Crosslink basicリハビリテーションテキスト 栄養学・生化学**メジカルビュー社/吉村 芳弘/978-4-7583-2090-0/9784758320900**

販売価格
3,960円(税込み)
編著
吉村 芳弘
出版社
メジカルビュー社
分野
 
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2023/09/01~
JANコード
9784758320900
商品コード
9784758320900
発行 2023年9月
判型:B5判 224頁
ISBN 978-4-7583-2090-0

編集:吉村 芳弘
編集協力:山田 実 / 田中 舞 / 嶋津 さゆり

養成校の専門基礎科目に対応! 基本的な知識から実践につながるハイレベルな内容まで学べるテキスト

理学療法士,作業療法士,言語聴覚士の養成校の専門基礎科目に対応したテキストシリーズ。
学習内容と国家試験を結びつける[学習の要点],実習や臨床現場にリンクする[臨床に役立つアドバイス]など,「なぜそれを勉強するのか」「将来にどのようにつながるのか」をイメージしやすい知識を補足し,用語解説なども適宜追加。項目末の[まとめ]では,学習の理解度を確認するために簡単な問題を掲載。噛み砕いた表現と多数の図表で,評価・治療方法について視覚的にも理解しやすい紙面に加え,各見出しごとの[POINT]で,どこに重点を置いて学習すべきかが一目でわかる構成となっている。

本巻では,栄養学を習得し栄養療法を実践する上で必要となる生化学の知識も補いつつ,リハビリテーション医・PT・OT・ST・管理栄養士の多彩な視点から総合的に学べる構成となっている。リハの現場でどう役立てるかをイメージしやすいよう,CASE STUDYを随所に掲載した。

【目 次】
第 1章 総論
 1 リハビリテーションでどうして栄養管理が必要なのか
  (1) リハビリテーションにおける栄養障害の概要
  (2) 栄養障害と健康・疾患リスク
  (3) 栄養障害の分類
  (4) リハビリテーションにおける栄養管理
 2 栄養療法に必要な生化学・栄養学
  (1) 元素・原子・分子
  (2) 酸化と還元
  (3) 異化と同化
  (4) 栄養素の消化と吸収
  (5) 水・電解質の吸収と喪失
  (6) 3大栄養素と各栄養素の必要量
 3 蛋白質とアミノ酸
  (1) 蛋白質とアミノ酸の種類
  (2) 蛋白質とアミノ酸の機能
  (3) 蛋白質とアミノ酸の消化と吸収
 4 脂質
  (1) 脂質の種類
  (2) 脂質の機能
  (3) 脂質の消化と吸収
 5 炭水化物(糖質・食物繊維)
  (1) 炭水化物とは
  (2) 炭水化物の種類
  (3) 炭水化物の機能
  (4) 炭水化物の消化と吸収
 6 ビタミン・ミネラル
  (1) ビタミン・ミネラルの種類
  (2) ビタミン・ミネラルの機能
  (3) ビタミン・ミネラルの消化と吸収
 7 エネルギー代謝
  (1) エネルギーとは
  (2) エネルギーの産生
  (3) エネルギーの消費
  (4) 身体活動レベル 
 8 運動と栄養
  (1) 運動時の必要栄養量
  (2) 運動と蛋白質代謝
  (3) 運動と脂質代謝
  (4) 運動効果を高める食事・栄養療法
 9 疾患と栄養
  (1) 疾患による代謝変動
  (2) 侵襲時の栄養療法
  (3) 慢性疾患(悪液質)の栄養療法

第 2 章 各論
 1 栄養評価
  (1) 低栄養と過栄養
  (2) 栄養素の不足と過剰
  (3) 臨床検査値
  (4) 栄養スクリーニング
  (5) 低栄養の診断
 2 経腸栄養と静脈栄養
  2-1 栄養補給法の選択
  (1) 栄養補給法の基本
  (2) 栄養療法の選択
  2-2 経腸栄養法
  (1) 経腸栄養剤
  (2) 経腸栄養の実際
  2-3 静脈栄養法
  (1) 静脈栄養法の適応とリスク管理
 3 主な病態の栄養療法
  3-1 低栄養の栄養療法
  (1) 低栄養の成因
  (2) 低栄養に対する栄養療法
  (3) 低栄養におけるエネルギーと蛋白質必要量の算出
  3-2 メタボリックシンドロームの栄養療法
  (1) メタボリックシンドロームとは
  (2) メタボリックシンドロームの診断
  (3) メタボリックシンドロームの治療
  3-3 サルコペニア・フレイルの栄養療法
  (1) サルコペニア
  (2) フレイル
  (3) サルコペニア・フレイルの栄養療法
  3-4 摂食嚥下障害の栄養療法
  (1) 摂食嚥下障害と低栄養
  (2) 嚥下機能に応じた食事提供
 4 主な疾患の栄養療法
  4-1 脳卒中の栄養療法
  (1) 疾患の病態
  (2) 病期別の栄養管理
  (3) 栄養管理の注意点
  4-2 大腿骨近位部骨折の栄養療法
  (1) 疾患の病態  
  (2) 栄養療法
  4-3 周術期・集中治療の栄養療法
  (1) 重症患者の病態
  (2) 重症患者の栄養療法
  (3) 栄養療法とリハビリテーションのコラボレーション
  4-4 脊髄損傷の栄養療法
  (1) 脊髄損傷の病態と疫学
  (2) 脊髄損傷と栄養障害
  (3) 脊髄損傷の病期別の栄養管理
  (4) 脊髄損傷と生活習慣病
  4-5 がん(悪液質)の栄養療法
  (1) 疾患の概要
  (2) がん患者の栄養障害
  (3) 栄養療法
  4-6 パーキンソン病などの神経・筋疾患の栄養療法
  (1) パーキンソン病の概要とその消化器症状・嚥下障害
  (2) パーキンソン病に対する栄養療法の考え方
  (3) パーキンソン病以外の神経・筋疾患に対する栄養療法
  4-7 2型糖尿病の栄養療法
  (1) 糖尿病栄養療法の基本
  4-8 慢性腎臓病の栄養療法
  (1) 疾患の病態
  (2) 診断基準
  (3) 食事療法基準
  (4) 栄養学的問題
  4-9 慢性心不全の栄養療法
  (1) 慢性心不全と低栄養について
  (2) 慢性心不全の病態と低栄養
  (3) 慢性心不全の低栄養に対する栄養療法
  4-10 慢性呼吸不全の栄養療法
  (1) 疾患の病態
  (2) 栄養障害とサルコペニア
  (3) 栄養障害のメカニズム
  (4) 栄養療法の適応と必要エネルギー量
  (5) 栄養療法の工夫
  (6) 栄養療法と運動療法のコンビネーション
  4-11 関節リウマチ
  (1) 疾患の病態
  (2) 栄養管理と運動療法
  4-12 褥瘡
  (1) 疾患の病態
  (2) 褥瘡の評価
  (3) 栄養管理
 5 そのほかの重要事項
  5-1 薬剤と栄養
  (1) 栄養管理にかかわる薬物療法の注意点
  (2) 各疾患治療薬と栄養管理
  5-2 栄養サポートチーム
  (1) 栄養サポートチームとは
  (2) NSTの活動と栄養管理の実際
  5-3 医科歯科連携
  (1) 医科歯科連携の必要性