門脈圧亢進症取扱い規約 第4版**金原出版/日本門脈圧亢進症学会/9784307204521**

販売価格
7,480円(税込み)
編著
日本門脈圧亢進症学会
出版社
金原出版
分野
 
消化器一般

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書籍版 販売期間
2022/09/13~
JANコード
9784307204521
商品コード
9784307204521
発行 2022年9月
判型:B5判 224頁
ISBN 978-4-307-20452-1
9年振りの全面改訂! 国際基準の最新Baveno VIIにも準拠

第4版では、前版から約10年にわたる研究の進歩をcatch upし、国際基準であるBaveno VIIコンセンサスを取り入れた。内視鏡・超音波・放射線・病理などは多くを最新画像に差し替え、RDIなどの新たな検査法も加えた。目次は、総説、病因・病態、臨床、病理、関連事項の5部に構成し直した。基礎疾患に類洞閉塞症候群(SOS)などの新たな病態を加え、臨床(診断・治療)では具体的な方法を詳細に記載し、Point of no returnなどの病期の捉え方も含めて大幅に加筆した。座右においてほしい充実の一冊となっている。

【目 次】
I.総説
1.門脈系
2.門脈圧
3.側副血行路
4.門脈圧亢進による症候
5.門脈圧亢進症の治療

II.病因・病態
1門脈圧亢進症の病因
【基礎疾患と閉塞部位】
1.肝硬変(LC)
2.特発性門脈圧亢進症(IPH)
3.先天性肝線維症(CHF)
4.肝外門脈閉塞症(EHO)
5.バッド・キアリ症候群(BCS)
6.類洞閉塞症候群(SOS)

2門脈圧亢進症の病態
【症候】
1.門脈圧の亢進
2.全身の循環亢進状態
3.局所の循環亢進状態
4.門脈系?大循環系短絡路の発達(P-Sshunt)
5.食道・胃静脈瘤
6.異所性静脈瘤
7.肝機能障害
8.脾腫および脾機能亢進症
9.腹水および胸水
10.肝性脳症
11.門脈圧亢進症性胃腸症(PHGE)
12.門脈血栓症

III.臨床
1病歴
2自覚所見
3肝硬変の臨床分類
1.肝硬変の定義と病期別臨床経過
2.cACLD・CSPHの定義とBavenoVI・VIIcriteria
4門脈圧亢進による臨床症状
1.消化管出血
2.肝性脳症
3.腹水
4.肝性胸水
5.浮腫
6.皮膚症状
7.神経症状(肝性脳症以外)
8.腎障害
9.呼吸器障害
10.サルコペニア
11.門脈血栓症
12.脾機能亢進症
5検査所見(画像・内視鏡以外)
1.血液検査所見
2.肝疾患重症度
6画像検査
1.超音波検査
2.超音波エラストグラフィ
3.コンピュータ断層撮影検査(CT)
4.磁気共鳴画像検査(MRI)
5.MRエラストグラフィ(MRE)
6.血管造影検査
7.血流測定法
8.血圧測定法
9.シンチグラフィ
7内視鏡検査
1.消化管内視鏡(EGD)(CS)
2.バルーン内視鏡(BE)
3.カプセル内視鏡(CE)
4.超音波内視鏡(EUS)
5.RedDichromaticImaging(RDI)およびNarrowBandImaging(NBI)
6.腹腔鏡
8治療
1.バルーンタンポナーデ法
2.薬物療法
3.内視鏡的治療
4.バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)
5.BRTO以外のIVR
6.超音波内視鏡的治療
7.手術療法
8.移植療法
9治療前後の門脈血行動態
1.手術療法
2.IVR
3.内視鏡的治療
10Pointofnoreturn

IV.病理
1病理組織学的事項
1.肝硬変(LC)
2.特発性門脈圧亢進症(IPH)
3.先天性肝線維症(CHF)
4.肝外門脈閉塞症(EHO)
5.バッド・キアリ症候群(BCS)
6.日本住血吸虫症
7.その他
8.食道・胃静脈瘤
2病理図譜

V.関連事項
1臨床研究の進め方
2レジストリの方法論
3新しい治療法の保険収載
1.背景
2.医師側の組織について
3.公的価値を評価する主体
4.医療技術が公的価値を見出すための必要条件
5.医療技術評価(HTA)
4アルコール依存症の診断と治療
1.アルコール依存症の診断
2.日本のアルコール依存症対策
3.治療

付.
門脈血行異常症ガイドライン2018年改訂版
門脈血行異常症の診断のガイドライン
特発性門脈圧亢進症診断のガイドライン
肝外門脈閉塞症診断のガイドライン
バッド・キアリ症候群診断のガイドライン
重症度分類
特発性門脈圧亢進症,肝外門脈閉塞症,バッド・キアリ症候群重症度分類
門脈血行異常症の治療ガイドライン
食道・胃静脈瘤の治療ガイドライン
脾腫,脾機能亢進の治療ガイドライン
バッド・キアリ症候群の狭窄・閉塞部位に対する治療ガイドライン