最新リハビリテーション基礎講座 老年学**医歯薬出版/荒井 秀典/978-4-263-26710-3/9784263267103**

販売価格
3,960円(税込み)
編著
荒井 秀典
出版社
医歯薬出版
分野
 
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2023/10/26~
JANコード
9784263267103
商品コード
9784263267103
発行 2023年10月
判型:B5判 256頁
ISBN 978-4-263-26710-3

編著:荒井 秀典 / 山田 実

リハビリテーション学生のための専門基礎科目シリーズ始動!
「高齢者をみる」ための決定版!

●高齢者はどんな特徴を有するか,高齢者には何が必要かを考えながら,老年学の理解を深められるテキスト.
●老年症候群から主要疾患における高齢期の特徴を取り上げ,指定規則で追加された予防,低栄養も盛り込んでいる.
●ビジュアルな誌面で学生に寄り添ったわかりやすい解説.
●理学療法士・作業療法士国家試験出題基準を網羅.

【目 次】
序文

老年学総論
1章 老年学とは
1 なぜ老年学を学ぶ必要があるのか
1.理学療法士・作業療法士の役割と高齢者
2 今日の人口動態の変化
1.総人口の推移
2.高齢者人口・高齢者割合の推移
3.75歳以上の割合の推移
4.高齢者の割合の国際比較
3 高齢者の死因・要介護要因
1.死因の変化
2.要介護要因の変化
3.要介護認定者数,要介護認定割合の変化
4 リハビリテーションと高齢者
1.リハビリテーション対象患者の中核は高齢者
2.高齢疾患患者の特徴
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
mini test

2章 高齢者とは
1 高齢者の定義
2 高齢者の特徴
1.高齢者の身体的特徴
2.高齢者の心理的特徴
3 加齢に伴う変化
1.神経系
2.骨・関節系
3.内分泌系
4.感覚器系
5.心血管系
6.呼吸器系
7.消化器系
8.泌尿器系
4 加齢に伴う運動機能の変化
1.加齢に伴う骨格筋の変化
2.握力,歩行速度
3.バランス能力
5 加齢に伴う精神・心理機能の変化
1.認知機能
2.意欲・気分
3.うつ
6 老年症候群,廃用症候群と高齢者特有の疾患
1.老年症候群
2.廃用症候群
3.フレイル
4.サルコペニア
5.高齢者がかかりやすい疾患
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
mini test

3章 高齢者には何が必要か
1 医療
1.社会医学的な観点の重要性
2.在宅医療
3.多職種協働
2 介護,福祉
1.介護
2.福祉
3 予防
1.予防の重要性
2.一次予防
3.二次予防
4.三次予防
4 栄養
5 環境
1.物的環境
2.人的・社会的環境
6 地域・社会生活
1.地域社会との関わり
2.通いの場への参加
3.高齢者の就労
7 QOL
1.QOLの定義と概念
2.健康関連QOLの評価
3.その他のQOL評価
8 エンド・オブ・ライフケア
1.エンド・オブ・ライフケアとは
2.アドバンス・ケア・プランニング
9 緩和ケア
1.緩和ケアの定義
2.緩和ケアの対象
3.緩和ケアにおける理学療法士・作業療法士の役割
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
mini test

4章 高齢者に対し私たちは何ができるか
1 高齢者支援における理学療法士・作業療法士の役割
1.多職種連携による支援
2.関連職種の理解
2 リハビリテーション
1.保険診療におけるリハビリテーション
2.自由診療におけるリハビリテーション
3.各病期におけるリハビリテーション
3 介護予防と健康増進
1.介護予防
2.健康増進
4 社会・福祉制度の理解と活用
1.介護保険制度
2.障害者福祉制度
3.訪問看護制度
5 災害・パンデミックの対応
1.災害時に理学療法士・作業療法士ができること
2.パンデミック下に理学療法士・作業療法士ができること
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
mini test

