UKAマスターバイブル**メジカルビュー社/吉田 研二郎/978-4-7583-2180-8/9784758321808**

販売価格
13,200円(税込み)
編著
吉田 研二郎
出版社
メジカルビュー社
分野
 
整形外科学

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書籍版 販売期間
2023/02/01~
JANコード
9784758321808
商品コード
9784758321808
発行 2023年2月
判型:A4判 160頁
ISBN 978-4-7583-2180-8
日本導入から20年を経たOxford UKAのすべてをこの一冊で!

人工膝関節単顆置換術(uni-compartmental knee arthroplasty;UKA)は,TKAに比べて侵襲・術後疼痛が小さく,機能回復も早く,なにより患者満足度が非常に高いというメリットがあり,?期成績でも良好なデータが得られるようになってきており,近年は手術件数が増加してきている。
本書では,UKAの正しい理解と知識習得に向けて,適応,手術手技から合併症や術後評価・患者管理までを詳細に解説。

【目 次】
1章 総論
1 UKAの歴史:開発からOxford UKAの導入まで
はじめに
開発初期:脛骨板
現在のUKAデザインの始まり:1960年代
UKAよりTKA:1970~80年代
UKAの改善:1990年代
小切開UKA
Oxford UKAの導入
おわりに

2 UKAの歴史:2002年の日本導入以後
はじめに
2002年:日本へのOxford UKA導入
2004年:High?flex femoral component
2005,2010年:Anatomical bearing
2012年:MicroplastyTM
2015年:セメントレスOxford UKA

3 なぜmobile bearing type UKAなのか
UKAの種類
Fixed bearing type UKAの特徴
Mobile bearing type UKAの特徴
なぜmobile type UKAなのか?

4 UKAの臨床成績
はじめに
内側型
外側型

2章 Oxford UKAの適応
1 術式の選択・判断基準
はじめに
準備する画像
Decision Aidを用いて
その他手術適応について

2 Antero?medial osteoarthritis
はじめに
UKAの適応
術後成績
おわりに

3 骨壊死症(osteonecrosis)
はじめに
膝骨壊死症の分類
手術適応
実際のONに対するOxford UKA手術における注意点
脛骨側の骨壊死

4 適応外にする必要のない病態・変性
はじめに
Oxford mobile UKAの適応
禁忌
考察
まとめ

5 TKAへのコンバージョンを考慮すべき場合
ベアリング脱臼
インプラントのゆるみ
外側変形性膝関節症の進行
ポリエチレンの摩耗
サイズ選択の誤り
“Unexplained pain”
UKAからTKAへのコンバージョンの注意点

3章 手術の実際
1 術前計画・手術準備
術前計画
術前準備

2 手術ステップ
はじめに
適応:前内側OA
Step 1:脛骨骨切り
Step 2:大腿骨骨切り
Step 3:トライアル設置
Step 4:ギャップ計測
Step 5:ミリング
Step 6:インプランティング
Fixed UKAの手術ステップ

3 Oxford UKAの具体的な手術手技
はじめに
手術適応
術前計画
手術の流れと具体的な手術手技
おわりに

4 セメンティングテクニック
UKAにおけるセメンティング
セメントの特性
Implant?cement interface
Cement?bone interface
まとめ

5 手術におけるピットフォール
展開のピットフォール
脛骨縦切りのピットフォール
脛骨横切りのピットフォール
IMロッドの刺入点のピットフォール
ミリングのピットフォール
伸展ギャップ測定のピットフォール
伸展屈曲ギャップ調整のピットフォール
大腿骨前方クリアランス作製のピットフォール
脛骨トライアルのサイズ決定におけるピットフォール

4章 合併症とその対策
1 骨折,インプラントのゆるみ,モバイルベアリング脱転
はじめに
合併症:骨折
合併症:ゆるみ
合併症:モバイルベアリング脱転

2 感染
はじめに
診断
治療
まとめ

3 外側軟骨変性進行(lateral progression)
はじめに
頻度
外側化の原因
診断
人工関節による治療方法
まとめ

5章 術後評価・患者管理
1 X線評価
術後X線評価
術後X線撮影法
X線像による評価
セメント固定における術後X線像透亮像(radiolucencies)

2 術後管理
はじめに
疼痛管理
出血
リハビリテーション
筆者の行っている術後管理
おわりに

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