スポーツと運動のバイオメカニクス**MEDSi/柳谷 登志雄/978-4-8157-3064-2/9784815730642**

販売価格
9,350円(税込み)
編著
柳谷 登志雄
出版社
メディカルサイエンスインターナショナル
分野
 
スポーツ医学

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書籍版 販売期間
2023/03/30~
JANコード
9784815730642
商品コード
9784815730642
発行 2023年3月
判型:B5判 480頁
ISBN 978-4-8157-3064-2

【監 訳】
柳谷 登志雄(順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科 先任准教授)
川本 竜史(大東文化大学スポーツ・健康科学部教授)
長野 明紀(立命館大学スポーツ健康科学部教授)
谷川 聡(筑波大学 人間総合科学学術院 准教授)
広瀬 統一(早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授)
世界的なベストセラー「マクギニス」日本語版、ついに登場!

世界各国で翻訳されているスポーツバイオメカニクスの定番テキスト、初の邦訳。機能解剖や運動の理解の前提となる力学や物理学の基礎を、数学/物理学嫌いでもしっかり理解してもらうことを意図したユニークな構成。イラストは豊富に掲載され、オールカラーで読みやすい。自身で簡単に学習内容を体感できる「自己実験」や理論・原理の具体的な活用例を紹介する「概念の応用」を適宜配置し、臨場感を持って学べる。当該領域を体系的に学びたい専門家・非専門家双方に役立つ書。

【目 次】
序章 なぜバイオメカニクスを学ぶのか?
 バイオメカニクスとは何か?
 スポーツとエクササイズのバイオメカニクスの目標は何か?
 スポーツバイオメカニクスの歴史
 力学の構成
 力学で用いられる計測の基本的サイズと単位
 まとめ  

PartⅠ 外的バイオメカニクス―外力と,それらが身体とその動作に及ぼす影響
第1章 力―平衡の維持あるいは動きの変化
 力とは何か?
 力の分類
 摩擦
 力の追加:力の合成
 力の分解
 静的平衡
 まとめ

第2章 並進運動学―並進運動する物体の記述
 運動
 並進運動学
 一様加速度と投射運動
 まとめ

第3章 並進運動力学―並進運動の原因を説明する
 ニュートンの運動の第1法則:慣性の法則
 運動量保存の原理
 ニュートンの運動の第2法則:加速度の法則
 力積と運動量
 ニュートンの運動の第3法則:作用- 反作用の法則
 ニュートンの万有引力の法則
 まとめ
 
第4章 仕事, パワー, エネルギー―ニュートンを用いずに運動の原因を説明する
 仕事
 エネルギー
 仕事-エネルギー定理
 パワー
 まとめ

第5章 トルクと力のモーメント―平衡の維持または回転運動の変化
 トルクとは何か?
 平衡状態における力とトルク
 重心とは何か?
 まとめ

第6章 回転運動学―物体の回転運動の記述
 角度位置と角度変位
 角度変位および並進変位
 角速度
 角速度および並進速度
 角加速度
 角加速度と並進加速度
 四肢の運動を記述するための解剖学的システム
 まとめ

第7章 回転運動力学―回転運動の原因を説明する
 回転慣性(角慣性)
 角運動量
 ニュートンの運動の第1法則の回転運動学的解釈
 ニュートンの運動の第2法則の回転運動学的解釈
 角力積と角運動量
 ニュートンの運動の第3法則の回転運動学的解釈
 まとめ

第8章 流体力学―水と空気の影響
 浮力:浸漬による力
 動的な流体からの力:相対運動による力
 まとめ

PartⅡ 内的バイオメカニクス―内力と,それらが身体とその動作に及ぼす影響
第9章 生体組織の力学―身体に作用する応力とひずみ
 応力
 ひずみ
 材料の力学的特性:応力- ひずみ関係
 筋骨格系の力学的特性
 まとめ

第10章 骨格系ー身体の剛体構造
 骨
 関節
 まとめ

第11章 筋系―身体のモーター
 骨格筋の構造
 筋活動
 筋の収縮力
 まとめ

第12章 神経系―筋骨格系の制御
 神経系とニューロン
 運動単位
 受容器と反射
 まとめ

PartⅢ バイオメカニクスの原理の応用
第13章 定性的バイオメカニクス分析による技術の向上
 バイオメカニクス分析の種類
 定性的バイオメカニクス分析の手順
 サンプル分析
 まとめ
 
第14章 定性的バイオメカニクス分析によるトレーニングの改善
 バイオメカニクスとトレーニング
 解剖学的定性的分析の方法
 サンプル分析
 まとめ

第15章 傷害発生を理解するための定性的バイオメカニクス分析
 力学的な応力と傷害
 応力に対する組織の反応
 オーバーユース障害のメカニズム
 組織の閾値の個人差
 傷害発生に影響する内的および外的要因
 分析例:ランニングによって発生するオーバーユース障害
 まとめ

第16章 バイオメカニクスのテクノロジー定量的バイオメカニクス分析
 測定上の問題点
 バイオメカニクス変数を測定するためのツール
 まとめ