医療スタッフのためのLD診療・支援入門 改訂第2版**診断と治療社/玉井 浩/9784787825681**

販売価格
3,850円(税込み)
編著
玉井 浩
出版社
診断と治療社
分野
 
小児科学一般

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書籍版 販売期間
2022/10/13~
JANコード
9784787825681
商品コード
9784787825681
発行 2022年10月
判型:B5判 192頁
ISBN 978-4-7878-2568-1

【監 修】
玉井 浩(大阪医科薬科大学 小児科 名誉教授 / 大阪医科薬科大学 小児高次脳機能研究所・LDセンター顧問)

【編 集】
若宮 英司(藍野大学 医療保健学部 看護学科)
学習障害(LD)の定義と解説,実際の症状と受診タイミング,新たな検査と評価,診断,支援の実際を解説した.15例のケースとQ&Aで一連のプロセスが分かる!合理的配慮とICT活用例が追加され, より活用しやすくなった.小中学校の教員,養護教諭などの教育関係者,特別支援教育士・言語聴覚士・作業療法士など専門職を含むLDの診療と支援に携わるすべての方におすすめしたい一冊.

【目 次】
第1章 LDとは
A 診断基準と定義
B 視覚関連機能,協調運動,注意集中が学習に及ぼす影響
C ID,ADHD,ASDと学習
D 言語障害と学習
E 脳の発達と脳機能
F 合理的配慮について

第2章 LDの具体的症状と診断・検査の実際
A 読字・書字障害の特徴
B 算数障害
C 診察の実際
D 協調運動の診察
E 聴力に関する訴えと言語障害の診察
F 視覚関連の機能に関する訴えの聞き取り方と症状の整理
G 診断年齢別の対応のポイント
H 本書における各検査のカテゴリーと位置づけ
I ICTの活用についてー実際の機器についてー

Q&A
Q1 保護者から「言葉の発達が遅いことが心配だ」と相談を受けました.
  どのように対処すればよいでしょうか
Q2 保護者から「子どもがLDではないか」と相談を受けました.
  どのように対処すればよいでしょうか
Q3 発達障害で受診している子どもの保護者から,学習面の相談を受けました.
  どのように対処すればよいでしょうか
Q4 学習困難の評価に関する紹介先の選択のポイントについて教えてください
Q5 子どもの学習困難を母親以外の家族(父,祖父母,きょうだい)が理解しないという相談への対応方法を教えてください
Q6 保護者が子どもの学習困難を学校に相談する際の医療者の役割を教えてください.
  診断を伝えてその子どもが不利になることはないでしょうか
Q7 投薬の適応と効果的な使い方について教えてください

第3章 LDの子どもの支援プログラム
A 大阪医科薬科大学LDセンターでの取り組み

CASE
CASE1 幼児期より,読みの弱さを疑われていたAくん
CASE2 小学校入学後に,担任に読みの困難を指摘されたBくん
CASE3 視覚認知に弱さがあり,漢字書字の習得がむずかしかったCくん
CASE4 意味理解に弱さがあり,正しい漢字が書けなかったDくん
CASE5 読み書きの弱さが主訴で言語の弱さがあったEくん
CASE6 文章問題や長文読解が困難だったFくん
CASE7 数概念の弱さから計算に困難があったGちゃん
CASE8 文章問題理解に弱さのあったHくん
CASE9 学習困難を主訴として受診した中学生Iさん
CASE10 視写が苦手であったJちゃん
CASE11 形を捉えることが苦手であったKちゃん
CASE12 姿勢保持や机上操作が苦手であったLくん
CASE13 ADHD(不注意優勢)による学習困難のあったMくん
CASE14 ASDにより文章表現に困難のあったNくん
CASE15 読み書きの弱さに対しICTの活用が有効だったOくん
COLUMN 発達障害の特性を考慮した学習指導について

第4章?家庭生活・学習環境づくりと学校生活における支援
A 子どもとの接し方
B 二次障害への対応
C 教育機関との連携
D 療育施設との連携
E 作業療法士との連携
F 生活活動の管理・長期休暇の過ごし方

Q&A
Q1 本人への告知について留意点を教えてください
Q2 受験準備や就職,社会適応の相談にどう対処すればよいでしょうか
COLUMN 専門機関と学校との連携の重要性

資料
 相談機関・ウェブサイト