高齢者に特有の疾患・障害
5章 フレイル,サルコペニア
1 概要
1.フレイルとサルコペニア
2.フレイル
3.サルコペニア
2 疫学,予後
1.フレイル
2.サルコペニア
3 病理,症候
1.骨格筋の加齢変化の要因
2.骨格筋の加齢変化のマクロな特徴
3.骨格筋の加齢変化のミクロな特徴
4 診断・評価
1.フレイルの判定基準
2.サルコペニアの判定基準
3.AWGS2019
5 予防
6 リハビリテーション治療
1.フレイル理学療法ガイドライン
2.サルコペニア診療ガイドライン
3.フレイル,サルコペニアに対するリハビリテーションの考え方
4.サルコペニアに対するレジスタンス運動の考え方
7 その他の治療
1.アミノ酸・たんぱく質摂取の考え方
2.たんぱく質摂取の実際
8 連携
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
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6章 MCI,認知症
1 概要
1.認知症とは
2.軽度認知障害(MCI)とは
2 疫学,予後
1.認知症の有病率
2.認知症の原因疾患
3.MCIの有病率
4.MCIの予後
3 病理,症候
1.中核症状とBPSD
2.三大認知症の病理変化と特徴
4 診断・評価
1.認知症の診断基準
2.認知症診断の流れ
5 予防
1.認知症予防の取り組み
2.認知症発症の危険因子
6 リハビリテーション治療
1.一般高齢者における身体活動・運動介入による認知症予防効果
2.MCIのリハビリテーション
3.認知症者に対するリハビリテーション
7 その他の治療
1.薬物療法
2.食事療法
3.生活習慣病の管理
4.音楽・芸術活動
8 連携
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
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7章 うつ病
1 概要
1.高齢期うつ病の概要
2.高齢期うつ病の特徴
2 疫学,予後
1.高齢期うつ病の有病率
2.高齢期うつ病の予後
3.高齢期うつ病から認知症への発展
3 病理,症候
1.高齢期うつ病の要因
2.高齢期うつ病の病態・臨床的特徴
4 診断・評価
1.高齢期うつ病の診断基準
2.高齢期うつ病の評価
3.高齢期うつ病と認知症
4.高齢期うつ病とアパシー
5.高齢期うつ病とせん妄
5 予防
6 リハビリテーション治療
1.日本うつ病治療学会ガイドライン─高齢者のうつ病治療ガイドライン
2.高齢期うつ病に対するリハビリテーションの考え方
3.高齢期うつ病に対する運動
7 その他の治療
1.日本うつ病治療学会ガイドライン─高齢者のうつ病治療ガイドライン
2.高齢期うつ病に対する薬物療法
8 連携
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
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8章 転倒・骨折
1 概要
1.転倒・骨折
2.転倒による重篤な外傷
2 疫学,予後
3 病理,症候
1.要因の整理
2.薬剤の影響
3.サルコペニアの影響
4.ふらつきの影響
5.環境(外的要因)の影響
4 診断・評価
1.地域での転倒リスクアセスメント
2.身体機能評価
3.施設内転倒リスクアセスメント
5 予防
1.地域在住高齢者に対する転倒予防介入
2.院内の転倒予防
3.頭部外傷予防
6 リハビリテーション治療
7 その他の治療
8 連携
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
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9章 栄養障害
1 概要
1.栄養障害
2.低栄養
3.過栄養(肥満)
2 疫学,予後
1.低栄養の有病率
2.低栄養の予後
3.過栄養(肥満)の有病率
4.過栄養(肥満)の予後
3 病理,症候
1.低栄養
2.過栄養(肥満)
4 診断・評価
1.低栄養の判定基準
2.過栄養(肥満)の判定基準
5 予防
6 リハビリテーション治療
1.リハビリテーション栄養学会診療ガイドライン
2.高齢者肥満症診療ガイドライン
3.低栄養に対するリハビリテーションの考え方
4.過栄養(肥満)に対するリハビリテーションの考え方
7 その他の治療
1.食品摂取の多様性
2.ビタミンD
8 連携
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
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10章 摂食嚥下障害
