Chap 2 実際の撮影
1.造影剤(陽性造影剤と陰性造影剤)
2.用 語
3.撮影用語
4.基準撮影法の実際
Chap 3 鉤状・非鉤状胃の注意点
1.鉤状胃の注意点
2.非鉤状胃の対策
3.前壁撮影
4.切除胃撮影
Chap 4 追加撮影
1.追加撮影にあたって
2.追加撮影法で何を描出したらよいのか
3.撮 影
Chap 5 画像評価法
1.物理評価
2.臨床的評価(視覚評価)

Ⅳ 読 影
Chap 1 読影の基礎―胃がんの構造
1.胃がんの発生機序と発育進展
Chap 2 読影所見用語の解説
1.検査の前に
Chap 3 実際の読影例
Chap 4 読影補助
1.読影補助認定制度
2.読影補助運用指針
3.各 論
4.カテゴリー判定実践練習
5.カテゴリー判定実践練習解答

Ⅴ 胃の周辺臓器
1.肝 臓
2.胆嚢・胆管
3.膵 臓
4.脾 臓
5.胃

Ⅵ 上部消化管の超音波検査
1.消化管壁の層構造
2.消化管を観察するための基礎知識
3.消化管を観察するための手法
4.超音波における胃のスクリーニング法
5.胃疾患病変の超音波像

Ⅶ 内視鏡検査法
Chap 1 内視鏡による検査や処置
Chap 2 内視鏡検査画像―X線像との対比のために―
Chap 3 内視鏡レポートに出てくる用語

Ⅷ 薬剤と安全管理
Chap 1 造影剤
Chap 2 発泡剤
Chap 3 安全性に関して
Chap 4 単位について

Ⅸ 装置と保守
Chap 1 X線TV装置の基礎
1.X線TV装置のシステム構造の基礎
2.装置の構成と名称
3.診断用X線システム構成の概要
4.X線発生装置(医用X線管装置)
5.高電圧発生装置
6.X線制御装置
7.I.I
8.撮像管とCCDカメラ
9.X線透視撮影台
10.FPDシステム
11.画質に影響を与える因子
12.画質評価法
Chap 2 医用画像管理
1.コンピュータで使用される単位
2.画像容量
3.転送速度
4.DICOM
5.医用画像表示用モニタ
6.PACS
Chap 3 装置の保守点検
1.保守点検と修理
2.診断用X線装置、および周辺機器の保守点検
3.診断用X線装置の日常の始業・終業点検
4.JSGIファントムによる精度管理
5.医用画像表示用モニタの定期点検

Ⅹ 診療放射線技師に必要な一般常識
Chap 1 胃がん検診の一般的知識
1.がん検診に必要な主な用語解説(五十音順)
2.胃がん検診の概要
Chap 2 統 計
1.統計の基礎
2.検 定
3.胃がん検診―統計
Chap 3 被ばく管理
1.被ばくの一般的事項
2.放射線の歴史
3.放射線の利用
4.放射線の種類と特徴
5.放射線の電荷と質量
6.放射線の単位(SI単位)と測定
7.放射線による人体への影響
8.放射線の影響と効果
9.感受性
10.身の回りの放射線
11.上部消化管X線検査の被ばく
12.線量測定法
13.放射線防護と法令
14.放射線業務従事者の線量限度
15.被ばくの説明と評価基準
16.医療被ばくの問題点
Chap 4 医療被ばくガイドラインと日本の診断参考レベル(DRL)
1.J-RIMEとは
2.診断参考レベル(DRL)
3.医療被ばくガイドライン2006と診断参考レベル(DRL)
Chap 5 感染対策(infection control)
1.感染症
2.感染経路
3.標準予防策(standerd precautions)
4.個人防護具(PPE)
5.感染経路別対策
6.手指消毒
7.咳エチケット
8.針刺し事故
9.受診者観察と注意点
Chap 6 被検者対応(接遇)
1.被検者に対する基本姿勢
2.胃X線検査(胃がん検診)の目的
3.変えられるものと変えられないもの
4.検査の主体
5.被検者の個別化
6.パターナリズム
7.「伝達」と「共有化」
8.コミュニケーションスキル
9.検査を行うときの心構え
10.接 遇

? 知識確認練習問題(120問)(解答・解説付き)