小児急性脳症診療ガイドライン 2023**診断と治療社/日本小児神経学会/978-4-7878-2566-7/9784787825667**

販売価格
3,630円(税込み)
編著
日本小児神経学会
出版社
診断と治療社
分野
 
小児科学一般

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書籍版 販売期間
2022/12/20~
JANコード
9784787825667
商品コード
9784787825667
発行 2022年12月
判型:B5判 152頁
ISBN 978-4-7878-2566-7

監修:日本小児神経学会
編集:小児急性脳症診療ガイドライン改訂ワーキンググループ
6年ぶりとなる今回の改訂では,概念・疫学から診断・検査,管理・治療など,教科書としても使える急性脳症の総論・各論部分はMinds 2007に準拠した2016年版の内容をアップデートし,さらにMinds 2020に基づくシステマティックレビューから推奨文を作成したCQを新たに1つ追加.現時点での“日本の小児急性脳症研究の最大公約数的な到達点”として,小児急性脳症の診療にかかわるすべて医師,必携の書.

【目 次】
小児急性脳症診療ガイドライン2023の概要
急性脳症の診療フローチャートと本ガイドラインの使い方
小児急性脳症診療ガイドライン2023?作成組織
推奨度および推奨グレード一覧
略語一覧

第1章 クリニカルクエスチョン
CQ1
体温管理療法(脳平温療法:目標体温36℃)を実施可能な施設において,急性脳症を疑う患児に対する本療法の実施はAESDへの進展,後遺症,重篤な有害事象を考慮した場合有用か?

第2章 急性脳症の概念と疫学
1?急性脳症の定義
2?急性脳症の疫学
3?急性脳症の予後

第3章 急性脳症の診断と検査
1?急性脳症の診断に必要な診察と検査,タイミング
2?急性脳症の鑑別診断
3?急性脳症の画像診断
4?急性脳症の脳波検査

第4章 全身管理と体温管理療法(脳低温・平温療法)
1?けいれん性てんかん重積・けいれん性てんかん遷延状態への対応
2?急性脳症の全身管理
3?急性脳症全般に対する体温管理療法
(脳低温療法:目標体温32~35℃,脳平温療法:目標体温36℃)

第5章 代謝異常による急性脳症
1?先天代謝異常症による急性脳症の特徴
2?先天代謝異常症の診断と検査
3?ミトコンドリア救済の治療

第6章 全身性炎症反応による急性脳症
1?炎症のマーカー
2?副腎皮質ステロイドの意義,適応,方法
3?ガンマグロブリンと血液浄化の意義,適応,方法
4?急性壊死性脳症(ANE)の診断と治療

第7章 けいれん重積を伴う急性脳症
1?けいれん重積型(二相性)急性脳症(AESD)の診断と治療
2?難治頻回部分発作重積型急性脳炎(AERRPS)の診断と治療

第8章 その他の急性脳症
1?Dravet症候群に合併した脳症の診断と治療
2?先天性副腎皮質過形成に伴う脳症の診断と治療
3?可逆性脳梁膨大部病変を有する軽症脳炎・脳症(MERS)の診断と治療
4?腸管出血性大腸菌(EHEC)感染症に併発する脳症の診断と治療