プラクティス耳鼻咽喉科の臨床 5 難聴・耳鳴診療ハンドブック**中山書店/大森 孝一/978-4-521-74957-0/9784521749570**

販売価格
14,300円(税込み)
編著
大森 孝一
出版社
中山書店
分野
 
耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学

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書籍版 販売期間
2023/07/05~
JANコード
9784521749570
商品コード
9784521749570
発行 2023年7月
判型:B5判 384頁
ISBN 978-4-521-74957-0

総編集:大森 孝一(京都大学)
専門編集:佐藤 宏昭(岩手医科大学名誉教授/京都民医連中央病院)
難聴・耳鳴は様々な疾患・障害により発症する.
医師は,その多彩な原因疾患と病態を把握し,最新の診断基準とエビデンス,科学的知見に基づき診療にあたらなくてはならない.
本書では,第一線の執筆陣により難聴・耳鳴の原因疾患,検査・鑑別診断,治療・リハビリテーションなど診療のすべてを解説.耳鼻咽喉科専門医だけでなく,専門医を目指す専攻医にも手元に置いてすぐに参考になるハンドブックとなっている.

【目 次】
1章 難聴の診断と治療
 A.難聴の原因
  先天性難聴
  Topics iPS細胞創薬の現状
  内耳・中耳奇形
  胎内感染,母子感染,垂直感染,先天感染
  後天性難聴
  機能性難聴
  中枢性難聴
 B.問診・視診のポイント
  問診からの診断
  視診からの診断
 C.検査の進め方と鑑別診断
  聴覚検査の進め方と画像診断
  鑑別診断のアルゴリズム
  聴覚心理学的検査(小児)
  聴覚心理学的検査(成人)
  他覚的聴力検査
  新生児聴覚スクリーニング
  Topics ワイドバンドティンパノグラム
 D.伝音難聴
  鼓膜所見のある伝音難聴
  鼓膜所見正常な伝音難聴
  骨導補聴器,骨固定型補聴器,骨導インプラント,人工中耳
  Topics 新しい埋め込み型骨導補聴器
  軟骨伝導補聴器
  Advice 鼓膜の再生療法
 E.急性感音難聴
  突発性難聴
  急性低音障害型感音難聴
  急性低音障害型感音難聴とメニエール病
  外リンパ瘻
  急性音響性聴覚障害
  ムンプス難聴
  薬剤性難聴
  Topics 内耳上皮細胞を標的としたバイオ医薬品の開発
 F.外傷性難聴
  外傷性鼓膜穿孔
  側頭骨骨折
  Advice 迷路振盪症
  耳小骨離断
 G.慢性感音難聴
  加齢性難聴
  騒音性難聴
  特発性両側性感音難聴と若年発症型両側性感音難聴
 H.聴覚リハビリテーション
  補聴器
  人工内耳
  残存聴力活用型人工内耳
  Advice 身体障害者認定交付意見書作成に関する注意点および保険医療で扱われる範囲
 I.聴覚求心路障害
  hidden hearing loss
  auditory neuropathy spectrum disorder(ANSD)
 J.後迷路性難聴
  聴神経腫瘍
  中枢神経性難聴
  Advice 難聴と認知症
 K.その他の障害
  聞き取り困難症(LiD)/聴覚情報処理障害(APD)とは
  聞き取り困難症(LiD)/聴覚情報処理障害(APD)の臨床

2章 耳鳴の診断と治療
 A.耳鳴とは
  耳鳴の定義と分類,疫学
  自覚的表現による耳鳴の評価
  耳鳴のaudiological assessment
  非拍動性耳鳴
  拍動性耳鳴
 B.問診・視診のポイント
  耳鳴実態調査票(TSCHQ)を用いた問診
  視診のポイント
  背景因子の問診
 C.検査の進め方と鑑別診断
  検査の進め方
  耳鳴診断のアルゴリズム
  音楽幻聴と楽音性耳鳴の鑑別
 D.非拍動性耳鳴の治療
  教育的カウンセリングと心理療法
  薬物療法
  音響療法
  手術療法
  Topics 反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法
 E.耳鳴の予後
  非拍動性耳鳴の予後
  拍動性耳鳴の予後

Appendix 1 急性感音難聴の診断基準
 1 突発性難聴
 2 急性低音障害型感音難聴
 3 外リンパ瘻
 4 音響外傷
 5 ムンプス難聴

Appendix 2 耳鳴の問診票と質問票
 1 TSCHQ(Tinnitus Sample Case History Questionnaires)
 2 THI(Tinnitus Handicap Inventry)
 3 TFI(Tinitus Functional Index)