歯周病の新分類 読本**クインテッセンス出版/辻 翔太/9784781208985**

販売価格
8,800円(税込み)
その意思決定法,わからないことわかりやすく教えます!
編著
辻 翔太
出版社
クインテッセンス出版
分野
 
歯科学 一般

数量

販売期間
2022/09/08~
商品コード
9784781208985
発行 2022年9月
サイズ A4変 / 128p
ISBN 978-4-7812-0898-5
監著:辻 翔太
著:阿部 健一郎 / 新井 宗秀 / 辻 香織 / 鶴田 温美 / 橋爪 弥生 / 星 嵩 / 前川 祥吾 / 山浦 泰明ディシジョンツリーと症例を提示して「歯周病の新分類」徹底解説!

AAP/EFPが公表した「歯周病の新分類」を、ディシジョンツリーと症例を提示してわかりやすく解説。それだけでなく、EFPのディシジョンツリー4ステップに「1ステップ」を加えて、日本歯周病学会が公表した新分類にも対応。歯周病専門医や認定歯科衛生士などの申請・更新に役立つ内容になっており、さらに新分類の診断を行う際に悩むような症例もQ&Aでわかりやすく理解できるようになっている。歯周治療を行うすべての歯科医師にとって必携の1冊。

【目 次】
「歯周病の新分類」読本(クインテッセンス出版)

第1章 これまでの歯周病の分類と新分類への変更点を理解しよう!
1 .新分類の全貌について
2 .日本歯周病学会の対応
3 .日本の臨床家にとっての意義

第2章 ディシジョンツリーを使ってステップごとに正しく診断しよう!
2-1 ステップ 1 “健康な歯周組織 ”と“歯肉炎 ”および“それ以外 ”を正しく分けよう!
1 .患者の資料採取と検査項目
2 .健康な歯周組織と歯肉炎
3 .主な検査項目
4 .退縮した歯周組織におけるプラーク性歯肉炎
5 .ステップ 1 のディシジョンツリーを用いた症例解説
6 .歯肉炎に対する理解をより深めるために

2-2 ステップ 2 “歯周炎 ”と“それ以外 ”を正しく分けよう!
1 .“歯周炎 ”と“それ以外 ”を分ける意義
2 .新分類における歯周炎の定義
3 .歯周ポケット基準ではなぜだめなのか?
4 .検査資料採取時に必要なこと
5 .ステップ 2 のディシジョンツリーを用いた症例解説
6 .健康な歯周組織および減少した歯周組織の治療目標

2-3 ステップ 3 歯周炎のステージ分類
1 .重症度
2 .複雑度
3 .分布と範囲
4 .グレーゾーンとステージの理解
5 .ステップ 3 のディシジョンツリーを用いた症例解説

2-4 ステップ 4 歯周炎のグレード分類
1 .グレードの主な基準
2 .グレードの修飾因子
3 .現時点で使用しない項目
4 .ステップ 4 のディシジョンツリーを用いて症例解説

2-5 ステップ 5 慢性歯周炎か侵襲性歯周炎かの診断
1 . 慢性歯周炎,侵襲性歯周炎の特徴
2 .歯周炎の種類の診断方法
3 .ステップ 5 のディシジョンツリーを用いた症例解説
4 .歯周炎診断の歴史的変
5 .日本歯周病学会の歯周炎診断に対する狙いと今後の展望

第3章 新分類の「もう 1 歩奥」を深堀りしてみよう!
3-1 ディシジョンツリーに関する 7 つの疑問Q&A
Q 1 2 歯以上にCAlossが存在しないと,歯周炎ではないのか?
Q 2 PPD= 4 mmは歯周炎と診断されるのか?
Q 3 CAlossを計測する習慣がない場合,ステージはエックス線写真上の骨吸収で診断できるのか?
Q 4 1 か所でもPPD= 6 mmを認める歯周炎患者は,ステージⅢあるいはステージⅣと診断されるのか?
Q 5 歯周炎による喪失歯数によってステージは決定されるのか?
Q 6 歯周炎の範囲(限局型,広汎型)は,歯周炎に罹患している歯数で決定するのか?
Q 7 糖尿病でHbA1c≧7.0%の歯周炎患者はグレードCと診断されるのか?

3-2 新分類に関する歯肉退縮,NCCL,用語変更があった生物学的幅径
1 .歯肉退縮
2 .NCC
3 .フェノタイプと歯肉退縮の分類の使用方法
4 .骨縁上組織付着とは何か?

第4章 インプラント周囲疾患とその状態の分類を把握しよう!
1 .インプラント周囲組織の疾患と状態の分類
2 .インプラント周囲の硬組織,軟組織の欠損

第5章 歯周炎,インプラントのリスク診断を正しく行おう!
5-1 歯周炎,インプラントのリスク診断:基本原則編
1 .PRAとIDRAの概要
2 .PRAとIDRAのリスク判定法
3 .PRAとIDRAの個別の因子について

5-2 歯周炎,インプラントのリスク診断:臨床応用編
1 .年齢と平均CAlossについて
2 .PRAとIDRAの臨床における有効性
3 .歯周炎,インプラント周囲疾患の診断と,それらのリスク診断の違い
4 .過去数年で変化したメインテナンス間隔の決定方法
5 .デジタルを活用したポストコロナ時代の歯科治療