ライフスタイル療法 II 肥満の認知行動療法 第3版**医歯薬出版/足達 淑子/978-4-263-72778-2/9784263727782**

販売価格
4,180円(税込み)
編著
足達 淑子
出版社
医歯薬出版
分野
 
内科系 一般

数量

販売期間
2023/05/25~
商品コード
9784263727782
発行 2023年5月
判型:A4判変 208頁
ISBN 978-4-263-72778-2
肥満の認知行動療法の手引きの決定版!

●肥満の治療法のひとつとして確立している「認知行動療法」のわかりやすい手引き書として好評を博してきた『ライフスタイル療法II』が待望の改訂.
●「肥満症診療ガイドライン2022」をはじめ,最新のガイドラインや動向を反映して全面アップデート.
●「高度肥満」「睡眠」の項目新設,「疲労を緩和する食と生活」「マインドフルネス」ほかのコラム追加など,より実際的で現実的な内容が充実.

【目 次】
I 認知行動療法に基づいた指導とはどのようなものか
 1.本書の特徴と使い方は?
 2.体重コントロールでは何をめざすのか
 3.感情や考え方は行動とどのように関係するのか
 4.習慣はどうしたら変えることができるか
 5.ほかの肥満治療と認知行動療法との関係は?
 6.高度肥満の外科治療と認知行動療法との関係は?
 7.効果が上がる教育や指導の原理とは?
 8.わかりやすく情報を伝えるには?
 9.教材,指導ツールをどう選び活用するか
 10.「自己コントロール感」を高めるための留意点は?
 11.ドロップアウトを防ぐためには何が効果的か
 12.問題点のとらえ方,理解のしかたは?
 13.認知行動療法におけるカウンセリングのポイントは?(1)(2)

II 体重コントロールに必要な生理学的な知識
 14.肥満とは何か,肥満症はどう判定するか(1)(2)
 15.太る,やせるのしくみをどのくらい理解しておくべきか
 16.「太った人はこんなもの」という先入観をどう改めるか
 17.どのような人を優先的に指導するか
 18.減量目標はどのように設定したらよいか
 19.減量への心の準備をどのように見極めるか
 20.準備性の程度に応じた指導目標とは?
 21.減量後の体重維持はなぜむずかしいのか
 22.消費エネルギーと推定エネルギー必要量はどう計算するのか
 23.運動はどうして絶対必要なのか
 24.ダイエットの害と食行動異常との関係は?
 25.危険なダイエットとはどういうものか

III 指導を具体化するプログラム作成
 26.「参加しよう」と思わせるお知らせのしかたは?
 27.知りたいことがわかるアンケートの作り方は?
 28.スタッフの役割分担とチームワークは?
 29.効果的なプログラムはどのように作るか
 30.グループ活動をどのようにすすめたらよいか
 31.参加型の体験学習はどう行うか
 32.進行にあたって守ってもらうルールは?
 33.集団を乱す困ったクライアントをどうするか
 34.生活習慣のセルフチェックではどんなことを聞くか
 35.食品の選び方の原則を教えるには?(1)(2)
 36.食事についての誤解をどう解くか
 37.続けるのがむずかしい運動を継続させるコツは?(1)(2)
 38.効果的な面接はどのように行うか
 39.クライアントを理解するためにどんなチェックをするか
 40.年代別の特徴と,それに応じた指導とは?
 41.実行直前の準備性の再確認はどのように行うか
 42.条件に応じたプログラムとはどんなものか
 43.プログラムが成功したかどうかを,どう見極めるか

IV 肥満の認知行動療法の実際
 44.実行しやすい目標行動はどのように決めたらよいか
 45.食べすぎないためにどんなくふうをすればよいか
 46.身体活動を増やすためにはどんな方法があるか
 47.体重はいつ,どのように測らせるのがよいか
 48.空腹感との闘いをどうサポートするか
 49.行動記録は,いつから,どのようにとらせるか
 50.記録を続けるうちに感じるマンネリをどう防ぐか
 51.やる気を持続させるにはどんな励まし方があるか
 52.ストレスにうまく対処させるにはどんな指導をするか
 53.クライアントの変化のどんなところに注目するか
 54.減量中の危機をうまく乗りきるためにどうするか
 55.自己主張がへたなために減量がむずかしい人への援助は?
 56.じょうずな断り方をどう演習させるか
 57.悲観的に考えるクライアントにはどんな対策があるか

V 体重維持のための具体的方法
 58.体重を維持するには,どんな指導が必要か(1)(2)
 59.外食やファストフードとのつき合い方の指導は?
 60.パーティーや宴会をじょうずに乗りきらせるには?
 61.甘いもの依存をどう克服させるか
 62.減量に伴う「憂うつ」にどう対処するか
 63.ダイエッターをサポートするネットワーク作りとは?

VI 体重に関連した特別な状況とことがら
 64.過食などの食行動異常にどのように対応するか(1)(2)
 65.禁煙に伴う体重増加にどう対処するか
 66.飲酒コントロール指導のポイントは?
 67.睡眠不足や不眠のある人への対応は?(1)(2)
 68.糖尿病のある人に対する指導のポイントは?
 69.脂質異常症(高脂血症)の人への指導のポイントは?
 70.高血圧の人への指導のポイントは?
 71.特定保健指導のポイントは?
 72.妊娠中と産後の体重コントロールの指導は?
 73.通信指導はどのように行うか

COLUMN
  動機づけ面接
  疲労を緩和する食と生活
  独身男性が気楽に取り組める「健康的な食と生活」
  マインドフルネス(空腹,高度肥満,睡眠で)
  アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)

資料
  資料1 体重経過についての質問票(減量が望ましい人向け)
  資料2 体重経過についての質問票(減量を希望する人向け)
  資料3 糖尿病についての質問票
  資料4 目標行動の設定の例
  資料5 体重コントロール記録シート
  資料6 身体活動レベル別にみた活動内容と活動時間の代表例(20~59歳)
  資料7 学会が推奨する主な運動
  資料8 生活活動のメッツ表
  資料9 運動のメッツ表
  資料10 食事バランスガイド
  資料11 肥満症の病態別の減量目標