最新理学療法学講座 中枢神経系理学療法学**医歯薬出版/山口 智史/978-4-263-26741-7/9784263267417**

販売価格
5,500円(税込み)
編著
山口 智史/山田 実
出版社
医歯薬出版
分野
 
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2022/11/30~
JANコード
9784263267417
商品コード
9784263267417
発行 2022年11月
判型:B5判 384頁
ISBN 978-4-263-26741-7
授業づくりをアシスト!新テキストシリーズ始動

●1、2年で学ぶ講義内容を統合しながら中枢神経系の理解を深め、その後の臨床実習にもいきるテキスト。
●豊富な図表で機能解剖から中枢神経系理学療法の重要ポイントをつかみやすい。
●臨床にいきる専門知識とともに、理学療法の醍醐味も伝わえる一冊。

【シリーズコンセプト】
●4色カラー刷りのテキストで必要知識を視覚的に理解できる
●基本解説では理学療法士国家試験の出題内容をカバー
●実習や臨床に役立つ要素も充実
●15コマの授業で講義しやすい構成
●能動的に学べる課題を複数掲載

【目 次】
序文
序章 中枢神経系理学療法の役割と目的

I 中枢神経系理学療法の基礎知識
1章 中枢神経系理学療法の概要
リハビリテーションに関わる名称の位置づけ
急性期,回復期,生活期のリハビリテーションの流れ
廃用症候群の理解
各病期におけるリハビリテーションのポイント

2章 神経機能解剖・画像と病態(1)─中枢神経系─
大脳の構造と機能
脳の機能解剖とその役割
脳画像から把握する脳解剖
脳画像から把握する脳卒中の病態

3章 神経機能解剖・画像と病態(2)─脳神経,脳室,脳血管,神経線維束─
脳神経の構造・機能・障害
脳室の解剖とその障害
脳血管の走行と灌流領域
神経線維束の走行

4章 基礎医学知識(診断)と臨床症状
脳卒中
頭部外傷
脳腫瘍
パーキンソン病
筋萎縮性側索硬化症
脊髄小脳変性症

5章 リスクマネジメントの知識(1)
意識レベル
血圧
心拍数と脈拍数
呼吸
一次救命処置

6章 リスクマネジメントの知識(2)
脳卒中
脳腫瘍
筋萎縮性側索硬化症
パーキンソン病

7章 合併症の知識
発熱
消化管出血
肺炎
尿路感染症
深部静脈血栓症,肺塞栓症
褥瘡,関節拘縮
痙攣,てんかん
疼痛(筋骨格系,神経障害性疼痛)
抑うつ,不穏,せん妄
低栄養

II 中枢神経疾患の理学療法
8章 病態・臨床症状と評価(1)─知識と基本評価─
中枢神経疾患の運動障害
中枢神経疾患の感覚障害
中枢神経疾患の疼痛
中枢神経麻痺の姿勢バランス障害
中枢神経疾患の歩行障害

9章 病態・臨床症状と評価(2)─動作分析1─
動作分析の基本的な捉え方
動作分析の流れ
機能障害と代償運動の関係
問題点の把握
記録

10章 病態・臨床症状と評価(3)─動作分析2─
動作観察の基本
寝返り動作
起き上がり動作
立ち上がり動作

11章 中枢神経疾患の理学療法(1)─統合と解釈─
統合と解釈とは
理学療法における統合と解釈の位置づけ
情報収集
理学療法評価の実施計画
統合と解釈の実際:活動(日常生活活動)の問題点
国際障害分類(ICIDH)と国際生活機能分類(ICF)
統合と解釈の実際(ICF分類)
病期によるICFの視点の変化

12章 中枢神経疾患の理学療法(2)─予後予測,目標設定─
予後予測とは
理学療法における予後予測
疾患別の予後予測
目標設定の実際

13章 中枢神経疾患の理学療法(3)─レポート作成方法,ケーススタディ─
レポートやケーススタディの概要
レポートの構成
レポートの書き方の実際
レジュメの作成
ケーススタディ

14章 急性期の中枢神経系理学療法
急性期における脳卒中理学療法の特徴
脳卒中急性期における理学療法のポイント
急性期における神経変性疾患の特徴
急性期における多職種連携の重要性

15章 回復期の中枢神経系理学療法
回復期のリハビリテーション治療とは
回復期の脳卒中患者の病態と症状
動作との関連
回復のエビデンス
回復期の脳卒中理学療法の流れ

16章 生活期の中枢神経系理学療法
生活期の中枢神経系理学療法の目的と流れ
生活期リハビリテーションの種類と特徴
自立支援のための生活期リハビリテーションの実際
社会資源の活用

17章 再発予防
脳卒中の再発率
脳卒中の再発による弊害
脳卒中の再発に関わるリスク因子
脳卒中の発症・再発に関わるライフスタイル因子
脳卒中の再発予防に対する理学療法の実際

III 疾患・障害別理学療法
18章 脳卒中の理学療法
脳卒中患者に対する理学療法の概要
課題指向型トレーニングと運動学習
課題指向型トレーニングにおける姿勢制御と運動力学的な視点
課題指向型トレーニングの実際

19章 パーキンソン病の理学療法(1)─疾患の理解と理学療法評価─
基本的な疾患の捉え方
疾患の重症度の捉え方
障害の捉え方

20章 パーキンソン病の理学療法(2)─理学療法介入─
リハビリテーションの有効性と治療対象
病期別理学療法
主な理学療法介入

21章 脊髄小脳変性症の理学療法
脊髄小脳変性症とは
脊髄小脳変性症の障害像
脊髄小脳変性症に対する理学療法の考え方
理学療法評価
理学療法の実際

22章 運動障害と理学療法
運動麻痺
錐体外路症状
協調運動障害

23章 感覚障害と理学療法
感覚障害の種類
感覚障害の病巣
感覚の評価
感覚障害の治療

24章 バランスと理学療法
バランスの理学療法における基本的な考え方
バランス能力の評価指標
バランス能力の改善を目指した理学療法
特徴的な症状を呈する疾患の理学療法

25章 疼痛と理学療法
疼痛の分類と基本的な捉え方
脳卒中患者の肩関節痛
中枢性疼痛

26章 高次脳機能障害と理学療法(1)
高次脳機能障害の基本的な捉え方
基盤的認知機能の障害
1.意識
2.注意
3.記憶
4.感情

27章 高次脳機能障害と理学療法(2)
右大脳半球症状
1.半側空間無視
2.病態否認
3.運動維持困難・ペーシング障害
左大脳半球症状
1.失語
2.失行
3.ゲルストマン症候群

28章 ADL障害と理学療法(1)
ADLとは何か
ADLとICF
ADL評価の目的
ADLとQOL
ADLの評価表
予後予測の重要性
能力障害の回復過程
ADLの予後予測
時期別におけるADLの考え方

29章 ADL障害と理学療法(2)
ADLの各項目をみる必要性
ADLの各動作
1.起居動作
2.座位保持
3.立ち上がり・着座動作
4.歩行
5.車椅子駆動
6.階段昇降
7.食事
8.整容動作
9.更衣
10.トイレ動作
11.入浴動作

30章 ケーススタディとレポートの作成方法
ケーススタディとレポートの作成
ケーススタディ作成の実際
ケーススタディの意義