1 概要
1.摂食嚥下とは
2.オーラルフレイル
3.高齢者の摂食嚥下
2 疫学,予後
1.摂食嚥下障害の有病率
2.摂食嚥下障害の予後
3 病理,症候
1.加齢に伴う摂食嚥下の変化
2.疾患別の摂食嚥下障害の特徴
4 診断・評価
1.オーラルフレイルの判定基準
2.摂食嚥下障害の判定基準
5 予防
6 リハビリテーション治療
1.嚥下間接訓練
2.嚥下直接訓練
3.摂食嚥下リハビリテーションにおける経口摂取の考え方
7 その他の治療
1.歯科的治療
2.栄養療法
3.薬物療法
4.外科的治療
8 連携
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
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11章 排泄障害
1 概要
1.排尿
2.排便
2 疫学,予後
1.排尿障害の有病率
2.排尿障害の予後
3.排便障害の有病率
4.排便障害の予後
3 病理,症候
1.排尿障害の要因
2.排便障害の要因
4 診断・評価
1.排尿機能の評価
2.排便機能の評価
5 予防
1.排尿障害の予防
2.排便障害の予防
6 リハビリテーション治療
1.排尿障害
2.排便障害
7 その他の治療
1.排尿障害
2.排便障害
8 連携
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主要疾患における高齢期の特徴
12章 生活習慣病
1 概要
1.生活習慣病とは
2.高血圧
3.脂質異常症
4.糖尿病
2 高齢期での特徴
1.高血圧
2.脂質異常症
3.糖尿病
3 診断・評価
1.高血圧の判定基準と降圧目標
2.脂質異常症の判定基準
3.糖尿病の判定基準と血糖コントロール目標
4 予防
5 リハビリテーション治療
1.高血圧に対する運動
2.脂質異常症に対する運動
3.糖尿病に対する運動
4.高齢者に対する運動の配慮やポイント
5.身体活動量の向上
6 その他の治療
1.生活習慣の是正
2.薬物療法
7 連携
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13章 心疾患,呼吸器疾患
1 概要
1.心疾患
2.呼吸器疾患
2 高齢期での特徴
1.心疾患
2.呼吸器疾患
3 診断・評価
1.心不全
2.虚血性心疾患
3.COPD
4.誤嚥性肺炎
4 予防
1.虚血性心疾患の一次予防
2.心不全疾患の二次予防
3.COPDの再発予防
5 リハビリテーション治療
1.心疾患患者に対するリハビリテーション
2.呼吸器疾患に対するリハビリテーション
6 その他の治療
1.心疾患患者のその他の治療
2.呼吸器疾患のその他の治療
7 連携
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
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14章 腎疾患
1 概要
1.腎臓の解剖と生理
2.腎臓の機能と障害
3.腎不全とは
4.慢性腎臓病(CKD)
5.CKDの原因
6.人工透析
2 高齢期での特徴
3 診断・評価
1.CKDの定義
2.代表的な血液検査
3.尿検査
4 予防
1.血圧管理
2.血糖管理
5 リハビリテーション治療
1.運動制限から運動推奨への転換
2.運動療法の内容
3.運動療法時のリスク
6 その他の治療
1.栄養療法
2.食塩管理
3.薬物治療
7 連携
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
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15章 がん
1 概要
1.がんの疫学
2.がんの予後
3.がんの病態
2 高齢期での特徴
1.加齢に伴う変化
2.身体的側面
3.栄養
4.認知機能
5.精神・心理的側面
6.社会的側面
3 診断・評価
1.高齢者機能評価(GA)
2.全身状態
3.日常生活活動能力
4.身体機能検査
5.サルコペニア,フレイル
6.栄養
7.認知機能,情動・気分評価
8.呼吸・循環機能検査,画像検査,生化学検査
9.がん関連性倦怠感,QOL
4 予防
5 リハビリテーション治療
1.がんのリハビリテーション診療ガイドライン
2.がんリハビリテーションの対象と目的
3.高齢期がん患者に対するリハビリテーションの考え方
4.リハビリテーションにおけるリスク管理
6 その他の治療
7 連携
老年医学の立場からセラピストを目指す学生の皆さんへ
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