FMCテキストブック**金原出版/中村 靖/978-4-307-30144-2/9784307301442**

販売価格
9,350円(税込み)
出生前検査・診断と遺伝カウンセリングの実際
編著
中村 靖
出版社
金原出版
分野
 
産婦人科学

数量

販売期間
2023/02/28~
商品コード
9784307301442
発行 2023年2月
判型:B5判 400頁
ISBN 978-4-307-30144-2

編集:中村 靖 / 田村 智英子
出生前検査・診断・遺伝カウンセリングの「最前線」!

国内における胎児診療の専門家集団が、出生前検査・診断の正しい知識や手技の実際、診療の問題点、遺伝カウンセリングの心構えやノウハウに至るまで、余すことなく解説しました。出生前検査・診断をこれから行おうとしている医療従事者はもちろん、産科・胎児・周産期医療に携わるすべての医療従事者の道しるべとなる1冊です。

【目 次】
第1章 出生前検査・診断の歴史と現在
 1.出生前検査・診断の歴史的変遷
 2.出生前検査の両輪─ 画像診断と遺伝学的検査
 3.出生前検査の国際比較
 
第2章 出生前検査・診断の実践
 1.いつ、どの検査を、どう行うのか
 2.染色体異常のスクリーニング検査
  1)妊娠初期の検査:NT計測とコンバインド検査
  2)妊娠初期の検査:他の超音波マーカー
  3)母体血清マーカー検査
  4)NIPT
 3.侵襲的手技と検体検査
  1)羊水穿刺と絨毛採取
  2)染色体検査と遺伝子解析
 4.胎児形態異常の検査
  1)妊娠初期の胎児超音波検査
  2)妊娠中期以降の胎児超音波検査
  3)胎児心エコー検査
  4)胎児MRI
 5.妊娠を前提として妊娠前に行う検査
  1)着床前検査・診断
  2)保因者スクリーニング検査
 
第3章  出生前検査・診断に関する話し合い─ 明日から使える対話のヒント
 1.臨床の場で、出生前検査・診断について話し合う─ 遺伝カウンセリングの枠を越えて
 2.検査の選択に関する情報提供と支援
  1)数多くの選択肢の中から、何を選ぶのか
  2)様々な先天異常をどう説明するか
  3)非指示的・中立的な態度と対応
  4)検査するか、しないかの決断過程の支援
 3.検査結果をいかに伝えるか
  1)確率をいかに伝えるか
  2)スクリーニング陽性/ 陰性をいかに伝えるか
  3)悪い知らせをいかに伝えるか
 4.人工妊娠中絶をめぐる支援
  1)胎児の疾患がみつかったら? 中絶するかどうかの話し合い
  2)中絶についての話し合いにおける情報提供とガイダンス
 5.円滑な話し合いのヒント─ 情報提供支援と心理的・社会的支援
  1)情報提供のコツ
  2)心理支援の基本─ 話を聞く、話をする
  3)自律的決定の支援の基本的考え方
 
第4章 出生前検査・診断の臨床で目指すべき方向性
 1.出生前検査・診断と生命倫理─ 人工妊娠中絶・減胎をめぐる法的、社会的背景
 2.今後の課題